あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2022年如月蝶人映画劇場その2

2022-02-17 11:18:23 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2782~86

 

1)アフテラティフ・ケシシュ監督の「クスクス粒の秘密」

2007年の仏蘭西の港町セトを舞台にチュニジアからの初老の移民が船を改装したレストランを開店しようとして起こる大騒動だが、映画的興奮に満ち溢れている秀作ずら。

 

2)レイフ・ファインズ監督の「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」

2018年製作のバレエ映画。旧ソ連キーロフ・バレエの欧州公演で亡命するヌレエフを巡るサスペンスが見ものである。

 

3)フランコ・ゼフィレッリ監督の「ハムレット」

1990年の製作。メル・ギブソンとヘレナ・ボナム・カーターにちょっと面食らったが、手だれのゼフィレッリだけに安心して見物できます。

 

4)ジュニー・デップ主演脚本監督の「ブレイブ」

マーロン・ブランドが出演し、イギー・ポップが音楽を担当している1997年の問題作だが、大金を得るために殺人映画に出るという設定が不純でどうにも乗れないずら。

 

5)スティーブン・ソダーバーク監督の「エージェント・マロリー」

私設スパイ会社の女探偵ジーナ・カラーノが、並みいる男どもをみな薙ぎ倒して大活躍する2012年のアクションスリラー映画ずら。

 

    もういちど羽生A級へ戻れるかぐんぐん進む世代交代 蝶人

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