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イチ、ニ、サンコンの支え愛、助け愛 オスマン・サンコン(栃木県 那須塩原市)

2019-01-27 01:07:12 | イベント
イチ、ニ、サンコンの支え愛、助け愛 オスマン・サンコン(栃木県 那須塩原市)
2019/1/26 講師:オスマン・サンコンさん 入場料:無料

西アフリカギニア生まれ。
1972年ギニア外務省に入省、同年大使館開設のため駐日親善大使として来日、8年間大使館に勤務。
その後、テレビ、ラジオ番組でも活躍。
2017年4月春の叙勲にて『旭日双光章』を受章。
∞∞∞∞∞

毎年、この時期に地元の自治体が主催する講演会。
去年は『松本ハウス』さん、おととしは『落合恵子』さん、その前は『松野明美』さんだったっけな。
なかなか面白い人を呼ぶんですよ。

この講演会は地元の社会福祉の式典のあとの記念講演として開催されるので、メインは式典。
そんなこともあって聴講者はお年寄りが多いのですが、これまでで一番、お年寄り受けが良かったような気がします。





まず、出てきてあの笑顔、そして肌の黒さで「うわぁ~」と会場は歓迎のどよめき。
たどたどしい話し方が、なんとも親しみがあるというか、お年寄りの心を打つのか、みなさん暖かく迎え入れた感じで始まりました。

お話はサンコンさんの略歴から、ギニアの家族の話、日本でとまどった話から助け合いの話。
特に大家族のお話や、自然のお話は面白かったです。



サンコンさんは「日本は四季があっていいねぇ~」としみじみ言います。
「ギニアはずっと暑くて、雨季と乾季しかない。だから天気予報も単純。日本は四季があって、それが食べ物を多彩にして、料理にも反映する。いいねぇ~」と言ってました。
そして、ここ那須は自然が多く、温泉もあることを、鉄板ネタの「温泉に入っても、この色は落ちないけどね」というジョークを交えつつ、「木が多い」ことを感心していました。

とまぁ、お話は続くのですが、サンコンさん今年70歳だそうで、会場のお年寄りと同年代。
とても「やさしい」人柄の出た講演会でした。

最後、「『欲』を持ちすぎないように」とクギを刺したのは、70歳なりの経験からなのかな?

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

2019-01-26 11:57:41 | 映画
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
2018年アメリカ 監督:クリストファー・マッカリー キャスト:トム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン
★★★☆☆

盗まれたプルトニウムを用いて、三つの都市を標的にした同時核爆発の計画が進められていることが判明する。
核爆発阻止のミッションを下されたイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、犯人の手掛かりが名前だけという困難を強いられる。
タイムリミットが刻一刻と迫る中、イーサンの行動に不信感を抱くCIAが放った敏腕エージェントのウォーカーが現れる。
∞∞∞∞∞

上映時間147分。大作ほどではないですが、そこそこ長い作品。
でも、テンポよく進むので、するするっと観ることができました。

「ミッションインポッシブル」シリーズの「IMF」は、非情で孤独なスパイではなく、愛に満ち溢れたスパイ集団なので安心して観ていられるのですが、ちょっとふんわり感はあります。

そんな「ふんわり」をビシっと締めるのがアクション。
特に50歳を超えたトム・クルーズさんの体当たりアクションは、いくらワイヤーやCGの補助があるとしても、いろんな意味で手に汗握り、

「がんばれ!」

と応援したくなっちゃいます♪
アンタががんばる限り、俺もがんばるよ!

あと、ヒロインのレベッカ・ファガーソンさん、美しいです♪

十戒

2019-01-24 08:15:33 | 映画
1956年アメリカ 監督:セシル・B・デミル キャスト:チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー
★★☆☆☆
 
エジプト王ラメシス一世は、新しく生まれるヘブライの男子をことごとく殺すという命を発した。
生まれたモーゼ(チャールトン・へストン)は母親の手でナイルの大河へゆりかごに隠されて生きながらえる。
王女に拾われたモーゼは、王女により立派に育てられた。
成長したモーゼがエジプト王子として勢力を得て来た頃、実子の王子ラメシス(ユル・ブリンナー)が権力をふるっていた・・・
∞∞∞∞∞

上映時間220分!
今年の年始は大作ばかり観てきましたが、そろそろ疲れてきました・・・

さて、本作。「出エジプト記」のお話。
エジプトの王にユルブリンナー、預言者のモーゼにチャールトン・ヘストン。
二大スターの共演。このころのスターは二枚目と言うより、無骨な男も惚れるような俳優なのでカッコ良さがハンパないです。
女優陣も、モーセの妻セフォラを演じたイヴォンヌ・デ・カーロをはじめ、なんとも肉感的で艶っぽい布陣。

とまぁ、史劇としてどうこうより、スターに目が行く作品。
その他の群衆やお話の作り込みは、ちょっと雑っぽく見えました。
もちろん、CGもない当時、壮大な画面づくりは「たいしたものだなぁ」と思いました。

天地創造

2019-01-23 08:26:45 | 映画
天地創造
1966年アメリカ、イタリア 監督:ジョン・ヒューストン キャスト:マイケル・パークス
★☆☆☆☆

はじめに神は天と地とを創造された。
・・・禁断の木の実を口にしたアダムとイブは、知恵を得た代わりに楽園を追放される。そして地に悪徳がはびこった時、神は世界を水で洗い流すことを告げる・・・
聖書にそって、ノアの箱船、バベルの塔、ソドムとゴモラの滅亡など、『旧約聖書』の創世記、1章の天地創造から22章のイサクの生け贄までを描く。
∞∞∞∞∞

上映時間175分!
この映画も子どもの頃、よく「ゴールデン洋画劇場」でやってて、断片的に観た記憶はあるのですが、なにぶん子どもだったのでちんぷんかんぷん。
ただ、あの「ノアの箱舟」のシーンだけを強烈に記憶していた作品でした。

で、久々に観てみました。
いやぁ~大味。

「まんが日本昔話」ならぬ、「実写、世界昔話」って感じで、結構お金かけていそうなところも多いのに
「実写化したんで、よろしく」と言わんばかり。

「実写化」が目的になっているような作品でした。

新・北斎展(東京都港区六本木 森アーツセンターギャラリー)

2019-01-22 08:21:24 | イベント
新・北斎展(東京都港区六本木 森アーツセンターギャラリー)
会期:2019/1/17~3/24 入場料:一般1600円、大高生1300円、小中学600円
★★★★☆

北斎の代表作というと、「神奈川沖浪裏」を含む「冨嶽三十六景」シリーズ、19世紀のヨーロッパにおけるジャポニスムの流行の契機となった『北斎漫画』などが一般的に知られています。
が、これらは約70年に及ぶ北斎の画業のほんの一端にすぎません。
本展では、北斎の絵師人生を作風の変遷と主に用いた画号によって6期に分けて紹介します。
∞∞∞∞∞



じゃん。六本木ヒルズです。
都会って感じですよね~・・・なにしろ



東京のシンボル「東京タワー」がこんなにキレイに見えちゃう♪
そんな六本木ヒルズの52階。森アーツセンターギャラリーで開催中の北斎展です。

本展は北斎研究の第一人者「永田生慈」氏の永田コレクションから厳選。
それを
20~35歳頃の『春朗期』。勝川派の絵師として活動。
36~46歳頃の『宗理期』。勝川派を離れて肉筆画や狂歌絵本の挿絵で活動。
46~50歳頃の『葛飾北斎期』。読本の挿絵に傾注。
51~60歳頃の『戴斗期』。「北斎漫画」などの絵手本を手掛ける。
61~74歳頃の『為一期』。「冨嶽三十六景」などの錦絵の揃物を多く制作。
75~90歳頃の『画狂老人卍期』。肉筆画に専念。

の6期に分けて展示されてます。
浮世絵展、北斎展は、私も何度か観たことありますが、圧倒的な展示作品数。
しかも「北斎」だけですからね。



驚くのは、晩年になるほど進化していること。
最期の『画狂老人卍期』なんて、70歳から90歳ですよ!!!
最後にどーんと展示されている『弘法大師修法図』なんて、80歳後半の作品。
どんだけ体力と画力有り余ってんだよ!って感じです。

そんな迫力の作品を観て会場を出ると



これまた美しい東京の夜景。新宿方面でした♪