花金はおでん

　連日、天気が思わしくないので、ハナちゃんの散歩も空を見上げてピンポイントでダッシュ。のんびりした散歩がいいよなあ。

　花金（Thank God, it’s Friday）の夜はおでん。孤食なので盛り上がりには欠けるけど、温かいおでんはいいなあ。ハナちゃんを膝に乗せて、ビールで喉を潤してから日本酒に移った。
　新聞に森記念財団が世界の都市総合力ランキングを発表し、３位の東京が２位のニューヨークとの差を縮めたという記事が載っていた。インバウンドで実体験した日本の良さが世界に広く知られるようになってきたということなのだろう。

おまけのコーヒードリッパー

　定期購読しているアウトドア情報誌「BE-PAL」の11月号にPRIMUS社とコラボしたコーヒードリッパーが付録でついてきた。サイズからすると一人用のコーヒードリッパーみたいだけど、軽量かつコンパクトにたためるシリコン製の製品で、明るい色合いなのでアウトドアに連れ出したくなる一品だ。おじさん心をくすぐる粋なアイテムだ。「BE-PAL」君、なかなかやるじゃないか。PE-PALの付録がこれまで色々でたけど、好感度は５打数２安打くらい。今回はもちろんクリーンヒットだ。



　「BE-PAL」の定期購読を長く続けている。アウトドア用品やキャンプ場の最新情報を得たり、キラリと光るコラム記事に出会えるなど読む楽しみは尽きない。これからも長く付き合うことになると確信している。

富屋食堂と日本の平和

　武家屋敷の通りを歩ききり、富屋食堂・富屋旅館を訪ねた。特攻で戦地に向かう若い隊員（陸軍特別攻撃隊員）たちから母さんのように慕われた鳥浜トメさんが営む富屋食堂跡だ。
　富屋食堂を眺めていたら今の平和な日本は彼らの悲痛な犠牲の上に築かれていることを思い起こさせてくれた。すでに衆議院選挙が始まり、連日、政策論争で喧しいが、今の日本にとって経済と外交が主要テーマに思える。特攻隊員の死を無駄にしないためにも、今の平和な日本を守りぬくための政策論争に耳を傾けて一票を投じたいと思う。　

知覧の武家屋敷

　開聞岳に登った翌朝、8時前に休暇村指宿の宿を発ち、知覧に向かった。南九州市知覧町にある武家屋敷近くの駐車場にバスを停め、武家屋敷を散策した。



　朝早かったので、武家屋敷の通りは人もまばらだった。日本で保存されている武家屋敷の規模としては日本一なのではないだろうか。薩摩の小京都と言われる知覧の武家屋敷は昔のままの佇まいだった。まるで武家社会の時代にタイムスリップした気分で散策した。

開聞岳に登る

　山の会の例会で鹿児島県の開聞岳（924ｍ）に23名で登った。僕にとっては今回で3回目となる開聞岳登頂だけど、毎回違った表情を見せてくれる山なので飽きることはない。標高わずか1,000m足らずの低山とはいえ、山高きがゆえに貴からずで、実に味わい深い名山だ。日本百名山入り、むべなるかな、だ。



　３連休とあって、山頂までのルートは大勢の登山者で賑わっていた。華やかなウエアの山ガールにも多く出会った。眼下に薩摩半島を臨み、心地よい汗をかきながら登り、全員開聞岳の頂に到着した。狭い山頂は憩う場所がないほど登山者でいっぱいだった。





　下山後、バスで長崎鼻まで足を伸ばす。夕陽を浴びて美しさが際立つ開聞岳のシルエットを眺める。長崎鼻から海越しに見る開聞岳はひときわ秀麗で美しかった。

手作りマロングラッセ

　明日からの３連休に山の会の例会で鹿児島県の開聞岳に登る。参加者23名。お天気も良さそうなので楽しみだ。
　開聞岳に登るのは今回で3回目になる。明日から指宿温泉と開聞岳を贅沢に楽しみたい。



　今日、会社に先月ハッピーリタイアされた女性がマロングラッセを提げて僕を訪ねて来られた。退職してたっぷり時間ができたので、初めてマロングラッセを作ってみたのだとか。
　悠々自適のリタイア後の生活が偲ばれて羨ましい限りだ。早速、いただいた。美味しい。季節感たっぶりの新鮮な栗の味がたまらなく美味しかった。

お手軽メニューの食生活

　急に寒くなったので、朝食に温かいものが欲しくなり、うどんを作って食べることが多くなった。今朝も冷凍うどんに豚肉、白菜、卵を入れて作った。
　うどんだけでは少し物足りないので冷凍おにぎりを2個、チーン。定番のうどん朝食の出来上がりだ。体が温もるし、喉越しが良いので、特に麺類が好きというわけではないけど、美味しくいただいた。



　夕食は真鱈の柚子味噌漬けと帆立貝の海鮮メニューにした。ただ焼いたりチーンするだけのお手軽メニューだけど、期待以上にとても美味しくてご飯がすすんだ。
　ほどほどにはバランスの取れた食生活の内容になっているのかなあ。

アメリカの銃社会から学ぶ

　ラスベガスの凄惨な銃乱射事件は衝撃的だった。映画で見るような銃撃から逃げまどう人々の映像が現実に起きたこととは信じられなかった。犯人が保有していた自動小銃や銃弾の多さにも驚くけど、不動産事業でそれなりの財をなして何不自由ない老後をおくっているはずの男がなぜこのような犯行に及んだのか不可解すぎる。不遇の身に耐えきれなくなったとか、世の中や境遇に大きな不満を持っていて復讐心とか敵愾心を持ったというわけでもなさそうだ。なぜ・・



　すでに広く国内に銃器が行き渡っていて、比較的簡単に銃器を入手できるアメリカ社会では今回のような事件はこれからも起きるという覚悟をアメリカ市民はしないといけないだろう。アメリカ銃社会を教訓として、日本では銃器類の所持を厳しく取り締まって、持たない、国内に持ち込ませないことを鉄則にして、水際で徹底的に封じ込めなくてはならないと思う。

ペットとの共生

　朝、ラジオ深夜便「明日へのことば」で動物病院総院長、柴内裕子さんの「ペットを見守り60年」というテーマの話を聴いた。柴内裕子さんは子供の頃から小動物を心の底から愛していて、獣医の道を60年間歩んでこられた先生だ。
　人間の方が動物から教えられることが多いと率直に動物を敬う立派な獣医さんだ。日本で電車やバスに犬を連れて乗れる日が訪れるまで道のりは険しい。人間とペットとの共生について一昨日観た映画「僕のワンダフル・ライフ」同様、色々と考えさせられた。
　ラジオを聴いた後、ハンナと一階に下りて、北海道の秋鮭みりん漬を焼いて朝食にした。

冷凍ご飯とバースデイプレゼント

　月曜日。新しい１週間が始まった。仕事を終えて家に戻り、炊飯器をセットしてからハンナをシャンプーする。シャンプーが済むとドライヤーで髪を乾かす。手馴れたものだ。
　今日は朝から雨が降っていたので散歩をしなかった。夕方の散歩も中止。そのかわり家の中でハンナと遊ぶ。ハンナは楽しそうに狭い家の中を駆けずり回る。ハナは遊ぶのが仕事だもんなあ。



　ご飯が炊き上がり、小分けしてラップする。冷凍ご飯の出来上がりだ。冷凍室にストックして作業完了。
　東京で暮らす娘の誕生日プレゼントをうっかり忘れるところだった。早速、PatagoniaのWebsiteを開いてあれこれ探す。女性のウエアを選ぶのは本当に難しくて悩ましいけど、これならきっと娘が喜んでくれると確信が持てるウエアを見つけた。勇気を持ってポチーッ。喜んでくれたらいいなあ。

映画「僕のワンダフル・ライフ」

　日曜日の朝、ハンナをザックに入れてバイクで家を出た。淡水湖を渡り、小串を経由して児島湾をぐるっと一周した。



　のんびりとバイクを漕いだ。釣りをしている人がいたので一休み。潮がいいのか、ままかりをたくさん釣っていた。



　胸上漁港を過ぎ、後閑から峠を越えて八浜に入り、往路と同じ淡水湖経由で家に戻った。総走行距離42㎞。



　暑くもなく寒くもなく、バイク日和が続いている。お陰で週末の二日間、バイク三昧ができた。



　家に戻り、シャワーを浴びてから雑用を済ませて、一人でTOHO-CINEMAに行き、映画「僕のワンダフル・ライフ」を観た。期待以上に素晴らしい佳い映画だった。
　原題はA Dog's Purpose、犬の生きる意味だ。犬の寿命は短いけど、輪廻転生して別の犬に生まれ変わり、最終的に元の飼い主のところに戻ってくるなんて、夢見たいな理想の人生、犬生だ。ウルウルしてしまう場面が何度かあった。
　ハンナとできるだけいい時間を作って過ごそうと改めて心に誓った。佳い映画に出会えた週末だった。