留守録TV観戦レポです。
12日に開催された、リボビタンDチャレンジカップのウェールズ戦GAME2です。地上波中継があったのでリスペクトさせていただきます。GAME2が1週間後とはラグビーは間隔が長いですね。GAME1では12年ぶり2度目の勝利で逆転勝ちしましたが、ウェールズも日本の暑さに慣れているかもしれないので侮れません。先週の勝利で、世界ランクが日本が12位でウェールズが14位(過去最低)になっています。W杯の予選プールが世界ランク7~12位までがプール2、13位以下がプール3以下になるので、このGAME2も2年後のW杯に向けて、かなり重要です。ウェールズが4人替えてきました。会場はノエスタでした。行きたかったな。ティア1に連勝した事がないので、かなりの快挙になります。
キックオフ。ウェールズは連敗というのは国も許してくれないでしょうと実況。J1の中国ダービーみたいですね。FW体重比較で合計が888kg、平均でも111.0kgと全く同じです。李選手はかなり強気の選手だそうです。ラインアウトからの得点が得意のようなので要注意。前回は日本のスクラム成功率100%でした。ウェールズは様子を見ているのか、今のところ互角です。エディーHCが掲げる「超速ラグビー」の説明が表示されました。プレー・判断のスピード&運動量で上回り、世界一速いラグビーを目指す。超速なプレー=低い姿勢への移動を速くし、ハードワークとスピードでコンタクトに勝つ。超速な判断=「目」を使って素早く決断し、攻守で考える速度をあげる、だそうです。今の日本の完成度はどこまでなのか。
斎藤選手のキックが今日は精度が高いようです。おっと、DFの隙を突かれて抜かれてしまい、トライされてしまう。0-5でコンバージョンで0-7。GAME1と同じ展開。ウェールズはコンディションを重要視、練習を日本より早く切り上げたとか。ラグビーでも代表初招集の選手が多いですね。50:22キックというテクニカルなプレーをしてきました。22mラインの内側でバウンドしてタッチラインから出たら、そこからラインアウトできるそうです。今日のウェールズは落ち着きがあり、本気にさせているのではないかと実況。ここでウォーターブレイク。
斎藤選手が紹介されました。フランスの名門トゥールーズに加入し、リーグ制覇に貢献したという事ですごい選手だそうです。いわゆる海外組ですね。ロングキックの蹴り合い。右サイドを向けましたが、惜しかった。解説ではウェールズの足が止まってきているように見えると。前に出たキックを追って、相手選手がつかむが、落としてしまう。救われました。ファウルからショットを選択し、李選手が正確に決める。3-7。昔の五郎丸選手を思い出すな。
ウェールズはゴール近くのラインアウトにつながる絶妙なキックを決めてくる。そこから自信があるというモールで来て、そのままトライを許す。3-12、コンバージョンで3-14。ここでマキシ選手がファウルでシンビン(一時退場)になってしまう。今日の試合で勝てば12位キープ、負ければ14位に落ちるとか。勝たないと。
日本は世界で一番低いスクラムを目指しているそうです。ボールが汗でよく滑っています。スコアではGAME1と同じ。各選手から滝のように流れる汗が画面でも見えます。またエースのアダムス選手に向かれて、トライを許す。3-19、コンバージョンで3-21。ここで日本は早い3人替え。ここでスクラムに勝ちました。素晴らしいと解説陣。そこから途中交代の竹内選手がトライに繋げました。8-21、コンバージョンで10-21。前半終了。
後半スタート。ウェールズはレッドドラゴンズという愛称があるそうです。後半はやはり、日本の攻撃シーンが増えてきましたが、厚い守備をなかなか崩せません。久しぶりに「リーチ」コールも聞こえました。「先ほどのアドバンテージが採用されます」と実況。よくわかりませんが、そこからスクラムを組みました。少し日本のミスやファウルも出てきて、ジャッカルもされました。ペナルティゴールを与え、決められて10-24。
ミスの多さから、エディーHCがイライラしているようです。しかし、第一次政権で地獄の練習量で、選手達から就任を余り歓迎されていなかったですが、第二次政権ではどうなのかな。余り練習がきつ過ぎという話は聞こえてきませんが。ペナルティゲットからタッチに出してラインアウトを選択。相手陣内での攻防が続く。ここで交代枠全員を使い切りました。また50:22を狙ってきました。どうもイギリス系のチームはキック関係のテクニックを多用してきます。トライラインまで行きましたが、ここでTMO。審判のビデオ判定のゼスチャーは共通なんですね。ボールが着いているように見えますが、よく見えない。トライが認められました。ディアンズ選手活躍です。15-24でコンバージョンは決まらず。ここでウォーターブレイク。
ウェールズは少し姿勢が立ってきて、膝に手を突く選手が出てきて、疲れが見えてきました。向こうのファンブルを奪ったライリー選手が抜けてトライを決める。20-24、コンバージョンで22-24。GAME1と似た展開になってきました。実況で、チームは宮崎で4週間の地獄の合宿をしてスタミナをつけたとあり、やっぱりと。スタミナアップもそうですが、日本の酷暑が今回いい援軍になりました。ウェールズは足を延ばす選手が増えてきて、足を吊りそうなのかな。
初招集の石田選手は「切れ味抜群"ニンニンステップ”は必見」と紹介されました。比江島選手の比江島ステップみたいなものですね。ニンニンステップ、ちょっと見えました。ライリー選手も足が吊って、ケアを受けていました。またジャッカルされました。ウェールズは蹴り出して、ラインアウト狙いの戦術を徹底。あと2点なんですがね。上手いパスワークでトライを決められてしまう。やっぱ上手いですね。22-29、コンバージョンで22-31。ここでホーン。連勝ならずでした。
GAME1に続く2連勝にはなりませんでした。伝統的強豪国(旧ティア1)から初の連勝を逃し、12月に行われる27年W杯オーストラリア大会の抽選で有利な組分けとなる、世界トップ12から圏外に後退する見通しとなりました。今後は今秋のW杯抽選前にアイルランド、オーストラリアなどと対戦するそうです。頑張ってもらいましょう。
ラグビー日本代表関連:㊺ / ㊹ / ㊸ / ㊷ / ㊶ / ㊵ / ㊴ / ㊳ / ㊲ / ㊱ / ㉟ / ㉞ / ㉝ / ㉜ / ㉛ / ㉚ / ㉙ / ㉘ / ㉗ / ㉖ / ㉕ / ㉔ / ㉓ / ㉒ / ㉑ / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
#がんばろう石川 #がんばろう能登
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます