明けましておめでとうございます。
とうとう、去年は1回もコンサートを開けませんでした。
会場の改修工事の間、お出かけかやぶき倶楽部をとの計画はあえなくストップ。
それどころか、世界中、不安と悲しみの連鎖・・・いくら世界の片隅と言っても、此処も同様に芸術・音楽の時はほぼ止まっている状態です。
それでも、三が日、世の中が、コロナ感染の激化や数年ぶりの大雪警戒情報が流される中、此処は穏やかに過ぎていきました。
今日から、工事も再開しています。木で屋根の下張りが始まりました。
木材で微妙な曲線が描かれます。
大晦日、第九を観て除夜の鐘をつき、元日はウィーンフィルのニューイヤーコンサート。そして3日、日本のオペラ歌手が出演されるニューイヤーオペラコンサートと音楽の時間は恒例のプログラム。
それでも・・・少し違って聞こえてきたのは気のせいでしょうか?・・・ウィーンフィルの奏でるワルツやギャロップが・・・ものすごく力一杯に弾いていたように感じたのは・・・私の気分からかな?
いつもの柔和な表情が・・・めいっぱい真剣に見えたのです・・・。
今日、ウェブで事前の記者会見の模様を知りました。
本を読むように、言葉をかみしめて読ませて戴きました。
ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに向けての無観客記者会見の記録です。
芸術家の皆様の気持ちは、例え国が違っても同じ!!
日本の若い音楽家達に一生懸命教えて下さったという指揮者リッカルド・ムーティさんの様子をほほえましく描いたブログを思い出しました。
新年にあたり、普通に音楽を楽しめる日々が一日も早く訪れますよう、心よりお祈り致します。