猫の気持ちになってみろ

愛猫「チコ」がぷるぷるしてます

SPRINT 最速仕事術

2017-06-25 00:04:17 | 
SPRINT 最速仕事術
刊:ダイヤモンド社(2017/4) 著:ジェイク・ナップ
★★☆☆☆

グーグル式、最速で最も重要なことをする仕事術!
アイデアの発案から問題点の発見、解決、検証まで、すべてを全力疾走(スプリント)で行い、たった5日で世界を変えるすごいものを生み出す方法。
∞∞∞∞∞

1週間(実際は月曜から金曜までの5日間)で、結果を出す!仕事術。

KJ法とか、インタビュー法とか、いくつかある手法を
体系的に5日間の時間軸でまとめたようなハウツー本でした。

ま、このとおりに進めば良いんだけど・・・強い信念をもって進めるしかないですね。

発達障害

2017-06-24 22:56:41 | 
発達障害
刊:文春新書(2017/3) 著:岩波明
★★☆☆☆

「人の気持ちがわからない」「同じ失敗を繰り返す」「極端なこだわり」・・・
ASD、ADHD、アスペルガーの謎に迫る!
∞∞∞∞∞

ま、「謎に迫る」というか、
発達障害のうちの「自閉症スペクトラム(ASD)」、「注意欠如多動性(ADHD)」について、
どんな症状を言うのか?についてまとめられている本でした。

永い言い訳

2017-06-18 21:40:12 | 映画
永い言い訳
2016年日本 監督:西川美和 キャスト:本木雅弘、竹原ピストル 原作:西川美和
★★★★☆

人気小説家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)の妻が、バス事故によりこの世を去ってしまう。
しかし夫婦には愛情はなく、幸夫は悲しむことができなかった。
ある日、幸夫は夏子の親友で旅行中の事故で共に命を落とした「ゆき」の夫・大宮陽一(竹原ピストル)に会う。
ひょんなことから、幸夫は大宮の家に通い、幼い子供たちの面倒を見ることになる。
∞∞∞∞∞

なかなかの俳優陣。
本木さん、竹原ピストルさん、子役さんも、すばらしい演技。

夫婦といえど他人、肉親といえど他者。
でも、他者とのかかわりがないと、私たちは生きていけないのね。
という作品でした。

葛城事件

2017-06-17 16:14:51 | 映画
葛城事件
2016年日本 監督:赤堀雅秋 キャスト:三浦友和、南果歩
★★★★☆

父親から受け継いだ小さな金物屋を懸命に切り盛りし、マイホームを手に入れ、妻の伸子(南果歩)と共に二人の息子を育て上げた葛城清(三浦友和)。
しかし、引きこもりだった次男は、8人を殺傷する無差別殺人事件を起こして死刑囚になってしまう。
長男は自殺。妻は精神病院に入院。そして、死刑反対の人権派団体の女性があらわれ、次男と獄中結婚をする・・・
∞∞∞∞∞

無差別殺傷事件「附属池田小事件」の犯人、宅間守の家庭がモデルの作品。
ぞぞぞぞわっとするような家庭です。

本作はあくまで「宅間守」をモデルとしていますが、フィクション。
ネットなどに(真偽のほどは分かりませんが)「宅間守」の生い立ちや家庭の話が載っているので、
読んでから観る、観てから読む、どちらでも良いのですが、違いを理解したほうが良いかもしれません。

なにしろ、ぞぞぞぞわっとする家庭ですから・・・

2017-06-14 19:05:29 | 映画

2017年日本 監督:河瀬直美 キャスト:永瀬正敏、水崎綾女
★★★☆☆

視覚障害者向けに映画の音声ガイドを制作している美佐子(水崎綾女)は、仕事を通じて弱視のカメラマン雅哉(永瀬正敏)と出会う。
症状が悪化し、視力を失いゆく雅哉。
美佐子は徐々に雅哉に惹かれ行く・・・
∞∞∞∞∞

「あん」の河瀬直美監督で撮られ、主演は永瀬正敏さんです。
でも、全然違う作品でした。

「あん」が、障害(難病)というベースラインに悲しくもつらい人生や歴史を積み重ね、その先に明るさと切なさがあったのですが、
本作は、ちょっと、そういうベースラインのところが浅い、というかあいまい。
Yahoo映画のジャンルに「ロマンス」ってあるように、なぜか「ロマンス」。

河瀬監督の役者を追い詰めて絞り出すような演技をしている感じや、独特の映像表現にはグっと来るものがあるのですが、
ストーリーや登場人物に引き込まれる感じがありませんでした。

ま、ハードルを高くして期待し過ぎたって、感じだったかもしれません。
良い作品だと思うのですけど。