J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

地域活性化・街づくり62 【J特】

2010-11-19 00:54:55 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 先日12日の金曜深夜に久しぶりにスパサカを観ました。最近はよく寝過ごしてしまい、留守録していたものを観たのですが、今回は良かったです。いやぁ、面白かったなぁと。その中で「前節番付」として、前節のハイライトを順位付け(ベスト5)で紹介しています。これが面白い。
    
 まずは五番でJ1湘南降格でした。四番で槙野選手。試合パフォーマンスでユッキーナのリクエストを今度やるとか。こういうキャラは貴重ですねぇ。
 そして参番。何と岡山が登場。これは画期的出来事ですよ! 「合格ライン」という事で、J2岡山の久木田選手が登場。完全な特集シーンです。「東大初のJリーガー」の「Jアシスト」として紹介されていました。
 インタビューシーンも出ていました。ちなみに「東大では有名なの?」という事で、「東大生に直撃! 久木田紳吾選手を知っていますか?」のアンケートを、スパサカ自らが実施したようです。結果は「知ってる」が59%、「知らない」が41%で、「まだまだこれからだよね~ 頑張れ久木田君!」と締めくくっていました。
 そのシーンを加藤もユッキーナ、女子アナ、小倉氏がきっちり観ていました。微笑ましく見ているだけで、特別コメントはなかったですが、岡山県民としては本当にうれしいハプニングでした。でも・・・今までネットではその情報を一切目にしていません。やっぱ観られていないのかなぁと思ったり。
 そして弐番は「陽はまた昇る」という事で、J2柏の昇格決定シーンを紹介。やっぱ明るいチームです。最後の壱番はJ1横浜の小野選手でした。イチオシ注目選手でした。

   

 後半は東京Vの密着特集。以下、内容を抜粋して紹介。
 J1昇格争いで、かつてはJの名手をほしいままにしていた東京Vですが、クラブ存続に揺れた。緑の輝きは「Jリーグの象徴」だったが、まばゆい輝きは色あせてきて、今シーズンの人件費は推定1億5千万円で、全盛期のカズ選手1人分にも満たない。そんな消滅の危機に瀕したヴェルディが現在J2で4位。J1昇格を狙える位置につけている。見えてきた名門復活への糸口。
 そのカギを握るのは、プロ野球選手を父に持つ高木兄弟。「東京ヴェルディ再建計画とは」という事で、東京Vの最近の事例が特集紹介されました。なぜ、当ブログの記事でここまで紹介するか、それはやはり・・・あの言葉。やっぱりなぁ、当ブログで言っている事はやはり正しいと実感。以下内容です。

 東京ヴェルディ2つの改革
①「ユース出身選手の起用」
 高木兄弟を育んだのはヴェルディユース。2010シーズンのスタメンの半分以上がユース出身。元々ヴェルディは若手の育成に定評があった。日本代表の森本選手もユースで才能を認められた一人。特に今年は全日本ユース選手権を制覇。更に天皇杯東京都予選では、JFL強豪を翻弄して本戦出場を果たした。今、こうした土壌がトップチームの力を底上げしている。
 かつては栄華を誇ったチームも、成績の没落とともにサポーターが激減。ユース出身者を生かせないまま、成績が低迷し、J2へ降格。この失敗を糧にユースからトップチームへのスムーズな流れを作ろうとしている。ここで懐かしい顔が登場。かつて、Jリーグバブルの頃の選手で、今はユースコーチをやっているミニラこと中村忠元選手です。都並育成スーパーバイザーも登場。ユース出身者中心のチーム作りが、消滅危機を乗り越え、昇格争いを演じる原動力になっているとしています。

②「地域貢献活動」
 ホームタウンの一つ・東京都立川市にはチームのフラッグがはためいている。Jリーグの理念でもある「地域密着」、選手自らが積極的に地元の人と触れ合う、ヴェルディは今、黄金時代に忘れかけていたその原点に立ち返ろうとしている。
 羽生社長のコメント
「選手一人一人が、地域に貢献するとか社会に貢献するため、これをやらなければいけないという事ではなくて、プロとして地域活動をやるのは当たり前と思って欲しい」
 街の声を聞いてみた。
「他のサッカーはわからないけど、ヴェルディかなってなっちゃう」
「選手との触れ合う機会が増えました」
「道路を止めて、そこで1on1で河野選手に挑戦しようとか、自分達のチームになってきている」
「土屋さんが来て頂いてすごくうれしかったし、味スタを埋め尽くして欲しいですね。緑で」

 最近までJリーグの事務局長されていた方が、クラブ社長をされているという事で、理念である地域貢献活動を推進するのは当たり前なのかもしれません。じゃあ、推進していないクラブってどういう存在?って思ったりもしました。今回ついたスポンサーのゼビオさんも、そういう面を評価したと聞いております。これもいくらか根が張れていたから、木が倒れなかったという当ブログの表現に該当すると思われます。
 この番組を観ると、「社会貢献活動」は、単にサッカー教室を開くのではなく、サッカー以外の事を選手(トップ多し)が街に出ている事がよくわかります。それができるかできないですか。

 緑の輪が少しずつ広がっているとしています。ちなみに、ヴェルディもフラッグなのです。のぼりではありません。当ブログでも「フラッグが街にはためいてこそホームタウン」と言い続けてきました。のぼりとは違い、応援ツールとしてフラッグは特別の存在だと思います。
 象徴的なシーンは、河野選手が屋外で女性サポと1on1をやっているシーン。こういう選手とファンがふれあうシーンって、岡山では見た事ないよなぁと。上位とはいえ、同じカテゴリなんだよなぁ、どうしてなんだろとかいろいろ思いにふけました。
 クラブが経営危機になり、いつしか上から目線でこちらのクラブを見ていた人もいたかもしれせんが、これらの事例を見るにあたり、学ばなければいけない事が実は多いのではないでしょうか。当ブログから見れば、いつまでも立派な大先輩クラブです。上から目線で「大変じゃなぁ」ではなく、これらのユース組織や選手による地域貢献活動などを先進事例として見るべきではないでしょうか。

 そういう事で以前とは違う雰囲気の番組内容になってきています。ぜひ、金曜深夜は「スーパーサッカー」を観ましょう。また、岡山が登場するかもしれませんよ。
TBSスーパーサッカー公式HP:http://www.tbs.co.jp/supers/
東京ヴェルディ公式HP地域貢献ページ:http://www.verdy.co.jp/topics/area/

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