猫の気持ちになってみろ

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GANTZ ~前編~

2011-01-30 20:53:36 | 映画

GANTZ ~前編~
2010年日本 監督:佐藤信介 キャスト:二宮和也、松山ケンイチ 原作:奥浩哉
★★★☆☆

就職活動中の大学生の玄野(二宮和也)。彼はある日、地下鉄の駅で幼なじみの加藤(松山ケンイチ)を目撃する。
加藤は、線路に落ちた酔っぱらいを助けようと、線路に飛び降り、そこに居合わせた玄野も加藤を助けようとするが、二人は電車に轢かれ・・・

二人は、黒い謎の球体『GANTZ』の前にいた。
『GANTZ』は、一度死んだ彼らに「星人」と呼ばれる敵との死闘を強いる。
∞∞∞∞∞

原作の予備知識なし、で観ました。

ノルウェイの森とは、まったく違う表情の松ケン。機敏な動きのニノ。そして、最近なにげによく見る、田口トモロヲさん・・・と言う布陣で、不思議な物語は始まります。

ま、かなり長編のコミックを無理矢理短くしているのと、そもそも本作は「前編」ということもあって、いろいろ理解に苦しむ部分はあるのですが、まぁ、ハリウッド並みのアクション映画を日本でも作れるようになったァ~って感じがしました。

前編では、なぜGANTZがあるのか?なぜ戦うのか?なぜ星人がいるのか?など、全然わからないのですが、後編ではこのあたりが明かされるのを期待です。

ところで、劇場にいたジョシコーセーが、

「やっぱ本郷(奏多)クンだよね~」と言ってました。

なるほど、ジョシコーセーから見たら、松ケンや、ニノは「おっさん」ですな。


アウトレイジ

2011-01-30 05:32:45 | 映画

アウトレイジ
2010年日本 監督:北野武 キャスト:ビートたけし、椎名桔平
★★☆☆☆

関東一円を取り仕切る山王会組長の関内(北村総一朗)は、若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組と村瀬組を抗争分裂させるよう命令する。
村瀬組の配下である武闘派集団の大友組の組長、大友(ビートたけし)は、そんな中、汚く、厄介な仕事ばかりを任され、ついに・・・
∞∞∞∞∞

北野監督の原点、バイオレンスモノです。
ボッコンボッコン人が殴られ、ガッツンガッツン人が死んでいきます。

ただなァ~バイオレンスと言っても、『その男、凶暴につき』ほどドラマ性がないし、『BROTHER』ほど迫力がないんだよな・・・
抗争モノと言っても、名作『仁義なき戦い』シリーズほど、悲哀もないし・・・

役者さんたちも、普段ソフトな役をやっている人も、マジメな役をやっている人も、とにかく引っかき集めて、「バカヤローテメー」って言わせて不良っぽく見せている感じ。
どうにも安っぽい・・・というか、違和感の方が、目に付いちゃう感じです。

構成のスピード感だけが、唯一の救いという作品でした。

ところで、三浦友和さんは、好きな俳優さんなんだけど、なんでもこなしますね。本作でも重要な役をやっていますが、『沈まぬ太陽』の方が怖かったな・・・


神様のカルテ

2011-01-29 15:26:44 | 

神様のカルテ
刊:小学館(2009/8) 著:夏川草介
★★★☆☆

栗原一止は信州の地方病院で働く内科医である。
かれこれ5年目になるが、ここでは常に医師が不足しているので、専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。
激務の毎日の中、大学病院への誘いを受ける。そんなとき、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物をもらう・・・
∞∞∞∞∞

2010年本屋対象第二位!櫻井翔クン、宮崎あおいチャンによる映画化決定
と華々しいニュースのある本書ですが、著者は主人公と同じく現役の地方病院に勤務する医師。

それだけに、文章や話の展開より、「お話」に説得力と強い意志を感じます。

激務をこなしてこそ、見えてくる「愛」ってあるよね~ってお話。
主人公の「一止」は、一風変わっていて言葉も古めかしい言い回しをするけど、彼を取り巻く人も、ちょっとかわっていて、愛に満ち溢れている。

そんな、こころ温まるお話でした。


孤高のメス

2011-01-17 01:21:01 | 映画

孤高のメス
2010年日本 監督:成島出 キャスト:堤真一、夏川結衣 原作:大鐘稔彦
★★★★☆

1989年。市民病院に、腕は一流の外科医、当麻(堤真一)が赴任する。
大学病院の顔色ばかりを伺い、本来の医療にすら影響の出る地方病院の現状をよそに、次々と困難なオペに取り組み、医師としてやるべき仕事にまい進していく。
しかしそんな中、当時違法となっている肝臓移植手術を施すべきか否かの選択を迫られ・・・
∞∞∞∞∞

本作は、技術、構造的な問題から、マトモな手術ができなくなってしまった、地方の市民病院に勤めるナース、中村(夏川結衣)の閉塞感から始まります。

そこへ、頭脳明晰、腕は一流の外科医の赴任。
中村は、その圧倒的な技術力と、真摯に患者と向き合う姿に、いつしか、当麻に近づきたい、もっと役に立ちたいと思う気持ちが芽生え・・・
というサブストーリーが織り込まれています。

尊敬の念から、いつしか「愛」へと変わる姿。と、言っても安っぽい「恋物語」ではなく、
純愛。
作品から「愛」という言葉は一つも出てきません。

そこがいい。

日々直面する問題と、地域医療、臓器移植と言った大きな問題を、優れた腕で振るう「孤高のメス」で立ち向かう医師の姿と、それを支えるスタッフのドラマに感動です。


バイオハザードⅢ

2011-01-15 19:03:35 | 映画

バイオハザードⅢ
2007年アメリカ 監督:ラッセル・マルケイ キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ
★★★☆☆

T-ウィルスの感染は全世界へ広がり、その影響は人間のみならず、地上は砂漠化していた。
T-ウィルスを作ったアンブレラ社の陰謀を阻止するため闘うアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、かつての仲間、カルロス(オデッド・フェール)と生存者一団に遭遇する。
∞∞∞∞∞

「アイ・アム・レジェンド」と「マッドマックス2」を足して2で割ったような作品。
ですが、ゾンビとの格闘シーンは、なかなかの迫力です。

「ミラ・ジョヴォヴィッチ」って、インタビューで話す姿はバ○そうですが、演技だと、これほど強い演技ができるとは・・・
彼女の七色に光る目は、なんとも魅力的です。

分かりやすく、迫力があったので、★は3つ。
ところで「ミラ・ジョヴォヴィッチ」と「リンダ・エヴァンジェリスタ」ってそっくりだな♪


↑ミラ


↑リンダ♪

私の世代は、リンダの方が馴染みあるんだよね。ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォードなんかと同じ世代で、バブル期の日本でも活躍していたからなァ~