猫の気持ちになってみろ

愛猫「チコ」がぷるぷるしてます

マレフィセント

2015-01-25 22:19:23 | 映画

マレフィセント
2014年アメリカ 監督:ロバート・ストロンバーグ キャスト:アンジェリーナ・ジョリー
★★★★☆

とある王国のプリンセス、オーロラ姫の誕生祝賀パーティー。
幸せな雰囲気があふれるその会場に、邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が出現し、オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけてしまう・・・
∞∞∞∞∞

ディズニーアニメ『眠れる森の美女』でオーロラ姫に呪いをかけた悪役、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジーです。

とにかく映像が美しい。「アバター」を彷彿とさせる妖精の世界やら、マレフィセントの飛翔シーン、人間と妖精との戦闘シーン。
どれをとっても「ファンタジー」と言うにふさわしい美しい映像です。

そんな美しい映像に負けないくらいの美しさが、アンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントと、エル・ファニング演じるオーロラ姫。
映像は美しく、女優も美しく、お話もテンポよく進み、あれよあれよという間に終わっちゃいます。なにしろ90分ですからね。

というわけで、『眠れる森の美女』のお話を知っているのが前提なのか、ちょっとお話としては唐突感があります。
『眠れる森の美女』を予習してから観ることをオススメします。


PK

2015-01-20 00:22:39 | 

PK
刊:講談社(2012/3) 著:伊坂幸太郎
★★☆☆☆

彼は信じている。時を超えて、勇気は伝染する、と・・・
―人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。
その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。
勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。
読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。
∞∞∞∞∞

伊坂幸太郎さんの作品は、映画では何本か見たことがあるのですが、本で読んだのは初です。

伊坂ワールドというのか、いくつかのストーリーが最後につながる。という内容なのですが、通勤中にコマギレで読み進めていたので、正直混乱・・・
よく理解ができずに読了。という感じでした。

一気読みをオススメです。


土門拳 二つの視点(東京都港区 フジフィルムスクエア)

2015-01-19 00:21:56 | イベント

土門拳 二つの視点(東京都港区 フジフィルムスクエア)
会期:第一部『こどもたち』2014/10/1~12/1、第二部『風貌』2014/12/2~2015/2/2 入場無料
★★★☆☆

日本を代表する写真家・土門拳の作品から、「人」をとらえた写真を2カ月ずつ、2部にわたり展示いたします。
∞∞∞∞∞

東京ミッドタウンにある



『フジフィルムスクエア』です。写真クラブの発表会やったり、有名なセンセの写真を展示したりしてます。
と言っても、写真美術館というより、ショールームです。

歴代のフジフィルム製の写真機なんかも展示してあって、なんと言っても「写ルンです」とか「ポケットカメラ」「クールピクス」などの名作も展示してありました。

あ、そうそう、本題は「土門拳さんの写真展」ですね。
文化人などの有名人の肖像写真ですが、どれも雰囲気のある写真でした。


天才陶工 仁阿弥道八(東京都港区 サントリー美術館)

2015-01-18 00:04:56 | イベント

天才陶工 仁阿弥道八(東京都港区 サントリー美術館)
会期:2014/12/20~2015/3/1 一般:1300円、大学・高校生:1000円、中学生以下:無料
★★★★☆

仁阿弥道八(にんなみどうはち)(1783~1855)は、京都の陶工・高橋道八家の二代目にあたり、清水五条坂を拠点に活躍した京焼の名工です。茶道具から、食器、置物など彫塑的な作品にいたるまで多くの魅力的な作品を残しました。
本展では、鋭い観察力と卓越した技量を駆使して、真摯に作陶に向き合った仁阿弥道八の技とユーモア冴えわたる作品の数々を一挙にご紹介します。
∞∞∞∞∞ 

六本木のミッドタウンにある「サントリー美術館」です。
私は千代田線を使って、乃木坂駅から行きました・・・そしたら!



じゃん。乃木坂46のポスターが、どわーっと貼ってありました。

で、ミッドタウンに行って、本展。
私、『仁阿弥道八』さんという人は知らなかったのですが、有名な陶工らしいです。
で、本展を見ると、これでもかッ!てほどの多作。
茶碗から、日常の陶器、香炉、置物などなど、オリジナルから模倣作まで、とにかく

ワシに作れないモノはないんじゃ!

と言わんばかりの多作。その数と種類に圧倒されます。
正直どれも「高尚」な感じではなく、むしろホッとするような親しみやすさがあります。

一見の価値あり。でした。


雪と月と花(東京都中央区 三井記念美術館)

2015-01-17 23:41:23 | イベント

雪と月と花(東京都中央区 三井記念美術館)
会期:2014/12/11~2015/1/24 一般:1000円、大学・高校生:500円、中学生以下:無料
★★★★☆

新年に相応しく当館の代表的名品である国宝「雪松図屏風」(円山応挙筆)を展示します。
今回の展覧会では、雪月花をテーマに取り上げ、館蔵作品のなかから「雪と月と花」が描かれた絵画や工芸品、銘が付けられた作品を選び、日本美術における雪月花の世界を垣間見ていただきます。
∞∞∞∞∞



日本橋にある三井記念美術館です。初めて行きました。

なんと言っても呼び物は、国宝「雪松図」。
屏風にしっかりとした雪をかぶった松が描かれているのですが、遠くから観ると、まるでそこに庭があるよう。
それも、金色のバックに映える松なので、どーんと存在感あります。

と、まぁ、呼び物の国宝がすばらしいのは置いておいて、初めて本美術館に行って驚いたのが・・・

「三井財閥、どんだけ金持ってんだよ!?」

って感じ。
展示してあるコレクションは、どれも三井家所蔵のモノで、さらに貴重かつ美しいものばかり。
茶器やら、掛け軸やら、国宝以外にもたくさん見どころがあるのでした。