月に囚われた男

月に囚われた男
2009年イギリス　監督:ダンカン・ジョーンズ　キャスト:サム・ロックウェル
★★★☆☆

近未来。
クリーンなエネルギー源として、月の資源が活用されることになった。
サム（サム・ロックウェル）は、そのエネルギーを採掘するため、たった一人、3年間の契約で月の採掘場のメンテをする仕事に就いていた。
地球との直接通信はできず、話し相手は1台の人工知能コンピュータ。
任務終了まで2週間を残すある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する。
∞∞∞∞∞

メインとなる登場人物は一人。
広大な宇宙、華々しいテクノロジーとは裏腹に、孤独な宇宙。そこに従事する主人公。

人工知能とのやりとりはありますが、一人芝居がメイン。
演劇でありそうなシチュエーションです。

というわけで、まるで演劇でも観ているよう。
そう考えると、よくできてます。 かつて観た「サイレントランニング」を彷彿とさせる、極々、ローカルでロンリーな近未来ものでした。