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岡山シーガルズ173

2024-05-12 00:35:30 | 岡山シーガルズ

 リスペクトコラムです。
 先週からまだ余韻が残っているシーガルズの黒鷲旗優勝ですが、前回の記事で拾いきれなかった情報をお届けしたいと思います。今回の優勝ですが、Vリーグ、全日本選手権を含む国内三大大会でタイトル獲得は初めてで、72回を数える黒鷲旗で岡山勢が優勝するのは女子の倉敷紡績の1960年以来64年ぶりになります。三大大会ではこれまでシーガルズは13年の全日本選手権など4度決勝に進んでも、いずれも準優勝に終わっており、5度目の栄冠でした。
 ここで出てきましたねぇ、クラボウさん。クラボウを目指していくのがアブレイズ。今後はアブレイズとの競争が待っているとは思いますが、頑張って欲しいと思います。
 
 今大会女子の最高殊勲選手賞は宮下選手が初受賞。ベスト6には宮下、金田、中本3選手、ベストリベロ賞に城戸選手が選出。当ブログでも、3回の準優勝のうち、2020年1月(Vリーグ)、2014年4月(Vリーグ)の時をリスペクトしていました。2013年、2014年はちょうどチームでは栗原選手、宮下選手が全日本で活躍していた時期。2020年は吉田選手がVリーグ栄誉賞を受賞した年でした。クラブから優勝報告がありました。
   
【第72回黒鷲旗 優勝のご報告】
「2024年5月1日(水)から6日(月・振替)にかけて行われた第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会において、岡山シーガルズは決勝戦にてデンソーエアリービーズに3-0(25-13,25-17,25-12)で勝利し、優勝いたしましたのでお知らせ致します。
 今大会はAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で開催され、2005年以来の決勝戦に進出した岡山シーガルズは、V.LEAGUE DIVISION1所属チームや大学、高校の強豪校等男女各16チーム・全32チームが参加して開催されました。
 4チームごとに分けて行われた予選グループ戦を2位通過で決勝トーナメントに進出した岡山シーガルズは、準々決勝戦で筑波大学に3-0、準決勝戦で日立Astemoリヴァーレに3-1で勝利して2005年以来となる決勝進出を果たしました。6日に行われた決勝戦においても堅固な粘りと結集力で終始試合の流れを握り、予選グループ戦から5セットマッチという過酷な6日間の激闘の末にチーム初となる栄冠を手にしました。
 表彰式では個人賞も発表され、最高殊勲選手に送られる黒鷲賞を宮下 遥が受賞、ベスト6に宮下・金田 修佳・中本 柚朱、ベストリベロ賞に城戸 陽菜が選ばれました。
 試合後にはチーム創設以来監督を務める河本 昭義監督が歓喜の胴上げで空を舞い、続いて、今大会で引退する川島 亜依美・宮下・前田 明里・遠藤 彩萌、退団する福𠮷 樹コーチも共に戦ってきた仲間たちから胴上げの祝福を受けました。」

第72回黒鷲旗 優勝のご報告 | 岡山シーガルズ公式サイト

第72回黒鷲旗 優勝のご報告 | 岡山シーガルズ公式サイト

2024年5月1日(水)から6日(月・振替)にかけて行われた第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会において、岡山シーガルズは決勝戦にてデンソーエアリービーズに3-0(2...

岡山シーガルズ公式サイト

 

 

黒鷲旗バレー シーガルズ初優勝 国内三大大会で初タイトル:山陽新聞デジタル|さんデジ

 バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会最終日は6日、大阪市のAsueアリーナ大阪で決勝が行われ、女子の岡山シーガルズはデンソーを3―0で退け、初優勝を飾った。V...

山陽新聞デジタル|さんデジ

  

   
   
 改めて優勝おめでとうございます。また、正副主将のお2人大変お疲れ様でした。当ブログなりにお2人のリスペクトを振り返ってみたいと思います。まずは宮下副主将。
 2013年3月の記事で初めて特集しています。この時はまだ高校生プレーヤー。中学生だった2009年に入団。'10年からレギュラーセッターに抜擢。ちょうど岡野選手と入れ替わったのかな。この年に初めてじっくり生で観たとあります。まだ体の線は細いですが、しっかりしたプレーで上手かったです。細身でありながら、ボールに食らいついていくという印象と書いていました。2013年8月の記事では、全日本選手としてリスペクトしています。当時は竹下選手(現V1姫路副社長)の後継者として期待が大きかったようです。
 個人的に覚えているのが、デビュー戦で味方選手と接触して前歯2本を折るアクシデントに遭ってもプレーを続けたというエピソード。驚異的な精神力を持っている15歳と報道されていました。あれから14年ですか。当ブログの観戦歴とガッチリかぶりますね。
   
   
  個人的には2015年のファン感で宮下選手とパス体験ができなかった事が一番悔やまれる。最初のチャンスの時は、恥ずかしくてまた次年と思いましたが、翌年のファン感でさぁと思うと、子ども限定になっていて断念。当時全日本の人気選手とパス交換ができなかった事は本当に残念。
 全日本時代についてのコラムによると、古賀選手(現主将)について、自分がいいパスが出せなかったからリオ五輪に出場できなかったとして迷惑をかけたと思っているという内容がありました。当時、代表で調子を落とし、帰って来たチームでも不調でいいプレーができず、確かその頃に2部に降格したような覚えがあります。それくらいチーム全体に影響を与える選手でした。その後はコロナ禍時代に入ります。 
     
 あと、宮下選手は海外のファン作りに大きく貢献しています。この記事によれば、タイのシーガルズファンが10万人いるとか。2013年に日本代表としてタイで国際大会に出場ことで、現地で宮下選手の人気が沸騰。所属するシーガルズの人気も急騰し、それをきっかけにシーガルズとタイの交流がスタート。2020年にはタイのバレーボール協会と友好協定を締結。国際的な人気選手の退団として、その辺りもちょっと心配かな。
 今季の試合で、能登半島地震の募金箱を手に募金活動をされていました。そこに立っているだけではなく、フロアをあちらこちらに移動しながら、募金を呼びかけられていて、気持ちのこもった行動だなと思っていました。

 

【バレー】今季限り引退の岡山シーガルズ宮下遥、有終の美に涙「バレー人生で初めての日本一」 - バレーボール : 日刊スポーツ

現役最後のプレーは、優勝を決めたアタックをお膳立てするトスだった。女子の岡山シーガルズの司令塔で、今大会で引退する29歳の宮下遥は、前後左右へ緩急をつけた配球… - ...

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 そして川島主将。写真を振り勝っても、余り変わっていない印象。イメージ的には試合のプレーよりも試合後の挨拶とかチームを代表して前に立っている方が強いですね。あと、川島選手の横断幕が黒字に白字で「己に克て」というインパクトが強すぎる文言で、自分に勝てていないの?と思ってしまうくらいに、とても印象に残っています。調べると、本人が好きな言葉らしいです。
 2009年に入団し、2011年のサマーリーグで活躍し、個人で敢闘賞を受賞。2011-12シーズンで活躍し、ベスト4に貢献し、2012-13シーズンでは3位になり、2013年に全日本に初選出し、代表デビュー。その後は2016年にも全日本に選出。2021年にVリーグ通算230試合出場となり、Vリーグ栄誉賞を受賞。
  
 個人的にはこの記事によると、去年9月にイオン倉敷に楢崎選手とストレッチ体験に来ていたのを覚えています。そうそう、川島選手といえば、つい最近クラブからバースデーカード(名前は記入無し)をもらったばかり。及川選手の次ということで、クラブに指名させていただいておりましたが、数ヵ月前にいただいていました。うーむ、1回だけに終わりましたが、次はどの選手にしようかな。黒鷲旗で活躍していた小松原選手もいいですね。

 5月16日に2人の引退記者会見がありました。その内容が山陽新聞にも出ていました。
 川島選手は3年程前から引退が頭の中にあったとか。背番号は監督の誕生日(4/7→4×7)から監督が付けたという悲話もありました。宮下選手も数年前から引退を考えていたそうです。リーグ歴代3位の333試合試合出場です。
 本当にお疲れ様でした。川島さんはまだもったいない。どこかでもう少しプレーして欲しいな。会見で岡山が好きだからと言われていたので、山口さんみたいに岡山で仕事をしてくれるかもしれませんね。宮下さんは来季もまたジップアリーナなど現場で会えそうですね。その時はどんな姿なのか、楽しみです。
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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