J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

東北地方太平洋沖地震について

2012-03-11 00:18:01 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 1年が経ち、改めまして被災者の方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
 やはり3月11日の記事はこれでいかないといけないでしょう。マスコミ等で自然とそういう雰囲気も出ていました。まず、タイトルとカテゴリ名が違いますが、震災の名称は当初は「東北地方太平洋沖地震」でしたが、途中から現名称に変更になりました。当ブログでは1年前の3月はずっとこの旧名称を使用していたので、このままでいきたいと思います。あれから1年が経ちました。マスコミ報道やネット情報などどこを向いても、この1年ですっかり風化してしまいました。当ブログもしかり。でも、現地の被災者の方々ははを食いしばって、戦いながら生活をされてきたと思います。ただ、こうして文章を書くだけなのは全く不謹慎な事かもしれませんが、当ブログでできる事をやっていきます。それは何か、それは情報公開、情報共有です。
   
 NHKで生放送されていた仙台対鹿島戦を観ました。まさに今日にふさわしいカードでした。石巻市から90人のサッカー少年が招待されていました。先日のゼロックス杯でも復興支援活動が実施されており、改めて「復興支援活動」は公共財としての、Jリーグの使命である事を再認識されます。中には意識が高いとは思えないクラブも見受けられますが、クラブライセンス制度にその辺りの「社会貢献度」の評価をぜひ加えて欲しいと個人的に思います。試合では、足立女子マネも出ていました。何でも今シーズンは、瓦礫問題も呼び掛けていくとか。当方もTVの前で黙とうさせていただきました。しかし、去年の仙台は強かったですが、今年も強いですね。

 いい機会なので、今日現在の公式HPを見てみました。震災復興の意識がどこまであるか、表れていると思います。この項目は、当ブログで言う「Jクラブの付加価値」のうちの一つ。順番は、内容的に高いもの順に独断と偏見で並べさせてもらいました。いつものように「他の」全クラブ調査という事で、ファジアーノは入れていませんが、どの辺に入るのかは、読者の皆さんにお任せいたします。
【J1】
川崎:http://www.frontale.co.jp/mind1_nippon/
 専用ページあり、トップページにバナー掲示。「支援はブームじゃない」の言葉。ホーム開幕戦でも復興支援活動実施。
柏 :http://www.reysol.co.jp/club/teamasone2011/index.php
 専用ページあり、トップページにバナー掲示。 
磐田:http://www.jubilo-iwata.co.jp/news/info/2011/support.php
 専用ページあり、トップページにバナー掲示。
浦和:http://www.urawa-reds.co.jp/club/gienkin.html
 専用ページあり、トップページにリンク掲示。
清水:http://www.s-pulse.co.jp/special/goals1104/index/
 専用ページあり、トップページにバナー掲示。
大宮:http://www.ardija.co.jp/news/2012/20120229_3_club.html
 専用ページあり、トップページにバナー掲示。
G大阪:http://www.gamba-osaka.net/news/news_detail.php?id=3783
 震災関連地域イベントに協力。
仙台:http://www.vegalta.co.jp/dreamproject/2012/dreamproject-2012.html
 トップページに「宮城・東北 Dream Project」のバナー掲示。
鹿島:http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/30159
 カシマサッカースタジアム復興記念練習試合開催、トップページに「東北人魂」「WITH HOPE」のバナー掲示。
新潟:http://www.albirex.co.jp/news/club/34938
 復興支援活動(義援金)を実施。
神戸:http://www.rakuteneagles.jp/company/support/ganbaro.php
 トップページに「がんばろう東北(プロ野球東北楽天)」のバナー掲示。
札幌:http://www.enproject.jp/
 トップページに「EN project Japan」のバナー掲示。
F東京:http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=top_photo/show&tph_id=12582 
 義援金口座開設告知、トップページスナップショットに表示
鳥栖:http://www.sagantosu.jp/news_release/2012/03/007135.html
 「Jリーグ九州サポーター震災復興プロジェクト東日本大震災 義援金募金活動」を実施告知
横浜M:http://www.f-marinos.com/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=5628
 市内商店街による震災復興支援イベント「スマイル東北市」に協力。
広島:http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=5078
 震災関連メーカーイベントに協力。
活動見当たらず(見落としていれば教えて下さい):C大阪、名古屋 

【J2】
湘南:http://www.bellmare.co.jp/48573
 独自に「KIDS GUARD SHONAN」として、原発被害で不安を抱える福島の子どもたちを湘南へ招待する活動を実施。
松本:http://www.yamaga-fc.com/onesoulproject/
 専用ページあり、トップページに「One Soul プロジェクト」のバナー掲示。
水戸:http://www.mito-hollyhock.net/www/news/index.cgi?no=1211
 トップページに「WITH HOPE」バナー掲示。ホーム富山戦で、「がんばっぺ!茨城デー」として実施。他にもホームタウンブログで活動報告。
京都:http://www.sanga-fc.jp/news/info_detail/16350/
 選手による募金活動、チャリティーグッズ販売など、ホーム会場で復興支援活動を実施。
鳥取:http://www.miyagi-fa.com/
 トップページに「東北サッカー未来募金」のバナー掲示。東北人魂「鳥取プロジェクト」を発足。
山形:http://tohokujin-spirit.com/
 トップページに「東北人魂」のバナー掲示。
福岡:http://www.avispa.co.jp/index_box/info/info_201203_04.html
 ホーム熊本戦で両チームサポーターと福岡の選手(8名)合同で「東日本大震災復興支援募金活動」を実施。
東京V:該当ページ
 ホーム甲府戦で「FLAG FOR JAPAN」ブースを設置し、東日本大震災の被災地の方が作ったミサンガを販売し、復興支援募金活動実施。
栃木:http://www.tochigisc.jp/news/article/00003289.html
 湘南主催の「KIDS GUARD SHONAN」に参加した福島県いわき市のサッカークラブを招待。
草津:http://www.thespa.co.jp/2011_news/110317/news.html
 クラブ「義援金」専用ページあり、トップページにバナー掲示。
横浜C:http://www.yokohamafc.com/news/2012/03/01/bunbougu-present/
 地域団体と協働した東日本大震災復興支援活動の報告。
町田:http://www.zelvia.co.jp/football_family/
 町田サッカー協会とFリーグ町田との合同事業で募金活動を実施。トップページにバナー掲示。
愛媛:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=101699
 アカデミーで「僕たちは、決して忘れない」東日本大震災復興支援チャリティーイベントと題して、ファミリーサッカースクールを開催。
北九州:http://www.tokei-net21.com/kitakyushu/archives/8396
 ホーム水戸戦において、水戸のサポーター向けに、震災復興支援招待券を寄贈。
大分:
http://www.oita-trinita.co.jp/news/detail/?cate=7&smonth=&id=239

 後援会で、「東日本大震災被災者支援ベルマーク運動」の一環として、ホームゲーム会場にてベルマークの回収を実施。
熊本:http://roasso-k.com/news_view.htm?id=201202&news_id=2046
 「Jリーグ九州サポーター震災復興プロジェクトKYUSHU for JAPAN」に協力。
活動見当たらず(見落としていれば教えて下さい):
 甲府(義援金報告あり)、千葉(義援金報告あり)、富山(義援金報告あり)、岐阜、徳島

 「このブログは復興、復興とそればかりだな、サッカーをしっかりやらないと」という声が聞こえてきそうですが、これらの事例を目にしたらおわかりになるでしょう。Jリーグクラブは公共財。公共財として当たり前の事の一つなのです。特に選手による活動は重要です。J1川崎で言う「支援はブームじゃない」がすべてを表していると思います。あくまで一般的な話ですが、例えばブームに乗ってあの時期に、ちょっと選手に募金活動をやらせてみて「選手のはもう終わり」ではなく、同じ「日本人」、自分達の問題として公共財の立場を自覚して行動して欲しいと思います。

コメント
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