里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケの植菌をする

2022年01月29日 | 山菜

原木シイタケの植菌をしました。
原木は、先日切り出し、作業場の下屋に運び込んでいたナラの木。


切り口に僅かにひび割れが出てきたのでタイミングと判断しました。
種駒は日本農林種菌の「すその360」という品種で500個入り。


なじみの農業資材屋さんから購入したもの。3袋準備しました。
全て使い切ったところで終了します。
簡単なマニュアルを確認しながら作業を行いました。
電動ドリルを使って穴を開けます。


穴の直径は8.5ミリ、深さ20数センチ。
穴の数の標準は、長さ1メートルの原木の場合で太さの直径の4倍となっています。
我が家の原木は長さ90センチなので換算すると直径の3.6倍。
穴の間隔は15~18センチ、列の間隔は3~4センチで千鳥に植え込みます。


切り口近くは数センチのところに穴を開けます。


最初の1本を計測すれば、あとは目測です。
穴を開けたところに種駒を入れていきます。


ある程度種駒を並べてからまとめてハンマーで打ち込みました。


原木1本打ち込み終わりました。


枝切りした周辺は多めに種駒を打ち込みます。


終日掛かって植え込みが完了です。


シイタケ原木は直径10~15センチが理想と言います。
それを上回る太さのものもありましたし、細いものも若干ありました。


40本ほどになりました。1本当たりにすると種駒40個弱と言うことになります。
最後の方は打ち込みが標準より少なかったかもしれません。
最後の数本で種駒の打ち込み数を少し調整したような結果になりました。