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監督、GMの力量21 【J特】

2010-10-06 01:17:14 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 J's GOALを見ていると「2年目クラブの大きな決断」というタイトルで、富山さんの事が載っていました。読んでビックリしました。富山さんもついに本気になられて手を打ってきましたね。以下抜粋して紹介。
      
 J2富山は9月29日付けで監督交代を発表。成績不振を理由に楚輪博監督を解任の上、安間ヘッドコーチが昇格。シーズン途中の監督交代は、Jリーグ2年目にして初めての大きな決断。
まずは清原社長のコメント(抜粋)
今季は8位以内を目標にしてやってきたが、。7月のリーグ戦の再開以降は浮上のきざしがあったが、昨季の13位を下回る18位と大変厳しい状況。もう一度、戦う集団を作り上げるためには監督交代もやむをえないと決断。サポーターやファン、スポンサーのみなさまに対し、ふがいない試合が続くということは、何かが欠けていると判断。功労者である楚輪監督の解任は苦渋の決断であることを理解していただきたい。
 3年前のちょうど今ごろ、カターレが創設された時はフロントも素人集団で、海のものとも山のものとも分らないクラブだった。昨年は大きな戦力補強をしなかったにもかかわらず13位という成績を勝ち取っていただいた。チームには今季の残り9試合が来季への延長線上にあると認識し、緊張感をもってやってほしい。指導者が変わっただけで簡単に結果が出るとは思っていない。今後に向けてハード、ソフトの両面でやらなければならないことは多いが、わたしたちはJ1昇格を目指していく」


安間新監督
「これだけ試合をしての18位という成績は偶然ではなく必然のもの。やらなくてはいけないことがたくさんある。昨季の第3クールと同じように今季も勝てないのは実力が不足しているから。自分たちの立ち位置をしっかり見つめてやっていく。出てきた課題を一つずつ克服していきたい。負け癖がついているので、選手たちにはもう一度挑む姿勢を取り戻してほしい。
 (コーチ、監督を務めた)甲府の時のようにパスをつなぐアグレッシブなサッカーをやりたいが、現状ではまだできない。1対1の間合いであるとか基本から見直していきたい。まだJリーグ2年目なので、そうやって土台を作っていかなければ先も見えてこないと思う」
 

 安間新監督の経歴を見てみます。
 '02年からHonda FC監督に就任し、その年にJFL優勝。'03年と'04年も2位と健闘。'05年よりJ2甲府コーチに就任。'07年からヘッドコーチとJサテライト監督に就任。'08年にJ2甲府監督に就任。'09年は勝ち点1差の4位で昇格ならず、自ら退任。今シーズンよりJ2富山のヘッドコーチに就任。

 しかし、このタイミングで監督交代というのは富山さんも、思い切ったことをされます。通常はシーズン代わりで監督交代だったでしょうが、それくらい上昇させたい思いが強いのでしょうか。
 昨シーズン、最下位争いを演じていたJ2栃木が、今春に全役員が総辞職して地元財界の重鎮と入れ替わって上位に進出という栃木スタイルを紹介していましたが、この富山といい、他の去年の下位チームの動きはどうなのだという声が聞こえたため、調べてみました。
    <2009>   <2010:今日現在>
富山  13位:  →  18位
熊本  14位:  →   6位
愛媛  15位:  →  12位
横浜C 16位:  →   7位
栃木  17位:  →  11位

 これを見ると、昨年の下位チームは富山を除いて、今シーズンは明らかに上昇していますね。まあ愛媛は3つくらいしか上がっていませんが栃木などは一時期7位まで上昇しています。そして、去年13位で現在18位の栃木さんが本気モードに入ってきました。
 社長のコメントに「J1を目指していく」とあります。栃木といい、「J1を目指す」と口にされる同期チームの動向がどうも気になります。チームによってなぜか違いが出ますね。
※大枠としては、監督がどうとかそういう細かい点よりも、J2下位チームは何かしら変革している事について注目しています・・・。
J's GOAL該当ページ:http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00107749.html

 昨日もアクセス多かったですね。閲覧者:549人、アクセス数:2,065でした。勝利効果かな。

コメント
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