猫の気持ちになってみろ

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終戦のエンペラー

2013-07-30 06:33:37 | 映画

終戦のエンペラー
2012年日本/アメリカ 監督:ピーター・ウェーバー キャスト:トミー・リー・ジョーンズ、マシュー・フォックス 原作:岡本嗣郎
★★☆☆☆

1945年8月30日。
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の司令官としてダグラス・マッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が日本、厚木基地に上陸した。
彼は日本文化に精通している部下ボナー・フェラーズ(マシュー・フォックス)に、天皇の処遇についての報告書を10日間で完成させることを命じるのだった。
∞∞∞∞∞

宇宙人ジョーンズが日本を征服して、統治する話です・・・ウソです。

マッカーサーがフェラーズって人に、「天皇を裁判にかけない証拠を、10日以内に見つけ出せ」と言って、フェラーズって人が右往左往する話でした。

う~ん・・・ビミョーな作品。
今時、『戦後の焼け野原の日本』なんてのはCGでいくらでも作れるので、よくできてはいても、さほど驚きに値するものではない。
『西洋人からフシギな国、ニッポン』って感じも、イマイチ表されている感じがしない。
初音映莉子さんは美しいのですが、「このラブストーリーは必要か?」「それよりミチ・カワイでしょ」って突っ込みたくなるハリウッド的な構成にげんなり。
な感じでした。

ただ、それでもラストの天皇のお言葉「戦争の全責任は私にある」というシーンには、天皇崇拝者ではない私でも、ジーンと来るものがありました。

「戦争は始めるより、終わらせる方が何倍も難しい」ということが良く分かる作品。
若い人には観ておいてほしいと感じる作品です。


遊ぶ シュルレアリスム展(東京都新宿 損保ジャパン東郷青児美術館)

2013-07-29 00:38:53 | イベント

遊ぶ シュルレアリスム展(東京都新宿 損保ジャパン東郷青児美術館)
会期:2013/7/9~2013/8/25 入場料:一般1000円、大・高校生600円
★☆☆☆☆

シュルレアリスムの軽やかでユニークな「遊び」の諸相に焦点をあてます。
国内外のコレクションから、多彩な作家の絵画、写真、彫刻、オブジェのほか、雑誌・書籍などの資料をふくむ約200点を一堂に展示し、不思議な出会いにみちたシュルレアリスムの魅力に迫ります。
∞∞∞∞∞

損保ジャパンビルの42階にある美術館です。入り口の手前からは、この眺め。



残念ながらこの日は曇り空でしたが、この景色見るだけで、ちょっと得した気になります♪

さて、本展覧会ですが、私としてはちょっと期待外れ。
だって、「シュルレアリスム」といえば岡本太郎でしょ!でも本展覧会には出てないんですよね~
そこが私的にはポイントダウンです。

出展作品は「マン・レイ」、「ダリ」、「ピカソ」、「マグリッド」・・・など有名どころもあるのですが、全体的に、ちょっと小ぶりな感じがします。

で、企画展を全部観終わると、最後に常設の・・・



ゴッホの「ひまわり」。バブル真っただ中の1987年に58億円で落札したので話題になったやつです。
ま、金銭的な価値はともかく、さすがの作品。圧倒的な存在感がありました。

というわけで、結局、「ひまわり」に持って行かれた感じです。


ルーヴル美術館展 地中海 四千年のものがたり(東京都上野 東京都美術館)

2013-07-28 15:38:13 | イベント

ルーヴル美術館展 地中海 四千年のものがたり(東京都上野 東京都美術館)
会期:2013/7/20~2013/9/23 入場料:一般1500円、学生1300円、高校生800円
★★★★☆

「地中海」をテーマに企画し、西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的・空間的な広がりを、ルーヴルが誇る200点を超える収蔵品で展観。
目玉は、美しすぎる古代彫刻の傑作「アルテミス、通称 ギャビーのディアナ」。
∞∞∞∞∞

まず言っておきたいのは、『ディアナ』美しすぎです♪
もう、これを観るだけでも、本展示会は行く価値アリ!

本展示会は、地中海を中心に・・・てゆーか、エジプトとギリシャとローマを中心とした交易と文化の数々を、たくさんの展示品で、これでもかッってほどの圧倒的な歴史、技術、文化の深さを見せつけてくれます。

だって、紀元前2000年くらいから19世紀中盤くらいまで。それはそれは美しい装飾品や彫刻の数々。
紀元前2000年ったら、日本だったら縄文時代。三内丸山遺跡くらいですかね。

特に多いのは、彫刻。日本だと木彫りの彫刻なんでしょうが、このあたりの文化は大理石の彫刻。
保存状態が良くて、いまにも動き出しそうな躍動感もあふれています。

そんなわけで、「美術展」というより「博物展」の様相が強いのですが、美術的価値も高い品々。
時空を超えた圧倒感満載です。


『あまちゃん』を巡る旅 その2(東京都 渋谷NHKスタジオパーク)

2013-07-27 08:34:13 | 観光

『あまちゃん』を巡る旅 その2(東京都 渋谷NHKスタジオパーク)

さて、続いては総本山。NHK!でがす。
『NHKスタジオパーク』(入場料 一般200円)へGO!きっとオープンセットを見ることができるに違いありません!

と・・・チケットを渡して入ると、程なく・・・



ドハ!あまちゃん展開催中です!題して『連続テレビ小説「あまちゃん」じぇじぇじぇ~展 Part2』ですッ!
それほど、大きいコーナーではないのですが



大吉っつあん、います。



『リアス』、あります。



潮騒のメモリーズ看板(実物大)、ありますッ!!!

のファンには涙ものの数々の展示。さらには





アメ女のポスターやら、CDジャケやら、グッズなど!小道具のクオリティの高さに驚かされます。
ここにご紹介した以外にも、おぉッ!という展示があるので、「あまちゃん」ファンは今月末まで。急げ!です。

さてさて、NHKスタジオパークもそれなりに面白かったのですが、残念ながら「あまちゃん」セットは見ることができず。セットは組まれているようですが、撮影に支障が出るのかカーテンで仕切られていて、見ることができませんでした。

最後に、ショップ。「あまちゃん」グッズは、お菓子やTシャツなどが売っていましたが、それほど「欲しいッ」って気にさせるモノがなくスルー。

最後にレストランで・・・なんと「あまちゃんセット」なるものが!
海鮮丼と「まめぶ汁」のセットで900円。こ、こ、これは!!!と思ったのですが、「まめぶ」が取り寄せのため、一日の販売数に限りがあるとのことで、売り切れでした。

残念!


『あまちゃん』を巡る旅 その1(東京都 谷中~上野)

2013-07-26 12:01:40 | 観光

『あまちゃん』を巡る旅 その1(東京都 谷中~上野)

毎朝楽しみな『あまちゃん』
昔懐かしく、テレビに合わせた生活リズムができて、家族そろって同じテレビドラマを話題にしています。

さて、そんな家族みんながファンの『あまちゃん』。今回、ロケ地へちょこっと行ってみました!
まずは、上野・・・ではなく、日暮里で山手線を降りて、谷中霊園を抜け、15分ほど歩くと・・・



ここ。どこでしょう?
ハイ。GMTのみんなが共同生活をしている『まごころ第2女子寮』でがす。
その正体は、谷中の閑静な住宅街の中にある



『大名時計博物館』。普段は、陶芸家の上口愚朗さんが収集した、江戸時代の大名時計が公開されているらしいです。
残念ながら、只今夏季休館中。次は10月1日に開館するようです・・・って、あまちゃんが終わってからなのね・・・

とそこへ・・・



にゃんが登場。そろりそろりとついていくと・・・



おや?ここは!?第93話で、奈落落ちした「まめりん」が、スタスタと寮を目指して歩いていたシーンのバックにあった



猫カフェぢゃないですか!?
こちら、残念ながら今月(7月)末で閉店だそうです。

「あまちゃん」気分が盛り上がった勢いで、さらに歩き、歩き、上野へ!
じゃ~ん



アメ横です!「あまちゃん」の横断幕があって、写真を撮る人もいます。
そして・・・



「東京EDOシアター」!!のロケ地、アメ横センター!!!です。
ちょっと入ってみると



おーこの階段。水口が「じぇじぇ!?ユイちゃんこないの!?」と叫んだところ。
階段の正面には



ドハ!がっつりロケ地のアピールです。
上野、盛り上がってました。