里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

喪中の元旦

2022年01月01日 | 暮らし

新しい年を迎えました。おめでとうございます。
我が家は喪中なので、ご挨拶するのも微妙ではありますが、失礼願います。
雪の元旦となりました。
雪雲が当地方まで流れこみ、積雪3、4センチといったところ。
今はよく晴れているので、いずれ溶けるでしょう。
例年の元旦なら、まずは鎮守の神社への元朝参りからスタートです。
境内からご来光を拝む期待もあります。
今年は喪中なのでお参りはできません。
とは言え、講中の代表を仰せつかっている身としては気になります。
参道入り口の鳥居の前まで様子を見に行ってきました。


一昨日掛けたしめ縄の紙垂(しで)は紙のため甚だ弱い。
すぐ破れてしまい、元旦に付け替えたことが何度かあります。
もちろん、今年はそうしたことはできません。
何とか大丈夫でした。


三が日はもって欲しいといつも思うのですが、どうでしょう。
様子だけ見て、帰宅しました。
自宅の様子もいつもの元旦とは全く異なります。
玄関などに飾る輪通しもなし。
神棚はがらんとしています。


新しいお幣束やお歳徳神などは神棚の下に置いたまま。


床の間も普段のまま。


いつもなら天照皇大神の掛軸に、梅と南天の生け花、それに鏡餅です。
仏壇は変わりません。


我が家の菩提寺は浄土真宗本願寺派のお寺さん。
お伺いしたところによると、いつもの正月と変わらなくて良いとのこと。
ただし、対外的には控えるべきは控える慣例に従うのが良いと御指導いただきました。
元旦の大きな行事は正月のご祈祷。
例年は宮司がお出でになります。今年はこれもありません。
今日は来客がありますが、飲み食いの接待は控えます。
松の内に喪中の人と飲食をともにする場合は、自宅の松を下げてからが慣例。
習わしは、善し悪しは別として色々とあるものです。