里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

厳寒の中、長ネギを穫る

2022年01月04日 | 畑:葉菜類

厳寒の中、長ネギを収穫しました。


このところ、厳しい寒波が繰り返し来ています。
12月は暖かい日が続いていたところだったので、より厳しく感じられます。
当地は寒冷地とは言いながら、西高東低の気圧配置で大雪になることはまずありません。
ただし、北西の風に乗って雪が吹き込みます。
晴天になればすぐ溶けるのですが、今年は気温が低く簡単には溶けないようです。
このように雪が僅かに残っています。


この畑はごく緩い南面傾斜になっているため、いつもならすぐ雪は消えます。


長ネギは10月から穫り始めました。
品種はホワイトスター。
長ネギは白根(軟白部)を長くする必要があります。
本来ならもっと上まで土寄せされていないといけません。
しかし、土寄せはこれが限界。これは承知の上です。


かつては白根40センチ以上を目標にした作り方でした。
粘土質の強い土壌のため水が抜けず、連続して湿害を受けたことで、浅植えに変えました。
昨年は、作柄がイマイチだったので全て掘り起こし、冬囲いしました。
今年は、まずまずの出来で囲うには多いので、このまま穫り続けます。


ただし、少し纏めて穫り、庭の外れに小さく囲っておきます。
この程度収穫しました。


このくらいなら伸び、太りも合格点でしょうか。
寒さで凍みていますが、この程度であればネギは耐えます。
寒さでより甘味、旨味は凝縮され、美味しくなっています。
剥いてみました。
長さは30数センチと言ったところ。


やはり土寄せが不十分なため青みが残ってしまうのは少々不満。
寒さに当たることでカバーされることを期待。
こちらは、白根(軟白部)を確保するため、曲がりネギ風にしたもの。


寝せて植えられたネギの新葉が立ってきました。


少し始めるのが遅かったですが、もう少し経ったらどうなるか。