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ゴッホ展~巡りゆく日本の夢~(東京都台東区上野 東京都美術館)

2017-11-29 00:23:18 | イベント
ゴッホ展~巡りゆく日本の夢~(東京都台東区上野 東京都美術館)
会期:2017/10/24~2018/1/8 入場料:一般1600円、大学生1300円、高校生800円、中学生以下無料
★★★★☆

1853年にオランダに生まれたフィンセント・ファン・ゴッホは、1886年にパリに移り、この地でさまざま刺激を受けながら、自らの絵画表現を模索していきます。
そこで大きな役割を果たしたものが、日本の浮世絵でした。

この展覧会では、ファン・ゴッホと日本との相互の関係に2部構成でスポットをあてます。

[第1部 ファン・ゴッホのジャポニスム]
ファン・ゴッホは、日本から如何なる影響を受け、如何なるイメージを抱いていたのか。国内外のコレクションから厳選したファン・ゴッホ作品約40点と、同時代の画家の作品や浮世絵など50点あまりによって、その実像を多角的に検証します。
[第2部 日本人のファン・ゴッホ巡礼] 
最初期における日本人のファン・ゴッホ巡礼を、ガシェ家の芳名録に基づいた約90点の豊富な資料によってたどります。日本を夢想したファン・ゴッホ。ファン・ゴッホに憧憬した日本人。交差する夢の軌跡をご覧ください。
∞∞∞∞∞

色彩の魔術師、炎の画家、ゴッホです。
そのゴッホが浮世絵の影響を受けていたのは有名ですが、あらためて(比較して)観てみると、すごく影響受けてますね!

ゾクゾクするほどのパワーを感じるゴッホの絵もすごいですが、
同時に、日本の浮世絵の完成度の高さもビンビン感じます。

本展覧会を観てから、国立西洋美術館で開催している「北斎とジャポニズム」を観ると面白いかもしれません。

福徳神社(芽吹稲荷)(東京都中央区日本橋)

2017-11-28 21:05:47 | 観光
福徳神社(芽吹稲荷)(東京都中央区日本橋)




日本橋です。



コレド室町の裏に



あります。「福徳神社(別名、芽吹稲荷)です!
なんでも、この神社、西暦860年ごろには今のところにあったようです。

そして、なんと言ってもここの目玉は、「宝くじ」当選祈願!
かつて江戸時代のころ、「富くじ」の発行が許された数少ない神社だったようです。

驚異の超絶技巧!(東京都中央区日本橋 三井記念美術館)

2017-11-27 20:27:57 | イベント
驚異の超絶技巧!(東京都中央区日本橋 三井記念美術館)
会期:2017/9/16~12/3 入場料:一般1300円、大学・高校生800円、中学生以下無料
★★★★☆

2014年に開催し大好評を博した「超絶技巧!明治工芸の粋」展の第2弾。
今回は七宝、金工、牙彫、木彫、陶磁などの明治工芸と、現代アートの超絶技巧がコラボレーション。
明治工芸を産み出した工人たちのDNAを受け継ぎつつ、プラスαの機知を加えた現代作家の作品に瞠目すること間違いなし!
∞∞∞∞∞

「神は細部に宿る」とは、まさにこのこと。と思わせる作品ばかり。
「アート」というより「技巧」「技術」の展覧会ですが、ここまで細部にこだわっていれば、もはや「アート」。
どれも、ため息が出るほどに細かい作りです。

こちらはアルミニウムの金工。



こちらは陶磁。



この他にも、木彫や、牙彫などあります。特に一本彫りは迫力ありますね。
七宝の美しさにも目を奪われました。

とちぎ技能五輪・アビリンピック2017(栃木県各地)

2017-11-26 21:56:09 | 那須高原
とちぎ技能五輪・アビリンピック2017(栃木県各地)
第55回技能五輪全国大会(42職種):2017/11/24~11/27
第37回全国アビリンピック(22種目):2018/11/17~11/19

「とちぎ技能五輪・アビリンピック2017」は、若い世代の技能者の育成とものづくりの大切さを理解いただく契機として、また、障害者の雇用促進が図られるよう、全国から多くの仲間を迎え開催します。

技能五輪全国大会は、青年技術者の技能レベル日本一を競う大会で、将来日本を支える技能者を育てることや「ものづくり」の大切さを知ってもらうことを目的に開催されます。
大会は、昭和38年から開催されていて、競技に参加できるのは、大会開催の年に23歳以下の人です。

全国アビリンピックは、全国障害者技能競技大会のことで、アビリティ(能力)とオリンピックを合わせた造語です。
障害のある方が就職して自立するという考え方を広めるとともに、雇い主や社会全体に理解してもらうことを目的に開催されています
∞∞∞∞∞

栃木県で、「技能五輪」と「アビリンピック」が開催されました。
私の住む県北では





「技能五輪」の「タイル張り」「建築大工」「造園」「とび」の4種目が、西那須野運動公園で開催されました!
この会場での競技は2日間。1日半程度かけて課題に取り組みます。

私、初めてこの競技を観たのですが、もう「親」目線で涙・・・
参加資格が23歳以下ということもあって、出ているのは(私から見れば)子供ばかり。
その彼ら、彼女らが、ひたむきに持てる技術を精いっぱい出して課題に向き合う様は、正直、泣けます。

さて、まず駐車場でやっているのは「とび」





テキパキと足場を組んで、「登り桟橋高床式小屋組み」とかいうものを作り上げていきます。

体育館の中に入ると「建築大工」。



こちらがお題。このお題をくみ上げるためには



このパーツを正確に木材を削り出さないといけません。
会場は





こんな感じ。
みんなノミやカンナを手に、真剣にミリ、いやコンマ単位の寸法と格闘しています。

別の部屋では「タイル張り」。
お題は



こちら(ミニチュア)。
色とりどりのタイルを切って、さらに貼るための壁材を塗り、目地をきれいに整えないといけません。



↑これが1日目。



↑2日目の午前中には、みなさん出来上がってました。
私には優劣がサッパリわかりません・・・

外に出ると「造園」です。
お題は



こちら。このイメージスケッチと寸法を書いた図面があります。
造園は「図面」ったって、石垣や花木がありますからね、個人差が私らにもわかりやすそうです。
会場は



こんな感じ。選手には女性も多数。↑は1日目で、まだ石をくみ上げている感じ。
これが2日目の午前中になると・・・





お見事!私たちシロートには、やはり石垣の感じと、花の配置がわかりやすく違いが判ります。
でも、みなさんステキ♪

今回、近所だったこともあり2日に渡って観に行きましたが、
選手の皆さんは「芸術家」と言っても過言ではないです。
「神は細部に宿る」。若者よ、がんばれ!!!!

22年目の告白 ~私が殺人犯です~

2017-11-25 23:28:16 | 映画
22年目の告白 ~私が殺人犯です~
2017年日本 監督:入江悠 キャスト:藤原竜也、伊藤英明
★★★★☆

阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。
担当刑事の牧村航(伊藤英明)はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。
その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し・・・
∞∞∞∞∞

何を書いてもネタバレになりそうなので、あまり書けないのですが、
私は結構面白かったです。

素直な気持ちで観ましょう。