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頑張れ!オリンピック34

2020-06-11 00:01:53 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 先日、小池都知事から東京五輪の簡素化なる発表がありました。確かにワクチン完成が来年など今の情勢を見ると、1年後の五輪開催はしんどい気がします。春頃に延期論が出て、1年後なのか2年後なのかという論議になり、安倍首相から1年延期が発表になりました。その中で、今度は小池都知事から簡素化論が出る。まずは、その簡素化をリスペクトしてみましょう。
   
【東京五輪、中止回避へ簡素化案 行進取りやめも視野】
「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2021年に延期された東京五輪・パラリンピックについて、東京都や大会組織委員会が大会の簡素化を検討している。入場行進を取りやめるほか、販売チケットを減らし観客席の間隔を空けるといった案があがる。感染対策の徹底で『大会中止』の事態を避けたい考えだ。」
「都と組織委は既に国際オリンピック委員会(IOC)と協議している。『アスリートファースト』を掲げるIOCは競技自体への影響を望んでおらず、簡素化は式典などが主な対象となる。
 選手が一堂に会する開閉会式での入場行進の取りやめのほか、各国の来賓など参加者数の絞り込み、セレモニーの縮小、聖火リレーの日程短縮などを検討する。開閉会式は各3時間の予定だが、時間を短縮し選手の感染リスクを抑える狙いがある。
 観客席の削減も検討しており、座席の間隔を空けるなど観客同士の距離を取ることで感染対策につなげる。会場ごとにサーモグラフィーを設置した観客の体温確認や、入場時の手指消毒を求める案も出ている。」
引用:日経新聞

 これを読むと、大会運営内容よりも大会行事の簡略化が強い印象を受けます。観客席も大幅に減りそうですね。当ブログも2競技のチケットを持っていますが、こりゃ余り期待しない方がいいですね。曜日が1日ずれるし。そもそも代表選手の選考会が間に合うのだろうかとも思ってみたり。そういえば聖火リレーも短縮化するんでしょうね。中止になるのは最悪ですが、こういう簡素化ではなく、もう1年延期できないものでしょうか。
   
【衝撃文書入手…!東京五輪「21年の中止はすでに決定済み」】
「本誌は米政府との繋がりをバックに世界展開している大手旅行会社のマル秘レポートを入手。そこには、こんな一文があった。「東京五輪は中止が決定している」 その根拠は以下の通りだ。
・多くの国が代表選手の再選考のための大会を開催する余裕も時間もない
・’21年は各国、財政の建て直しが最優先
・ワクチンができたとしても、世界中に行き渡るだけの量を確保することは困難。注射器や瓶の確保も間に合わない
・アフリカや中南米などの医療後進国はまだ第1波の真っ只中で収束が見えない
こうした事情を勘案し、件(くだん)の企業は「東京五輪関連の予約をすべてキャンセルした」とレポートを結んでいた。」
「米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレイテッド』のクリストファー・ウォルシュ記者も「五輪中止」を否定しない。強行開催したとして、無観客に近い形になるでしょう。そんな大会に莫大な資金を出すスポンサーがどれだけいるのか。実際、新型コロナで多くの選手が企業のサポートを失っています。練習環境に不平等が生じているのもフェアではない。これらの理由で、複数のIOC関係者が『中止すべき』と主張しています」
引用:FRIDAYデジタル 

 という事で、スポンサー目線でいくと中止した方がいいという話。確かに話はよくわかる。ここでずっと出てきていないキーワードがあります。それはアメリカ。放映権で巨額のスポンサードを行うTV局の存在があり、1年延期の時もアメリカの意向が強かった覚えがあります。当ブログでもアメリカ方面も「簡素化」という話が出ていれば、そこで初めて簡素化を認識したいと思います。
 ただ、東京五輪を心待ちにしていた一個人ファンとしては、もう1年延期してもいいじゃないか、元々2年延期案もあった訳だしとつい思ってしまいます。で、当ブログとしては「終息しそうにないので、更にもう1年延期」論を思い立ったところで、ふと1つのキーワードにぶち当たりました。それは「カタールW杯」。しょうど、2022年の夏に開催予定です。W杯と同じ時期には開催できないよなぁと思っていると、もう1つニュースが流れてきました。

【FIFA、2022年W杯延期も視野に検討 2年先なれどマイナス要因ばかり】
「国際連盟(FIFA)が2022年にカタールで開催予定のW杯について、新型コロナウイルス感染拡大により延期も視野に入れて検討し始めていることが5日、関係者への取材で分かった。感染は収束しておらず、開催国カタールでも感染者が増加。1年延期された東京五輪と同様に、2年後のサッカーW杯にまでコロナ禍の影響が及ぶ恐れも出てきた。」
「FIFA関係者によると、インファンティノ会長はW杯の延期に慎重な姿勢をみせている。しかし、上層部の中には『可能ならもちろんやる。だが、世界の(新型コロナの)現状を看過できない。時期尚早かもしれないが(延期も)考えないといけない。本大会を無観客でやることは絶対にあり得ない』と話す人も出てきているという。」
「「予選の目途が立たないところもある。収束しなければ無観客やセントラル方式(1カ所で集中開催)なども模索しなければならない。本大会延期も念頭に置く必要がある」と、FIFA関係者も頭を悩ませているという。」
 「(開催国カタール)人口100万人あたりの感染者は約2万1600人となり、世界でも突出して多い。同国政府は3月、公共・民間の労働者数を20%に削減すると発表しており、W杯関連施設建設への影響は不可避。有効なワクチンも未開発で、FIFAも難しい判断を迫られそうだ。」
引用:サンケイスポーツ

 まぁこれはコロナ禍でのW杯延期論ですが、つい、ひょっとして東京五輪に気を使った動きなのかもしれないと勝手に淡い気持ちを持ってしまいました。世界水泳も世界陸上も五輪1年延期に向けて、結局開催延期になりました。もちろん一緒になる話ではありませんが、淡い期待を持ってしまいますね。
 あの大観客の歓喜があるからオリンピックだと思います。無観客試合のオリンピックって、オリンピックにならない気がします。しかし、W杯にも影響を与えるというのもすごい話。
 で、今日正式に簡素化と来年夏までのロードマップが発表になりました。費用を最小限に抑え、参加者の削減や関連イベントの再検討があったそうです。東京都の財政状況も関係するそうです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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