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カリスマの存在219

2017-06-07 00:01:58 | カリスマの存在

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 日曜日に開催されたホーム浦和戦に1-0で勝ち、暫定首位から単独首位に変わりました。外出後、帰宅してからDAZN観戦でしたが、引き締まったいい試合でした。さすが浦和さん、足元も上手いし、全体的にプレーの質が高く、最初はかなり攻め込まれました。途中から本来のペースを取り戻し、155cmの中川選手の得点で先制。PK献上で同点かと思われましたが、代表合宿に合流している航輔選手の気迫で、興梠選手のミスを誘ってセーブ。そのまま1-0で勝ちました。J1の高レベルの試合を観れて良かったです。いろいろと報道が出ていますが、順番に。まずは、Web Sportivaの記事から、以下抜粋して紹介。
   
【レッズ撃破で8連勝。今年のレイソルは「夢を見られる」チームである:Web Sportiva】
 J1柏は8連勝で勝ち点を30に伸ばし、前節に奪った首位の座をしっかりと堅守。中川選手の献身と航輔選手のセービング力というパフォーマンスが、浦和撃破の最大の要因。
 身長155cmの中川選手は、Jリーグ最小の選手でだが、小柄ながらもがっしりとした身体つきで、技術とスピード、そしてパワフルさを装備。浦和戦の得点だけでなく、90分間、絶え間なく走り、前線から浦和にプレッシャーをかけ続ける。そのハイプレスの徹底で、浦和の攻撃から自由度を奪取。下平監督も、攻撃力の高い浦和さんにいかにボールを持たせず、そのために、プレッシャーをかけ続けることを選択。後方にブロックを敷いて対応するのではなく、出どころを抑えるために前からのプレス。浦和攻略の常とう手段だが、貫徹するのは困難。だが柏は中川選手を中心に、その難易度の高いミッションを見事にクリア。
 西川選手からのロングフィードも、中川選手のプレスで、精度が低下。中川選手の功績は大きく、結果的に中川は、両チームトップの12.427kmを走破。

 航輔選手の最大の特長は鋭い反射神経を生かしたセービング。決まったと思わせるシュートをことごとくブロック。PKのシーンもJ1得点王の興梠選手の動きをしっかり見極め、右にフェイクし、読まれたと思った興梠選手は逆方向に蹴って外してしまう。この2人だけではなく、柏の選手は全員が躍動的。この日のスタメン平均年齢は24.18歳。若さゆえの勢いが、今の柏の原動力。昨季後半の失速は、今季の戦いにおける教訓となっているはずで、勢いだけでなく、真の実力が備わり始めているように感じられると締めくくっています。
Web Sportiva該当記事:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2017/06/06/___split_68/
   
 試合後のGOINGで中川選手、やべっちFCでも航輔選手は特集されていました。「今シーズン枠内セーブ率92.9%」と紹介されていましたね。いい試合でした。試合後の「勝利のダンス」もいいですが、最近よくサポーターサイトから動画をよく観ます。いつ観ても面白いゴール裏の風景です。動画観ました。元選手も来ていて、一緒に盛り上がったようです。
   
 そして今日の記事でもう一つ紹介したいのは、選手とファン・サポーターの距離感です。まずは「広報日記」の記事にあるクリス選手のメッセージです。こういう風にサポーターに直接しっかり語り掛ける事例も珍しいです。以下、その内容です。
「ピッチ上は戦場になると思います。同じようにレッズとレイソルのサポーターは日本を代表するサポーターなので、応援でも戦いになるでしょう。我々はピッチで戦って勝ちます。だから、サポーターは応援でもレッズのサポーターに勝って欲しい。一緒に戦い、ピッチと応援の両方で勝ったうえで、最後にフェスタができればいいと思っています」
 これはフロントが本人に求めたコメントですが、それを公式Instagramから公式HPを通して発信しています。しかも、画像データにして。これはサポーターを熱くするメッセージですね。
日立台広報日記該当記事:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_2266.php
   
 実はJ1柏はクラブとして選手のSNSなどの情報を発信しています。ビッシリではないですが、改めて公式HPの選手一覧のページを見ると、選手ブログと選手ツイッターの欄があり、クラブも一緒にPRしてあげる姿勢がにじみ出ています。どこだったか忘れましたが、かつてSNS自体を「コメント対応が怖いから」とずっと導入せず、「サッカーだけやってくれたらいい」と選手の露出も抑えていたところがあったのを思い出しました。
 当ブログでは一般的に情報開示に否定的なところは基本的に信用していません。何か隠したい事があるのではないかと。一方のJ1柏は公式ツイッターでも、大谷主将をはじめたくさんの選手ツイッターに対してリツイートしていますね。現場もネット上も、チーム(クラブ)とファン・サポーターの距離感が半端なく近いです。
  当ブログでは公式HP等でどこまで選手のSNSをリンクできているかが、J1にふさわしい付加価値の高さだと思っています。試しにちょっと探してみました。川崎さんガンバさん大宮さんなどがありましたね。
     
 これで第一関門突破で、数節後に鹿島さんとの大一番があります。そこに勝てば前半を首位ターンでき、年間優勝に近づきます。昨季だったら前期優勝になるのかな。もっとも2ステージ制に猛反対だった当ブログが触れるのもおかしな話ですが。J1柏は去年もそうだったようですが、若い選手が多いので、順位が上がってくると、若さゆえのプレッシャーでまた足踏みするかもしれません。ただ、浦和戦では驚くほど落ち着きがあったので、そういうプレッシャー無しにフィニッシュしてしまうかもと思ってみたり。ちなみにレイくんカメラ、迫力があっていいですね。

コメント (2)
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