あるサッカー雑誌に甲府の社長さんの記事が載っていました。甲府はJ1でも現在18チーム中11位と大健闘ですね。ちょっと触れてみましょう。
甲府はわずか5年でJ1昇格を遂げたという事ですね。でも道のりは険しく、J2で3年連続最下位、00年に25連敗(ってすごいな)で「Jのお荷物」と呼ばれていたようです。
ヴァンフォーレ甲府公式HP:http://www.ventforet.co.jp/
その00年にクラブは1億円以上の債務超過に至り、経営危機を迎えた01年に今の社長さんが就任したそうです。「整理するつもりで行ってくれ」と言われて送り出されたとか。社長はサッカーの経験はゼロのようで、地元新聞社の役職を歴任された末に出向を命じられて、正直いい気持ちで行った訳ではなかったようですね。
俗に言う「身の丈に合った」経営で初の単年度黒字になったようです。この間に金銭ではなく、「物」や「サービス」による支援という形が広がっていったようです。(この辺りは岡山も参考にできますね)
①平均観客3千人、②広告料収入5千万円、③サポーター会員数5千人という存続ノルマがありましたが、すべてクリアしたそうです。すごい手腕だと思います。その結果クラブの解散は見送られたとか。
そして、翌02年に7位、03年に5位、04年に7位05年に3位、そして入れ替え戦でJ1に上り詰めた訳です。 降格の第一候補と言われながらJ1の今シーズンは今日現在で11位と大健闘です。ホームでは負け知らずで観客動員は平均12,000人を越えるとか。
でもまだ3億円近い累積赤字が残っているし、練習場も定まっていない、選手のスカウトもいないそうですね。J1チームでもこんなに不安を持って戦っているクラブもあるんですね。
ここで社長さんはいい表現を口にされています。「現場とフロントは自転車のペダルみたいなもの。どちらか先に回転したらもう片方が回転する。次はその逆に回転する。絶えずその繰り返し。そこで初めてクラブという自転車が前に進んでいくんじゃないか」と。なるほど・・・
甲府に新しいグランドができるようですね。下部組織にも手を入れるとか。そしてもう一つの懸案事項は社長の後継者の事だそうです。「J1に来年もいられるのは大きい。仮に降格しても変わらない基礎を2年がかりで作っていける。来年が勝負だ」とも言われています。
監督さんも「所帯は小さいがここは熱がある。現場からのメッセージに必ず反応がある。だから問題が発生しても、より良い方向で解決できる」とコメント。 身の丈に合った経営・運営を目指して、日夜頑張っておられるのがよく伝わってきますね。これからも頑張って欲しいです。
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