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totoについて13

2013-09-26 00:04:16 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 少し前にFOOT×BRAINで「スポーツ×お金 日本スポーツ界が強くなる理想的なお金の使い道とは」というタイトルで、totoの特集が行われていました。番組を観て、今やtotoはこんなに日本スポーツ界に貢献しているのかとビックリしました。以下、抜粋して紹介。
   
 ロンドン五輪歴代最多メダル38個のうち35個はtotoの助成を受けていた競技。2008年北京五輪(メダル数25個:9億円)から飛躍的に助成金交付額が上がり、2012年では164億円となった。totoのおかげでメダルが獲れたと言っても過言ではない。現在の目安として、1口100円のtotoで約20円、1口300円のtotoBIGで約60円が助成金に回っている計算。
 その助成事業は、①「活動」アスリートの強化等、②「施設」スタジアム建設等、③「大会運営」国際大会等が主な柱。助成が受けられるのは、日本オリンピック委員会やNPO法人などの非営利団体と、都道府県や市町村などの地方自治体になり、使い勝手のいい補助金。
   
 地域に根付いたスポーツ活動として、今年1月に完成したC大阪の練習場施設及びクラブハウス。活用された助成金は1億4,000万円(総工費5億円)、(助成事業はグラウンド芝生化事業、クラブハウス整備事業など)
 人工芝のグラウンドでは少年サッカーの練習、天然芝のグラウンドでは少年野球の利用、もう一つの天然芝グラウンドではC大阪のトップチームの練習。この施設はアマチュアだけでなく、プロも練習している。この施設を運営しているのは、一般社団法人 セレッソ大阪SC。
 あえてチームとは別の団体を作った理由として、大都市の中にあるチームで、いろいろな娯楽やスポーツがあって、プロ野球阪神というビッグコンテンツがあって、そういう中でこのクラブハウスの周りの地域の方々が様々なスポーツで気軽に使ってもらう事。地域に根付いたチームになれるように、30~50年かけてなりたい。

 設立以来、サッカー以外の様々なスポーツスクールを開校し、チームの底上げに一役買ってきた。クラブハウスには地元の人が自由に使える会議室や明るいカフェスペースなど、サッカークラブを中心に広がる交流の場としてのモデルケースとして注目されている。これは人のつながりが広がるとともに、プロチームの価値が高まり、地域の宝としてヨーロッパの形に近づいていく事になる。サッカー界としては、スタジアムなど施設の充実に充てられて、サッカーインフラが充実していく事と関係者は言われています。

 ネットを観ていると、NUMBER誌WEBに同様の特集記事が載っていました。同じように抜粋して紹介。

 今年、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブは、toto助成金を受けて、クラブハウスの新設やグラウンドの芝生化を実施。C大阪は大阪市此花区にある舞洲に練習拠点を移転。天然芝グラウンドにラクロスやラグビーの公式戦が開催できる人工芝のグラウンド、そして最新の設備が揃うクラブハウス。この施設は、専用練習場ではなく、一般の人がスポーツをする場所としても開放。
 管理、運営する一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブは、市民スポーツ振興と地域社会への貢献を目的として2010年に誕生。今年新設されたセレッソハウスは地域住民も様々な形で活用できる施設。
 Jリーグにはスポーツで日本をもっと幸せな国にするために、「地域に根差したスポーツクラブ」を核にスポーツ文化の振興活動に取り組む「Jリーグ百年構想」があり、「理念を実現するためには5年先、10年先のことを考えて進めなくてはいけない。そこで海外の事例を集め、考え出したのがスポーツ振興に重点を置いた組織を作ることだった」とはいえ、スポーツクラブを作っただけでは経済的な問題は解決せず、toto助成金が活用された。セレッソ大阪スポーツクラブの場合、主に「施設の整備」と「運営活動」で利用。

 施設の整備では、グラウンドやクラブハウスの建設、活動面では、スタッフの育成やサッカー教室を開いた際に配る冊子の制作といった広報活動に活用。
「サッカーを通じて生まれたtoto。その助成金を活用したこの場所を、地域の人達にも存分に使ってもらえれば嬉しいし、多くの人がスポーツをするようになれば、サッカーだけではなく、いろいろなスポーツが盛り上がる。自分達選手がその力になれるのであれば、もっとサッカーをがんばろうという励みにもなる」と扇原選手のコメント。
「私達には、セレッソ大阪で築いたスポーツクラブの運営ノウハウがあります。それをうまく活用しながら、30年後、40年後に地域の人から愛されるスポーツクラブになるように、toto助成金の助けを借りながら一歩一歩着実にがんばっていきたいと思っています」
とC大阪SC宮本代表理事のコメント

 totoの発売時から観てきている当方としては、今の輝かしい活躍がいまだに信じられません。新聞にもキャリーオーバーが何十億円とビックリする数字が並んでいました。サッカーくじとして、スポーツ振興の目的で導入されても、やれお役所仕事とか、日本にはトトカルチョは根付かないと言われ続けて、存亡の危機まで訪れましたが(下の昔の記事参照)、当てる番号を宝くじ形式で設定するtotoBIGの登場から、劇的に変わりました。まさに奇跡でした。あの時の成功で、今のオリンピックの躍進、貢献があるのですね。
 こういう記事を読んだり、書いたりすると、また「totoを買わなくちゃ」という気持ちになります。読者の皆さん、東京オリンピックへ向けて、totoを買いましょう!
NUMBER公式HP該当ページ:http://number.bunshun.jp/articles/-/687140
toto関連⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130223
 〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100911
 〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091122
 〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091120
 〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090110
 〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081122
 〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080416
 〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080124
 〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071002
 〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070529
 〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070516

 〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070504
 〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070210
 〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060421
 〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051111
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