ワールドカップの事３８

　リスペクトコラムです。
　先日の記事で、ワールドカップに出場枠増を紹介しましたが、同じ時期にＦＣＷＣ（クラブＷ杯）の新体制の移行も報道されました。この話も以前より囁かれていた話ですが、ついに始動かと思いました。その昔はトヨタカップとして、南米と欧州王者の大会でしたが、現在は各大陸から１チームずつと、川淵チェアマンが一声かけたという開催枠１チームによる大会。７チームになっても、結局は南米と欧州の決勝かと最初は思いましたが、最近は南米代表が負けたりしますね。あれは何なんでしょうか。前は開催国枠で出場した鹿島さんが準優勝したりするし、よくわかりません。
　　　
【クラブW杯、2021年から出場枠が24チームへ…欧州はボイコット示唆】
「国際サッカー連盟(FIFA)は15日、2021年からクラブ・ワールドカップの出場枠を24チームに増やすことを承認した。クラブW杯は現在、毎年12月に開催され、開催国代表と6つの大陸王者の計7チームがトーナメント方式で激突。だが、今回の改定に伴い、毎年ではなく4年に1度となり、6月から7月にかけて開催し、ヨーロッパは8チーム、南米が6チーム、アフリカとアジア、北中米がそれぞれ3チーム、オセアニアは1チームが参加する。
　また、大会方式は24チームを8つのグループに分けてグループリーグを実施。首位で勝ち抜いた8チームで決勝トーナメントを行い、優勝を決めるという。」
「だが、英『BBC』などによれば、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、ユベントスなどが加盟するヨーロッパクラブ連盟は、今回の承認案に反対を表明。ボイコットする可能性があることを示唆した。」
引用：ゲキサカ

【クラブW杯、2021年から24チーム出場に拡大…4年に一度の開催へ】
「廃止が決定したFIFAコンフェデレーションズカップの代わりとして、出場枠を増やして同大会のシステム変更が決定した模様。」
「新システムに移行後、第1回大会は2021年夏に開催予定だ。」
引用：サッカーキング

　24チームですか、ワールドカップ増枠数も多いと思いましたが、ＦＣＷＣも７から24チームに大幅増加ですね。まず１つ思うのが、過密スケジュール。仮にＪクラブが出場になったら、12月中に日本に帰って来れるのかなと。日本開催としても、オフってほとんど無いのでは。記事では６～７月ですね。これは秋春制のスケジューリングだ。また、（当ブログではネガティブな存在の）田島会長が秋春制を叫び始めるぞと。まぁ毎年開催から４年に１度だから、プレミア感は増しますね。
　欧州のＵＥＦＡはボイコットの動きが出るようです。やはり、過密日程に反対なのでしょう。コンフェデ杯の代わりとも書いています、コンフェデ杯こそが、各大陸王者（アジアはアジア杯王者で、今回はカタール）１チームずつで集まる大会なので、代わりとは言えないでしょう。2021年初開催というのは、五輪の翌年という事ですね。五輪とＷ杯の間の年に開催ですか。まあ盛り上がればいいし、過密日程でチームとかが壊れなかったらいいですが。今にして思えば、２ステージ制が終わっていて良かったと。