あまでうす日記

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西暦2022年如月蝶人映画劇場その3「ロメール特集」号

2022-02-22 10:27:01 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2787~95

 

1)エリック・ロメール監督の「飛行士の妻」

1980年製作の「喜劇と格言劇」シリーズ第1作。あらすじは描かないが抜群に面白い会話劇ずら。

 

2)エリック・ロメール監督の「美しき結婚」

1981年製作の「喜劇と格言劇」シリーズ第2作。突然「結婚したい、する」と言いだす脚本がちと不自然。ヒロインもあまり魅力的ではない。

 

3)エリック・ロメール監督の「海辺のポーリーヌ」

1983年の「喜劇と格言劇」シリーズ第3作で15歳のヒロイン、アマダ・ラングレが滅法可愛らしい。

 

4)エリック・ロメール監督の「満月の夜」

1984年の「喜劇と格言劇」シリーズ全6作の4作目。公開から2ヶ月後に心臓発作で25歳で急逝したパスカル・オジェに会える名作なり。

 

5)エリック・ロメール監督の「緑の光線」

1986年の「喜劇と格言劇」シリーズ第5作。ヒロインのマリー・リヴィエールのいじらしさに打たれる。私は昔LAのベニスの海岸で緑の光線を見たことがある。

 

6)エリック・ロメール監督の「レネットとミラベル/四つの冒険」

1986年の製作。4話のうち冒頭の「青い時間」は「緑の光線」の通じる世界が描かれている。村娘のレネット役のジョエル・ミケルがとても魅力的ずら。

 

7)エリック・ロメール監督の「友たちの恋人」

1987年製作の「喜劇と格言劇」シリーズの第6作。パリ郊外の新都市に住む市役所職員と学生を巡る恋物語だが、一瞬もだれない脚本と演出は見事。

 

8)エリック・ロメール監督の「パリのランデブー」

1994年製作の軽妙な恋愛コメデイ。4つの小話からなるが主人公たちがありとあらゆるパリの公園を散策する「パリのベンチ」、ピカソ美術館を舞台にした「母と子1907年」が劣らず面白い。

 

9)エリック・ロメール監督の「木と市長と文化会館/または七つの偶然」

ロメール映画の常連アリエル・ドンバール、パスカル・グレゴリー、ファブリス・ルキーニが出演して、ロメールには珍しい政治問題がテーマの1993年の作品。

 

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