ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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ドローン宅配 商機浮上 千葉の特区 楽天・イオンなど参加…

2016-04-12 23:06:46 | NewsPaper
国家戦略特区として
ドローンを扱うというのは
興味深いですね


本日の日経産業新聞から3面の総合欄からこの記事をピックアップ
『ドローン宅配 商機浮上
 千葉の特区 楽天・イオンなど参加』

ドローン宅配の実証実験が千葉市で始まった
という記事 関連>

ドローン研究の第一人者、野波武蔵千葉大学特別教授が
社長を務める自律制御システム研究所の機体を使用

イオンモール幕張新都心の屋上から150㍍離れた公園まで飛行
目的地の上空約10㍍に来ると、まるで息を整えるかのように
ゆっくりと地上に降り、無事にワインを運んだ

...といった実験を成功、今後の目標としては

スーパーやネット通販の商品を高層マンションが林立する幕張新都心の
各戸のベランダにドローンで直接届ける仕組みを2019年度までに構築すること

東京五輪までには実現させたいといった狙いもあるでしょうか

消費者にとっても便利ですが、企業側にとっては
配送人員不足の解消やトラック輸送コストの低減につながる
といった利点もあるようです


アマゾン・ドット・コムが有料会員向けに注文から1時間で配送する
といったサービスを手掛けているなかで、競合他社も遅れたくありません

プロジェクト参加企業の1社である楽天は自前で実験に取り組んでおり
来月にもサービスを開始する計画なんだとか

ちょっと前まではトラブル等で物議を醸していましたが
いよいよ本格的に運用する段階まで来たということですね

企業の生産性と消費者の利便性を高める官民連携のプロジェクトが
新しい物流網を構築する動きを加速させていきそうです