J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

観客のためのスタジアム4

2009-07-13 00:46:29 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)
 J1ガンバ大阪から、驚くべき発表がありました。以前より囁かれていた新スタジアムについての正式な発表です。32,000人収容で、11年度中の完成を目指すとか。
 現在の万博記念競技場が老朽化し、FIFAの基準を満たしていないため。収容人員を今より11,000人増やし、基準をクリアさせる。クラブ公式の発表の概要は以下のとおり。
    
  新スタジアム建設の狙いは次の3点。
①大阪のファンにサッカー専用スタジアムでの迫力ある試合を楽しんでもらいたい
②FIFA基準のスタジアムで、国際試合を開催し、世界レベルのサッカーを間近で体験して欲しい
③ガンバ大阪のホームスタジアムとして、多くのお客様に楽しんで欲しい

<建設場所>
 Jリーグ発足時から使用させて頂いている万博記念競技場があり、万博敷地内での建設を万博記念機構、吹田市、大阪府にお願いしている。
<建設資金・寄付金募集団体>
 クラブが寄付金募金団体を設立し、行政に代わってスタジアム建設資金を集め、建設するという形をとる。寄付金募集団体を通じての寄付をすることにより、寄付金額のすべてが建設資金として活用できる。スタジアム建設完成後は、施設を行政に寄贈し、クラブはホームスタジアムとして使用料金を支払い、一利用団体として使用する。
<寄付資金プラン>
 「みんなのスタジアム」建設プランとして、建設資金は150億円。うち、30億円はファン・サポーター。100億円はスポンサー、地域企業。20億円は行政の助成金(totoを含む公的なもの)等で充てる。
<スタジアム構想>
 新スタジアムは、大阪初となるサッカー専用の屋根付きスタジアム。収容人数は32,000人、建設資金推定金額は150億円。


 「みんなのスタジアム」は、幼児、児童、学生、大人、高齢者、そしてプロスポーツ選手まで使用できる施設の建設を目指しているとしています。ヨーロッパ各地で見られるスタジアムは、地元交流の場であり、多世代に渡り、様々な活用方法で、スタジアムが地域に浸透しているともあり、クラブ関係者がしっかりヨーロッパを視察した成果が見られます。
 しかし、独立行政法人「日本万博記念機構」や大阪府との協議は難航中で、クラブ社長は「建設用地は行政に提供していただくことが重要だが、今は前に進めない状況」と言われています。そこで、ファン・サポーターの声が必要となってくるようです。
G大阪公式HP該当ページ:http://www.gamba-osaka.net/news/news_detail.php?id=1627
G大阪新スタジアム関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090430
  〃            ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080719

 いやはや、うらやましい限りですね。岡山県民としても高速で2時間走ったら、そういう素晴らしい専スタで、サッカーが観られるという事ですね。何年後かわかりませんが、「大阪対岡山」の試合をその新スタジアムで観戦できる日もいつか来るのでしょうか。
 それよりもビックリしたのが、「30億円のファン・サポーターの寄付」の部分。東京もすごかったが、大阪もすごいですね。他のJクラブでは資金工面に苦労されている所も見られますが、ガンバさんに、どうやったら市民から30億の寄付をいただけるか、そういう方策をご教授いただいたらどうでしょうか。と思います。

 今日、桃スタへ行ってきました。その模様は明日。桃スタ的にはいい日でしたが、サッカー的には余りいい日ではなかったです。
コメント (2)
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