里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

苦戦したナラとクリの木の伐採

2022年01月14日 | 野山

ナラとクリの木を伐採しましたが、苦戦しました。
少々邪魔になっている木で、足場も悪いところです。


寒さも厳しく、時折雪も降り、手が凍えて長時間はできません。
当地はこの時期、西高東低の気圧配置で大雪になることはまずありません。
ですが、今年は雪雲が流れ込んで、溶けたり積もったりを繰り返しています。
少しばかりの木に二日がかりとなりました。
ナラとクリの木が混在しています。


これがナラの木。正確にはコナラ。椎茸の原木(ほだ木)用にします。


これがクリの木。


水路や土手などの補修用にします。


ナラとクリの木は、慣れないと見分けにくい。
今年、クリの木を切るつもりはありませんでした。
しかし、成り行きで何本か切ることになりました。
フジの蔓が縦横に絡まっており、纏めて伐採せざるを得ませんでした。
チェーンソーを使うので、安全が第一。
今回は場所もよくないので、特に注意が必要です。
この強固なフジの蔓が苦戦の最大の原因。


太い蔓が縦横無尽に高いところまで這っています。
始める前から分っていたことではありますが、途中で止めるわけもいきません。
綺麗にストンと倒れない木も多々。


蔓でぶら下がる木が次々と。


蔓や枝を切りながらでないと進めません。


折り重なって倒すしかないところも。注意しないと危ない。


椎茸原木には直径10~15センチが良いとされています。
切っているナラの木は根元が20センチくらいのものが多い。
これはもっと太い。


今年の伐採は効率が悪く、少ない本数で終了することにしました。
切り倒すのは良いとしても後始末が大変なのです。
この後、玉切りして、運び出さないといけません。