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1911

2012-07-23 01:02:34 | 映画

1911
2011年中国 監督:チャン・リー キャスト:ジャッキー・チェン
★★★☆☆

1911年。西太合が死に、まだ幼少の溥儀が皇帝となっていた清。
欧米列強の脅威にさらされ、清王朝は衰退し民衆は最低の生活を強いられていた。
そんな民衆を束ね革命を組織する孫文と、その参謀・黄興(ジャッキー・チェン)は皇帝軍に闘いを挑むが・・・
∞∞∞∞∞

ジャッキーチェン、記念すべき出演100本目の映画らしいです。すばらしい役者さんですね。
若いころ、彼の映画を観ては、そのアクションにハラハラドキドキし、「この人、きっといつか映画で死ぬな」と感じたものですが、いつしか還暦目前。演技派としても活躍するようになっていました。

本作は、近くてよく知らない中国の「辛亥革命」のお話。
中国って三国志とか、昔の歴史はご存知、って感じですが、近代史はサッパリですからね。
なぜ「孫文」が革命の父なのか?ラストエンペラー溥儀は、どういういきさつで皇帝を追われたのか?
この映画で、その一端を知ることができます。

本作は、辛亥革命により、袁世凱が初代中華民国大総統になるまでを描いています。
激しい戦闘シーン。死んでいく兵士たちも描かれていて、中国って、たくさんの命で今の国までたどり着いているのね。って感じました。