河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

百一(ひゃくいち)

2021-12-18 12:48:41 | 読書(マンガ)
マンガ、かな?
こうの史代の最新作は、百人一首、の、
上の句から5文字、下の句から7文字の
12文字から、連想する風景を一枚絵(カラー)にする、
という、相変わらずの不思議な発想からきている。
ふくこさんっておたふくなスナック勤めの彼女の日常が
春夏秋冬プラス昔ふくこのおばあちゃんがやってた
お好み焼き屋を再建するというストーリー仕立てで描かれる。

最初、全く意味わからんかった。
「みかのはらいつみきとてか」って、
どうやら前はみかさん、腹出てたのに今やスッキリしている、
という絵が。
これはもしや、句ではなく、12文字から来てる?
ってこれで気づいたから、5つ目か。
帯の裏表紙側にはちゃんと書いてあったわ。
「12文字が描き出す、彼女の暮らし。」
これで百人一首が覚えられるかなあ?
コメント
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