猫の気持ちになってみろ

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大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

2020-02-29 08:29:02 | 観光

大塚国際美術館(徳島県鳴門市)
入場料:一般3,300円、大学生2,200円、小中高生550円

鳴門の渦潮を見た後は、いよいよ本来の目的地「大塚国際美術館」へ。
まずは美術館入り口から800mほど離れた海沿いの駐車場に車を停めて、



無料送迎バスで入り口(トップ写真)に向かいます。
広島から新幹線とレンタカーを乗り継いで移動してきて、鳴門の渦潮まで見てしまったので、このときすでに午後3時。大塚国際美術館は5時まで。
バスに乗り込むとき「最低3時間かかりますが、よろしいですか?」と聞かれちゃいました・・・
っても、今日中にレンタカー返して、京都まで移動しないといけないので「ハイッ!」と言うしかなく、バスで入場口へ。

入り口はトップ写真のように、言うほど広そうな雰囲気が全くないのですが、入場してみてビックリ!



いきなり、なんだこのエスカレーターは!?秘密基地かよ!!??
この41mあるというエスカレーターを上ると



ドアがあり、このドアをくぐると、いよいよ美術館なのですが・・・ちょっとドアの先に見えているのが・・・



どどーん!いきなりシスティーナ礼拝堂(実物大)ですッ!!!だ、大迫力・・・
天井も



見事に再現。圧倒されます。で、このシスティーナ礼拝堂は



2018年の大晦日。第69回紅白歌合戦で米津玄師さんが「Lemon」を唄った場所。
あとで、当時の映像を見てみたら、はじめのエスカレーターから、キャンドルを両脇に置いて撮影していました。

いやいや、いきなりド圧倒っです!・・・って、いきなり目玉持ってきていいの?って思い、フロア案内を見ると



ハァ?ここ地下3階なの!??全5フロア・・・あと2時間弱・・・た、確かに、観て回れるんだろうか???
というわけで、駆け足で観て回ることに・・・





って、いきなりこんな・・・絵画だけでなく、礼拝堂まで再現されていて、つい見入ってしまいます・・・
すごい再現力!

特徴的なのは、これらの再現作品がすべて「陶板」ということ。
陶器の板に絵柄を焼き付けるというものらしく、2000年以上退色や劣化をしないという技術。



モナリザだって・・・



触れちゃいます!驚くのは、画材のでこぼこまで再現されていること。色だけでなく、絵画の質感まで再現してます。
ただ、陶板の大きさに制約があるのか



大きい絵画だと



こんな感じで、複数枚の登板で構成されていました。
さて、そんな陶板絵画が、これでもかッ!ってほど



展示されてます。ダヴィンチ、レンブラント、ルーベンス、ルノワール、モネ、マネ・・・・もう、駆け足でも見てるので、だんだん価値すらわからなくなってきました・・・







ゴッホの「ひまわり」は一堂に会していますし







モネの睡蓮なんて、巨大な陶板の睡蓮の壁が外に展示されていて、モネの自宅の庭のようです。

と、まぁ、そんな感じで超駆け足で観て回って、ギリギリ閉館時間までにひととおり見終わって、レンタカーに乗って100kmの道のりを戻って



夕暮れの明石海峡大橋を渡って、神戸に戻り、次は京都に移動したのでした。
駆け足でしたが、面白かったです。


渦の道(徳島県鳴門市鳴門町)

2020-02-28 06:54:25 | 観光

渦の道(徳島県鳴門市鳴門町)
入場料:大人510円、中高生410円、小学生260円

さて、広島をあとにして、一路、新幹線で1時間。





「新神戸」です。
ここから、次に目指すは徳島!大塚国際美術館!!!
レンタカーを借りて、片道約100km。日帰りしますよ!

神戸市内を抜けて、高速へ。しばらく走って





じゃん。「明石海峡大橋」です!全長3,911mの世界最長の吊り橋を超えると、「淡路島」突入!



渡りきってすぐに、神戸淡路鳴門自動車道のサービスエリア「淡路」があります。



ここから明石海峡大橋やら、明石海峡を行き交う船が一望。絶景です。
見渡してみると



この、ぽっこりした小山のような島、「絵島」
約2千万年以上前の砂岩層が露出しているこの小島。「古事記」に出てくる「国生み神話」によると・・・

その昔、イザナギとイザナミって神様が、剣を海に入れてぐるぐるっとかき回して、引き上げたときにポチャんと滴り落ちたしずくからできた島々が、その後の、四国やら九州になったとのこと。
そのしずくからできた島々の中でも、一番初めにできた島が「オノコロ島」。
この「オノコロ島」が、こちら「絵島」という説があるそうです。
つまり!この「絵島」は日本列島の中で、一番初めにできた島っつーことですッ!!!

と、サービスエリアだけで十分楽しんだあとは、高速道路で淡路島縦断。



「大鳴門橋」を超えて、四国は徳島県に到着!です。
せっかく「鳴門」なので、









ぐるりと大鳴門橋をまわって、橋の下にある「渦の道」なる「鳴門の渦潮」を見る施設へ。
入ってみると・・・



まさに橋の下!長い遊歩道を歩くと、鳴門の渦潮の真上に出る感じ。
「鳴門の渦潮」っつーと、「ぐるぐる」なわけですが、瀬戸内海と紀伊水道の干満差でできる自然現象なので、決まった時間に見えるわけです。
ちょうど、私たちが到着した時間は潮目が変わる時間帯で、遊歩道から海を見ていると



きたきたきたきた!なんていうのか、渦、ってより海水が逆流しているって感じ。





遊歩道の床に空いた窓からは、不思議な水流が見えます。確かに「渦」ってるところもあるような・・・



こんな間近に行く観光船もあるのね。
いやいや、自然って不思議・・・結構、見てて飽きないスポットでした。


はっさく大福(もち菓子のかしはら)

2020-02-27 08:13:49 | グルメ

はっさく大福(もち菓子のかしはら)

ここ最近、ひそかに広島名物と言えば



「はっさく大福」(160円)。
広島駅のおみやげコーナーや、コンビニに売ってます。
ただ、こちら、賞味期限が2~3日と短く、広島県以外ではほとんど売っていないようで、県外者からすると「レア商品」です。

手のひらにちょこんと乗るサイズの大福を食べてみると・・・お!美味しい。
薄いみかん餅でつつまれた、はっさくの房と白あんは「ザクっ」っと、はっさくならではの食感が絶妙♪
広島だとコンビニでも売ってるのに・・・

あと、広島といえば「もみじ饅頭」



こちらは老舗「にしき屋」さんの「生もみじ」。
もっちり食感が美味しかったです。


お好み焼き 八昌(広島県広島市)

2020-02-26 06:54:24 | グルメ

お好み焼き 八昌(広島県広島市)

広島お好み焼きの超有名店です!
って、「有名」ってだけでなくて、ホント美味しい!!!
私、15年ほど前に広島にのべ1年に渡って出張に行っていたことがあるのですが、行くたびに通っていたお店。
なにしろ、味が違うのですよ!ホント!!!

と、私の記憶はノスタルジーなのか?15年ぶりに来てみました。
場所は広島市街の「薬研堀」。
平和公園からは本通りをずんずんずん抜けて、さらにさらに行って



風俗街、スナック街を抜けたところ。ありました!!!
店構えは変わらん!!!

注文は「そば肉玉」(800円)。





薄く延ばした生地にそば。なぜか必ず黄身が二つある卵を落とし、できあがり。
うま~い!!!変わらずの味。
そばなのか、卵なのか、生地なのか、キャベツなのか、なぜかすごく甘みのある味。

超うまい♪


広島平和記念資料館(広島県広島市)

2020-02-25 06:01:29 | 観光

広島平和記念資料館(広島県広島市)
入場料:大人200円、高校生100円、中学生以下無料

広島と言えば、こちら。





「広島平和記念資料館」です。
私は十年以上前に来たことがあるのですが、去年(2019年)4月、リニューアルオープンしたとのこと。
賛否両論あった、あのおどろおどろしかった被災・被爆を再現した人形展示がなくなったと聞いてますが、いったいどんな風になったのでしょう?

1階でチケットを購入。エスカレータで2階へ行くと



あらま。被爆直後の広島の街がぐるりと取り巻いていて、まるでタイムスリップしたよう。
リニューアル感満載です。
中央には



広島の被爆前の街並みがジオラマにプロジェクションマッピングされた映像。
以前来たときは、単にジオラマだったと思うのですが、プロジェクションマッピングされて、よりリアリティあります・・・と・・・



あ!?原爆が投下された!!!





午前8時15分。一瞬で街は崩壊。プロジェクションマッピングの映像を効果的に使って、爆心地や被爆後の状況を説明してくれました。



この資料館の特徴は、諸外国を含む他の「戦争博物館」と違って、とにかく民間人の頭上に投下されたということ、それによってたくさんの庶民の生活が崩壊されたことを切々と解説しています。

昨日まで日常を過ごしていた家族が、子どもが、一瞬にして消滅。
そして、その後も原爆症に苦しんでいることを切々と訴えています。
そこには、最先端の勇ましい兵器の陳列や、戦いの歴史はほとんど展示されていません。
それだけに、「もうこんな悲劇はこりごり」と感じました。

ある意味、おどろおどろしいマネキンより、グっと来ます。



ひととおりの被爆展示を見ると、そこには平和公園が一望。今の静けさが嘘のようです。
さて、お次は原爆開発の説明や広島復興の歴史の説明。





そして、2016年5月に核兵器保有国の現職の国家元首として初めて、平和記念公園と広島平和記念資料館を訪れた「オバマ大統領」のメッセージと、大統領に送られた折り鶴。



そして、2019年11月にヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりに広島市を訪れ、平和記念公園で開催された「平和のための集い」に参加したローマ教皇のメッセージと火を灯した燭台。



で展示終了です。

「平和」とはなんなんでしょう?「戦争」を終結させ「平和」にするために投下したと言っている「原爆」。
被爆者たちの犠牲の上に今の「平和」があるのは間違いないと思うのですが、はたして「平和」にするために民間人に投下すべき爆弾なんてあるんでしょうか?
なんて、久しぶりに考えさせれました。