横道世之介
2016年日本 監督:沖田修一 キャスト:高良健吾、吉高由里子 原作:吉田修一
★★☆☆☆
長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。
頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子(吉高由里子)と付き合い始めるが・・・
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男版「あまちゃん」というか、なんつーか、
「良い人柄で素直な人のおかげで、まわりのみんなが変わっていく」
というお話。原作読んでの観賞です。
原作には忠実。
ただ・・・長い・・・160分ですよ!!
正直、夜中にDVDで観賞していたのですが、途中何度も眠ってしまい、3日間ほどかけて見終わりました。
あと、ちょっとキャストがミスマッチな感じ。
高良健吾さんじゃちょっといい男過ぎだし、吉高由里子さんではお上品にちょっと届かない感じ。
・・・って、原作読んだから思うことなので、原作読まずに観たらよかったかな?と思うのでした。
ガッチャマン
2013年日本 監督:佐藤東弥 キャスト:松坂桃李、綾野剛 原作:タツノコプロ
★★☆☆☆
21世紀初頭。謎の侵略者によって、たったの17日間で地球の半分が壊滅的な被害を受ける。
侵略者から地球を守るため、特殊エージェントとしての訓練を受けた「ガッチャマン」が立ち上がる。
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「ごくせん」「カイジ」を監督した日本テレビおかかえの佐藤監督の日テレ映画。
戦闘シーン盛りだくさん!・・・てか、そればっか!!!です。
CGにより東京が破壊されるシーンも「リアルで大迫力」というより、いささか「またか」的な感じ。
取ってつけたようなドラマもチープで、陳腐。
そしてなにより、ベルク・カッツェがぁぁぁぁ・・・・
バカの壁
刊:新潮社(2003/4) 著:養老孟司
★★★☆☆
見えない「壁」がわかると世の中が見えてくる。気が楽になる。
「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。
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もう10年も前にベストセラーになった本。
話題になった当時読みましたが、また最近読み返したくなって読んでみました。
ありますよね~「バカの壁」。
コミュニケーションがうまく取れない。と悩んだ時、解決にはなりませんが、気が楽になる一冊です。
ジャッジドレッド
2012年イギリス/南アフリカ 監督:ピート・トラヴィス キャスト:カール・アーバン
★★☆☆☆
凶悪犯罪が多発するメガシティ・ワン。
そこでは、陪審員、裁判官、刑執行全ての権限を与えられた集団ジャッジが、街の治安を維持していた。
ジャッジの精鋭ドレッドは、7万5,000人もの敵を相手に戦う決意ことになる・・・
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今から18年も前にシルベスタースタローンで映画化された作品のリメークだそうです。
スタローン版も観たと思うのですが、全く記憶なし。で本作を観ました。
マスクを外さない主人公は、口元がスタローンそっくり。なんか意識しているようです。
で、作品の方ですが、ちょっとグロい表現が目立つものの、あれよあれよと終了。
ドレッド強すぎ!まぁアメコミが原作のようなので、これでいいのだ。
スカッとするには、ちょっと暗く、陰湿さを楽しむには単純アクションな作品でした。
みなさん、さようなら
2012年日本 監督:中村義洋 キャスト:濱田岳、倉科カナ、波瑠 原作:久保寺健彦
★★★★☆
1981年、小学校を卒業した13歳の悟(濱田岳)は、ある事件をきっかけに団地の外へ一切出ずに生活していくことを宣言する。
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奇妙な設定の、奇妙なお話し。
ですが、私も団地族だったので、昨今の団地内商店街の衰退や、ちりぢりになった友人たちなど、共感したり懐かしく思う場面も多かったです。
結局、広い世界、狭い世界を決めるのは自分なのだ。というメッセージが込められているようですが、まぁ、堅苦しいことは抜きにして、濱田岳さんの演技と、倉科カナさん、波瑠さんとのラブシーンは、ある意味かなりエロい。必見です。