J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

スポーツ文化の素晴らしさ65

2012-12-05 00:03:38 | スポーツ文化・その他

 事例紹介レポです。
 県のスポーツ振興計画案について、意見応募するにあたって、参考資料にするために調べてみました。せっかく調べた資料なので、当ブログでも情報共有したいと思います。
 行政(都道府県等)主導で、異競技交流を含めた県民参加型のスポーツ祭典が各地で開催されています。前から岡山でも実施されたらいいのにと思っていました。以下、県民参加型のスポーツの祭典及び、異競技連携組織についての調査結果です。もし、漏れた情報があれば教えて下さい。
   
【埼玉県】
・親子スポーツクリニック2012:http://www.pds-saitama.jp/clinic1.html
 レッズランドで県内の140組280名の親子が参加して開催。サッカー、ハンドボール、野球、バスケットボール、バレーボール、ソフトボールの中から3種目を体験。各種目のコーチは埼玉県を代表するトップスポーツチームの現役選手やOB。
・プライドリームス埼玉:http://www.pds-saitama.jp/
 埼玉県を代表するスポーツチームによって2010年3月に設立。一人でも多くの人に、スポーツの素晴らしさを体感して欲しい。そして、スポーツに親しめる環境を広げていきたい。そんな想いで活動。県内9チームで構成。
【福岡県(福岡市)】
・親子でジャンプ☆スタージャンプ福岡2012:http://www.sports-fukuokacity.or.jp/info_project/sport_event/oyakode-jump/
 福岡市スポーツ協会とスタージャンプ福岡が主催。福岡を拠点としたトップスポーツチームの選手やコーチと一緒にいろいろなボールで遊ぶイベント。小学校低学年親子が参加。
・スタージャンプ福岡:http://www.sports-fukuokacity.or.jp/star_jump/
 子ども達に種目を越えてスポーツの素晴らしさや体を動かす楽しさを伝え、スポーツするこども達を増やすため、福岡に活動拠点を置く8つのトップスポーツチームが、福岡市や福岡市スポーツ協会を中心に集結。
【広島県】
・広島スポーツフェスタ:http://www.hiroken-taikyo.jp/03/festa/2011/festa2011_repo.html
県体協等が主催、トップス広島が共催。トップ選手も参加して、子ども達とスポーツ教室やゲームを実施。
・広島トップスポーツクラブネットワーク(トップス広島):http://www.tops-h.net/
 広島県において異なるスポーツ団体が連携し、地域密着に取り組むため結成された組織。日本初の異競技連携組織。
【富山県】
・スポーツフェスティバル2012:http://www.sportsnet.pref.toyama.jp/member/palace-sc/フェスタ/スポーツフェスティバル裏.pdf
 五輪陸上選手くらいしかトップ選手は見当たりませんが、面白い総合型イベントだと思います。「ファミリースポーツフェスティバル2012」という「似たような名称で、県サッカー協会主イベントにJ2富山の選手が参加。
・パレススポーツクラブ:http://www.sportsnet.pref.toyama.jp/member/palace-sc/
 富山県総合体育センターを拠点として活動している総合型地域スポーツクラブ。サッカーやフットサルは関係していない。
【宮城県(仙台市)】
・仙台市マイタウンスポーツデー:http://www.spf-sendai.jp/images/mytown.pdf
 仙台市主催。体育の日に、市内30のスポーツ施設を無料開放しにてスポーツ教室等を開催し、個々のプロ選手が参加。親子が参加。
・仙台プロスポーツネットhttp://www.city.sendai.jp/shimin/sp-shinkou/pro-sp-net/
 仙台を本拠地3つのプロスポーツの官民一体となった支援組織を連携させ、各支援組織だけでは達成し得ない効果をもたらすとともに、3球団の連携を進め、仙台のプロスポーツを日本全国に発信する目的でできた組織。仙台は3つの支援組織が存在する日本唯一の街。
      
【大分県】
・おおいたスポーツ広場2012http://www.oita-hometown.jp/topics/001789.shtml
 おおいたホームタウン推進協議会主催。トップアスリートと市民とのスポーツを通じた交流の機会をつくり、楽しく有意義な時間を過ごしてもらうことで、ホームタウンスポーツの推進及び地域の活性化を図る目的。
・おおいたホームタウン推進協議会http://www.oita-hometown.jp/
 会長は大分市長。より多くの県民に地元チームのことを知ってもらい、組織を通じて応援する県民のネットワークが広がるよう様々な取り組みを実施。
ヨーロッパで実現されている「地元のクラブを地域が支える」という体制づくりで、4チームを応援するための組織。
【京都府(京都市)】
・みんなのスポーツフェスタhttp://www.kyoto-sports.or.jp/festa/detail/h24festa.html
 京都市体協主催。子どもからお年寄りまで気軽に楽しめる体験型スポーツイベント。プロスポーツチームブースで、J2京都はグッズ販売及び、スポーツ写真コンクール表彰式で「京都サンガF.C.賞」の授与で参加。
【愛媛県】
・えひめスポーツデーhttp://www.insnet.ne.jp/hp/etaikyo/public/informations/12011701/load101.pdf
 県主催で、ニンスタ周辺でスポーツの楽しさを再発見する総合型地域スポーツクラブフェスタとして開催。県内各地域のボランティア団体によるスポーツ体験ブース、スペシャルゲストによる トークショーなど。J2愛媛からはコーチによるサッカー教室。
【北海道】
・北海道スポーツネットワーク会議
 北海道においてスポーツ振興を目的として活動している会議。愛称は「Doスポーツネット」。北海道のプロスポーツチームを中心に、産官学と連携し「スポーツを通じた地域づくり」を目的として2007年に設立。講演会等のイベントを通じて連携を深め、北海道スポーツの活性化を図っている。
【神奈川県(横浜市)】
・横浜熱闘倶楽部http://www.hamaspo.com/nettouclub/
 横浜市民が誇れるプロスポーツチームが育つ街の実現を目的として、市内各界各層の関係者で設立。横浜ならではの応援連合体として、チームの応援はもとより、観戦機会の提供や市民とチーム交流促進などで活動中。 
【兵庫県(神戸市)】
・神戸アスリートタウンクラブhttp://www.katc98.com/ 
 神戸市が中心となって運営するNPO法人の「神戸アスリートタウンクラブ」が行う、総合的なスポーツレクリエーション活動プロジェクト。神戸市民が自分自身の健康、身体のことを知り、自らの健康・体力づくりを進め、オリンピックなどの世界規模の大会やプロを目指す選手はもとより、コミュニティースポーツとして市民が幅広くスポーツへの関心を持ってもらうとともに、神戸市に本拠地を置くスポーツクラブ間の交流とファン層の拡大を目指すことを念頭においている。
(J1神戸等トップスポーツチームは賛助会員として所属)
【香川県】
・2012プロスポかがわ大運動会http://www.kamatamare.jp/news/2012/02/2012-1.html
 香川県の4つのスポーツチームの選手たちと参加児童がスポーツやゲームを楽しむことにより、児童の健全な育成に寄与するとともに、香川県におけるスポーツ振興を図ることを目的に開催。具体的には玉入れや綱引きなどの競技でチーム対抗戦を実施。
・香川プロスポーツクラブ連絡協議会http://www.ashita-sanuki.jp/_t29
 JFL讃岐が中心になって2007年に発足。イベント共催、観客促進事業、行政機関等との交渉などを横断的に活動していくことを目的。地元CATVで応援番組を放送する他、スポーツ教室やイベントなどを実施。アンテナショップも運営。

 また、ネットで岡山県のようにスポーツ推進計画の策定を実施している県等の資料も見かけました。内容を抜粋して紹介。

・広島県:新広島県スポーツ振興計画(改訂版):http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/09spr-cul-supoken-h23s-keikakukaitei-index.html
・県内トップアスリートの活用
 県内に全国的にもトップレベルの企業クラブなどが多く活動しており、それらのクラブ・チームが「広島トップスポーツクラブネットワーク(トップス広島)」という組織を設立し、地域へのスポーツ振興などの活動を行っている。このトップス広島などと緊密な連携を図ることにより、トップアスリートの指導を充分に活用できる仕組みを作っていく。

 岡山県のスポーツ振興計画案を読んだ感想ですが、他の県のこうした事例と比べると、少し古いなと少し感じました。岡山の案は再びミニ国体をやりたいというメッセージを感じますが、Jクラブのある他の都道府県では、異競技交流を含めた県民参加型のスポーツ祭典をよく開催しています。
 異競技連携のメリットを聞かれた事がありますが、例えばこの週末の、ファジのファン感。「シーガルズの試合があるのに・・・」という声を、耳にした事があります。異競技連携があれば、こういった日程にはならなかったのかもしれません。連携を取る事はプラスになってもマイナスになる事はないと思います。そういう面で行政が音頭取りになって、こういう動きをされたらいいのではと思います。連携の呼び水として、スポーツ祭典とかしたら盛り上がると思います。
 振興計画への意見応募事項は他にもありますが、細かいところなので、ここでは省略させていただきます。読者の皆さんもぜひ応募してみて下さい。県民が動かないと、当局は動きませんよ。

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