J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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Jリーグディヴィジョン2を往く11(福岡)

2009-04-16 01:49:59 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 J2クラブ紹介シリーズ・その10です。このクラブはやはり、かつての老舗の中央防犯から藤枝ブルックスのイメージが強いです。昔、出張で福岡駅を歩いていた時に、アビスパのサポーターが大勢、雄たけびを挙げているのを見て、すげえなと思った事がありました。あの当時、その光景がJの試合がある駅のイメージでした。アビスパ福岡編です。4月29日(水祝)の第11節ホームの相手です。
        
 前身の中央防犯サッカー部は、静岡県藤枝市で結成。'91年にJSL2部に昇格し、'92年に旧JFL2部に参加、'93年に1部に昇格。この年に「中央防犯FC藤枝ブルックス」と改名。Jリーグ昇格を目指した時期もありましたが、諸般の理由から、福岡市の誘致を受けて、'95年に福岡市にチームを移転。チーム名を「福岡ブルックス」とし、Jリーグ準会員となりました。'95年に旧JFL優勝でJリーグ昇格。

 '96年に現チーム名に改称。それからは順位は低迷。'98年にはJ1参入決定戦という名勝負がありました。3試合の激闘を続け、ギリギリ最後でJ1参入を決めています。この時の試合はビデオ化もされ、緊張感は今でも覚えています。こちらのチームはこの年から3年連続でJ1残留争いを勝ち抜き、「落ちない」ジンクスと言われ、チームグッズをゲン担ぎに買い求める受験生も多く、クラブもグッズを太宰府天満宮でお祓いを済ませてから販売していたとか。が、'01年にJ2へ降格。
 '05年に再びJ1へ昇格。が1年でJ2へ降格。'07年から'09年をJ2で戦います。確か数年前にリトバルスキー監督がどうのこうのという問題というか、話題になった覚えがあります。

 こちらのクラブもエレベータという表現が合っているのかわかりませんが、行き来が多いクラブです。J2岡山にとっては、元J1の強豪として立ちはだかっている存在です。
 同じ福岡ということで、福岡ソフトバンクホークスと、なでしこの福岡J・アンクラスとの交流が大きいようです。公式HPを観てみました。
 ホームスタジアムであるレベスタは、トラックが無いですが、ラグビーやアメフトも開催される多目的タイプのようですね。

 会社概要を見てみました。役員は12名(非常勤の取締役等の所属先は不明)です。チームの練習場は、雁の巣レクレーションセンターにあり、HPを観る限り恵まれた環境です。うらやましいですね。本社は福岡フットボールセンターという'06年に開業したサッカーコンプレックス施設にあり、これもまた恵まれた環境のようです。

 ホームタウン推進活動をされていますが、子どものサッカー指導を中心に多くの活動をされています。紹介してみます。
①アビースクール
②アビスパ福岡サッカースクール
③福岡県サッカー協会との指導者養成活動への取り組み
④日刊スポーツ杯争奪アビーフットサルフェスタ
⑤社会を明るくする運動
⑥7区親子サッカー教室
⑦スポーツ振興事業団サッカー教室
⑧アビスパふぁみりーカップ(ミニサッカー大会)
⑨委託サッカー教室
⑩音サッカー(ブラインドサッカー)支援
⑪ホームゲーム前座試合8:8
⑫小中学校社会人講話
⑬海の中道総合スポーツクラブへの取り組み


 全体的には子ども向け中心のサッカー指導が主体のようで、行政・各種団体とも連携して活発にされています。実績数もすごい多い数です。チームのスクールは6校あります。県サッカー教室とも強い連携で、指導者養成事業へ積極的に有資格者コーチを派遣されています。
 イベント事業でも、フットサル大会や巡回教室やミニサッカー大会、ブラインドサッカーなども手掛けておられます。
 また、小中学校社会人講話という事で、 総合学習「職業の選択」というテーマでコーチが講演をされます。 あと、「海の中道総合スポーツクラブへの取り組み」というものがあります。'01年からNPO法人海の中道総合スポーツクラブの設立に協力してきたそうですが、その海の中道フットボールクラブの活動場所としてチーム寮の人工芝グラウンドを毎週提供しているとか。

Jリーグ公式サイト(J2):http://www.j-league.or.jp/j2/
アビスパ福岡公式HP:http://www.avispa.co.jp/
アビスパ福岡ホームタウン推進活動ブログ:
http://blog.livedoor.jp/avispahometown/archives/258451.html
J2福岡関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060319
  〃     ⑤:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060207
  〃     ④:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060118
  〃     ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051226
  〃     ②:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051014
  〃     ①:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050929

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