あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2022年如月蝶人映画劇場その3「怪しい特集」号

2022-02-25 14:50:45 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2796~98

 

1)ファン・ドンヒョク監督の「怪しい彼女」

介護施設に追い出されようとしていたお婆さんがひょんなことから20の娘に若返り、念願の歌手になったり孫から惚れられたりするといういかにも映画的な2013年製作のファンタステイク・コメディ。世界各国でリメイクされているのも故無しとしない。次なるドイツ版に期待。

 

2)ファン・ザー・ニャット・リン監督の「ベトナムの怪しい彼女」

2015年製作のベトナム版はかなり忠実に韓国版をなぞっているが、役者も演出も音楽もじつに実につまらない。

 

3)水田伸生監督の「あやしい彼女」

韓国版の原作にインスパーアされた2016年の日本ヴァージョン。

元祖に比べるとヒロインの多部未華子、倍賞美津子、小林聡美などちゃんとした役者が多いのでしっかりした仕上がりになっているが、歌唱は「悲しくってやりきれない」以外の最後のオリジナル曲や「上を向いて歩こう」のロック版等はやっぱつまらない。

 

 あらまっちゃんウクライナで戦争が始まったプーチンはんの個人的な戦争 蝶人

 

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