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日本代表のこと・・・358

2016-11-16 00:44:49 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 泣いても笑っても、今日は最強の敵です。グループBで無敗。2点差以上で勝てば2位以上。引き分け以下では、上位2チームに引き離され、UAEに抜かれて4位になる可能性もあります。先発は本田葉外しです。本人はどういう心境なのでしょうか。大迫、原口登場。久保がデビューです。アモーレ長友が復帰しましたが、大丈夫でしょうか。相手の監督は南アフリカW杯でオランダを準優勝に導いた名将・ファンマルバイク監督。就任後の成績は9勝3分0敗で、4.5億で出場を決めたらプラス5億という年棒です。サウジはとにかくドリブルが得意な選手が多いとか。W杯予選の最中に監督が交代したのは19年前。'98年フランスW杯最終予選の加茂ジャパン。岡田監督に替えたのが全8試合中、4試合を消化した折り返しのタイミング。今日も折り返しの時期です。今日も生書き込みです。
   
 キックオフ。 今回は日程的に余裕があるからか、日本選手の動きがいいです。先週には強化試合もやってるし、帰国して中2日で強行出場という事はありません。まさにホームの利。これで勝てなかったら、アウェーサウジ戦も勝てません。サウジは細かいタッチのドリブルで仕掛けてきます。待ちきれなかったらPA内でファウルを与えそうです。サウジの選手は背は無いですが、スピードがあります。
 そして、情報では今日はシンガポール審判団で、以前のUAE戦で大揉めになった曰くつきだそうです。今のところはいいですが心配です。原口の突破から大迫のシュート、惜しい。今のところは強豪サウジに対して互角にやれています。が、サウジは後半に強いというデータもあります。 
   
 今日はレベルが高い試合で見応えあります。先ほど、フランスW杯の事を書きましたが、今回の予選はあの時に似ているし、ひょっとしたら、グループ3位通過で、大陸間プレーオフでギリギリ出場を決めるのではないかとも予想しています。19年前と同じように。今日の結果次第ですが。
 原口も遠目からどんどんシュートを打っていますが、今までのホームランよりも枠に近いから期待が持てます。前半45分、おっとここでハンドでPK獲得。相当サウジの選手が荒れています。試合を荒れさせる審判団ですが、今回は日本側に有利に働いたようです。 キッカーは清武。しっかり落ち着いて決めました! 日本ゴォール!!! 大迫ゴール! 1-0。前半終了。日本勝てます。
   
 久保に替わって今日はジョーカーと言われていた本田投入。怪我なのか。後半スタート。1点リードしていますが、このまま勝てばハリル監督の首はつながりますが、追いつかれてドローではどうでしょうか。清武のケガっぽいですが、○のようです。それくらいサウジの選手は激しく来ます。8得点のうち7得点を後半に取ってくるそうです。UAE戦では後半の15分で3点取ったとか。これからが危険です。
 サウジが徐々に攻め込んできます。今日はやたら大迫のチャントが聞こえます。ここで清武に替わって香川投入。何かあごひげ生えています。ここで何かを見せないと10番はく奪だ。自力で出場圏内の2位以内に入るためには、この試合で2点差以上の勝利が必要です。
   
 ここで攻撃のギアをサウジは上げてきたようです。後半35分、本田、長友と崩して、香川がスルーして原口が流し込みました。
日本ゴォール!!! 原口ゴール! 2-0。4試合連続得点は史上初だとか。やりました。これで勝てそうな気がしてきました。
 原口は攻守にわたって活躍しています。ゴール前の混戦。ビデオ判定が欲しいようなプレーでしたが、TVのスロー画面で観ると入っていたかもしれません。日本痛恨の失点・・・ 2-1。ここで大迫に替わって岡崎投入。相手の主将が2枚目のイエローで退場になりました。やはり、審判に悪態ついてはいけませんね。こうなります。ここでホイッスル、勝ちました。良かったですね。よく勝ちました。
 同じ日に開催された、オーストラリア対タイ戦はドローに終わり、オーストラリアは3位に落ち、日本はそのまま2位をキープできました。UAEも勝っても9点止まりなので、同じく2位には届きません。日本何とかW杯出場枠に入り込めましたね。今日の選手の顔ぶれがベストなのでは。香川はともかく、本田はもうジョーカー役でいいのでは。スタミナも心配しなくていいし。ベテラン組はもうサポート役に徹してはいかがかと。

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日本代表のこと・・・357

2016-11-12 00:51:00 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録生観戦レポです。
 久しぶりの代表戦です。今日は強化試合のオマーン戦です。4日後にグループ首位のサウジとの大一番を控えています。先発を少しいじってきました。ケルンで好調を維持する大迫、斉藤、永木、丸山が先発という事で、一気に4人変えてきました。。本田は主将を担当。10番香川の姿はありません。今日負けてもハリル監督解任の危機は無くなっていません。日本は現在FIFAランク51位で、オマーンは129位の相手。
   
 キックオフ。スタメン平均身長が出ました。日本の178.8cmに比べてオマーンは176.3cmと日本がややリードしています。サイドからのセンタリングから大迫がヘッドを決める。日本ゴォール!!! 大迫ゴール! 1-0。大迫と清武コンビが効いてきました。ポゼッションではオマーンを日本が圧倒しています。大迫は所属チームでも調子がいいようですが、今日も変わらないようです。
 本田が絞って中にボールを入れ、そこから縦にボールが入って大迫が 中央から決めました。日本ゴォール!!! 大迫ゴール! 2-0。今日は大迫デーになりました。今日は何かチーム全体のコンビネーションhがいい印象です。大迫はポストプレーでも魅せます。この試合の交代枠は6、これからどういう選手交代を見せるのか。清武の存在感も光りますね。今回は選手合流から合宿と日程的に余裕があった日数のようです。だからみんな動きがいいのでしょう。前半は相手にほとんど攻撃をさせませんでした。ここで前半終了。
   
 選手交代は無し。 後半スタート。オマーンが積極的に攻めるようになってきました。今日もセットプレーのキッカーは清武。いいボールを供給しています。相手を引っ張ったDF、大迫がイエロー献上。オマーンはW杯2次予選で敗退し、イランに敗れて2位で終わっているようです。ロシア大会の次がカタール大会という事で中東勢が力をつけてきています。
 相手のカロ監督は何と元レアルの元監督だそうです。ここで大迫に替わって岡崎、本田に替わって浅野投入。浅野が右に入り、岡崎の1トップになりました。ドリブルが強い斉藤と浅野が左右の2列目に入って、相手にとって新たな脅威になりました。ここで浅野が倒されてPK獲得。キッカーは清武。落ち着いて、右上に決めました。 日本ゴォール!!! 大迫ゴール! 3-0。強化試合といえ、思わぬ一方的な試合展開になりました。
   
 つなぐ日本、その中心は清武です。欧州ではレギュラーで出場無く、試合勘は低いはずなのに躍動しています。ここで永木に替わって小林祐希投入です。永木はこの試合でほとんど名前が出てこなかったですね。オマーンはパスミスがところどころ目立ちますね。ここで清武に替わって、リオ組の久保投入です。5年ぶりの招集からの代表デビューですね。いつの間にかすっかりフレッシュな顔ぶれに変わってしまいました。
 ここで斉藤に替わって3戦連続得点中の原口投入。この試合では攻撃的選手をどんどん入れてきました。そして吉田に替わって森重投入。よく見たら、オマーン選手の背中は全員「OMAN」となってますね。こういうのも珍しい。再度から中央へ、遠目に流れたところから小林がミドルシュート。見事でした。日本ゴォール!!! 小林ゴール! 4-0。ちょっと腕の入れ墨みたいのが気になったが、まあいいや。ここでホイッスル。日本が蘇生したような見事な快勝です。
  でも、今日はあくまで一つ弱い相手とのテストマッチ。本番は来週のサウジ戦です。いくら今日いい結果でも、ハリル監督の崖っぷち状態は少しも変わっていません。

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日本代表のこと・・・356

2016-11-03 00:01:48 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 少し遅れましたが、U-19日本代表メンバーの皆さん、優勝おめでとうございます。いやぁ強かったですね。小野、稲本の黄金世代の時が一番印象に残っていますが、無失点でのアジア制覇はあの時より強いんじゃないでしょうか。まずは結果です。
 U-19アジア選手権は10月30日に、バーレーンで決勝が行われ、日本はサウジアラビアを相手に0―0からPK戦を5―3で制して初優勝。日本は5人全員が成功し、サウジアラビアは4人目が失敗。今大会は2020年東京五輪で中心となる世代で争われ、日本は4強以上に与えられる来年のU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の出場権も獲得。あれから、いろいろといい記事を探していましたが、やっとTHE PAGEで見つけました。ヤフースポーツで出ていました。以下、抜粋して紹介。
   
【U-19日本代表がなぜ快挙を?その舞台裏とは:THE PAGE】
 U‐19アジア選手権2016で、日本はグループを1位突破し、来年5月に韓国で開催されるU‐20W杯への出場権を実に5大会ぶりに獲得。その後、準決勝ではベトナム代表に快勝し、決勝でPK戦で勝って7度目のファイナル挑戦で初めて優勝。MVPを獲得した堂安選手がMVPと思いこんだ名前として口にしたのは中山選手(J1柏)と冨安選手(J1福岡)の両CBと、GKの小島選手(早稲田大)。

 控えメンバーで臨んだ準決勝を除く5試合で、3人は延長戦にもつれ込んだ決勝を含めた全480分間に先発フル出場。大会史上で44年ぶりとなる全試合完封の偉業を達成し、過去のどの世代も手の届かなかったアジア制覇を達成。
 特に中山選手は今シーズン前期開幕直後から、J1柏でレギュラーポジションを獲得して急成長。大きなサイズを生かした対人守備の強さに加えて、日本でも稀有な左利きのCBというストロングポイントを生かした、正確で素早いフィードを前線へ供給。J1福岡の冨安選手も、後期からボランチでレギュラーを獲得。185cm、70kgのサイズを生かした守備で奮闘。
 
 Jリーグが十数年来も抱えてきた課題に、高校やユースからプロになった選手が最初の1、2年で実戦の出場機会を激減させる点があり、サテライトリーグが経費節減のために廃止された'09シーズン以降は、若手が伸び悩む傾向がさらに顕著化。
 危機感を抱いたJリーグは、J3にJリーグU-22選抜を参戦。J1・J2でベンチ入りしない22歳以下の選手から、試合ごとにチームを編成。真剣勝負を通して成長を促す狙い青写真を描いたが、試合前日に集合して練習を一度だけ行う寄せ集め感のもとでチーム内の士気や緊張感が上がらず、2年で活動停止。
 若手の強化育成が再びクラブに委ねられたなかで達成された、今回の二重の快挙。村井チェアマンは「代表チームや選手たちの努力はもちろんのこと、Jクラブが日常的に選手育成に励んだ成果が出たのではないか」とコメント。
 
 PK戦の末に準々決勝で北朝鮮に負けた2年前のメンバーを見ると、J1でコンスタントに出場していたのはJ2・C大阪の南野選手くらい。
 「公式戦で、試合勘を含めたコンディション不足という問題が、今まではどうしても否めないところがあったが、今回のチームはJ1で試合に出ている選手が増え、J3で毎週末に試合をしている選手たち。コンスタントに公式戦でプレーすることは、試合勘に対しては非常に大きい。18歳までは高校やユースで毎週のように試合をしているので、それがガクッと落ちるととても不安になる。いくらいい練習をしても、試合をしなければサッカー選手ではない。たまに試合にでも『90分間もつかな』と考えるなど、メンタル面も同時に左右」と、2年前はU‐19日本代表コーチだった内山監督のコメント。

 今季からG大阪、C大阪、FC東京はU‐23チームを編成してJ3に参戦。G大阪では堂安選手、大会途中からボランチに定着した市丸選手がそれぞれ19試合に出場。クラブと協会が車の両輪を形成し、ようやく力強く前へ進みはじめたところへ、Jリーグもクラブ単位でU‐23チームをJ3に参戦させた今季に続き、来季からはルヴァン杯で東京五輪世代の出場枠を設定。日本サッカー界が一丸となって、4年後のメダル獲りを目指していくと締めくくっています。
   
 という内容でした。本当に東京五輪に向けて未来は明るいですね。J3でJリーグU-22選抜の参戦もいろいろと言われましたが、このコラムを読むと、一定の効果があったようですね。アジア選手権では結局一回もTV中継は無かったですが、ぜひU-20W杯ではTV中継して欲しいですね。というか、前にワールドユースに出場した時も同じような事を書いていましたが。
 今回のチームの名簿を見ると、某黄色いチームから2人出ていますね。中山雄太選手中村駿太選手。中村選手はサッカーキングのコラムを発見しました。中山選手は所属チームでもトップチームに所属し、コンスタントに試合出場しています。航輔選手もリオ五輪で活躍し、先日ハリル監督のGK合宿に呼ばれました。某黄色いチームは前からですがこのようにうまく育成が回っていますね。来年のU-20W杯でも世界でひと暴れし、2020年につなげて欲しいですね。来年のルヴァン杯も楽しみにしています。
THE PAGE該当記事:https://thepage.jp/detail/20161102-00000001-wordleafs
日本協会該当ページ:http://www.jfa.jp/national_team/u19_2016/

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日本代表のこと・・・355

2016-10-12 00:01:18 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV観戦レポです。
 ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦です。今日の試合は試金石です。負ければ即ハリル監督は解任。勝てばひとまず安泰。引き分けは内容次第でしょう。先発を見ると、香川の名前があり、本田1トップのようです。香川はトップ下。やってやれ酒井はケガ。山口と槙野、小林が先発です。本田1トップというのは4年ぶりだそうですが、思い出すのは南アフリカW杯で、岡田監督が酷評され、進退伺いを出した後に大博打で使った手です。結果的には当たり、決勝トーナメントに出ました。今回も同じ大博打です。何度となく批判された試合勘の無い欧州組の先発です。アウェーという感じですね。
   
 キックオフ。今日はバーレーンの審判団です。中東の笛は出るのか。ケーヒルは過去8試合で5得点獲られている相手。オーストラリアはただ、当たりが強いというチームからすっかりつないでくるチームに変貌しています。小林は今季日本人最多得点です。前半5分に何と、本田から流して原口が抜けて、GKと1対1になって、シュート。日本ゴォール!!! 原口ゴール!★ 1-0。何と意外な展開です。得点早すぎます。このままもってくれればいいのですが。やはり、フォーメーションが合うのでしょうか。
 画面を見ると、本田1トップよりは本田と香川の2トップという感じですね。今日の日本はポゼッションの精度も良く、早いです。やはり日が経ってコンディションが戻ってきたのか。本当に日本は早く、飛ばしています。こういういい動きは今大会初めて観るくらいです。オーストラリアのピッチは面白いですね。サッカーコートの外にも芝生が広がっています。このスタジアムはサッカー用ではなく、何か違うスポーツ用なのか。よくわからないピッチです。
   
 スタメン平均身長は日本の179.5cmに対してオーストラリアは184.5cmと高いです。スタメン平均年齢は日本の28.2歳に比べて、オーストラリアは25.5歳と大きく若いです。日本は本当に世代交代をしないといけません。リオ五輪予選で撃沈したなでしこジャパンと同じ道を歩んでいます。
 今日の日本は守りに重点を置いています。守ってカウンター、まさに南アフリカW杯の岡田ジャパンの戦い方そのものです。オーストラリアはかなり前掛かりに来ています。そういえば、前回のイラク戦は、日本の先制点がオフサイドではないか、「韓国の笛」に助けられたのではないかという報道がありました。確かに、改めてスロー映像を観ると、オフサイドにも見えました。何とかの笛というのはやめて欲しいですね。フェアプレイではありません。この試合の動きはオーストラリアが今までの日本で、日本がオーストラリアの動きのように思えます。なぜ、今日の日本の動きはいいのか。個人的な想像ですが、イラク戦から約1週間経って、疲労が取れたからではないのかなと。今日の本田も香川もいい動きです。じゃあ日本がまともに戦うためには集合してから1週間後の試合がいいのかという話になります。前半終了。
   
 後半スタート。交代無し。ピッチ横で白い鳩が飛んでいます。何なんだ、あの鳩は。不思議なスタジアムです。長谷部はこの試合がW杯予選33試合目で、歴代最多だそうです。とにかく鳩が邪魔です。後半8分でペナルティエリア内で原口が相手を倒してしまい、PK献上。原口悔しそうです。ど真ん中に蹴りこんできました。日本痛恨の失点・・・ 1-1。ハリル監督も悔しそうです。ドローでは自分の首飛んじゃうよと言わんばかりに。
 おいおい、鳩君達がゴールの横にいっぱい止まっています。やっぱ鳩君邪魔。そのうち足かボールがぶち当たるぞ。後半になって、オーストラリアは決定力のある選手にボールが渡るシーンが増えてきました。サイドを狙われています。ここで憎っくきケーヒル登場です。

 残り15分になって、オーストラリアは全員日本側に入ってきています。ケーヒルを狙ってボールを放り込んできます。ここで、小林に替わって清武投入。オーストラリアはどんどん押し込んできています。そして本田に替わって浅野投入。お互い惜しいシーンが続くが得点に至らず。ラフプレーも目立ってきています。そして、原口に替わってFC東京の丸山投入。初出場です。フレッシュですね。ここでホイッスル。1-1のドローに終わりました。
 これで、次戦のサウジ戦も本田1トップに決まったようですが、今日はコンディションが戻ってきましたが、サウジ戦はどうなるのか。1トップが動かずに足を引っ張って、ハリル監督と代表チームにネガティブな決定打を与える事にならなければいいのですが。これでハリル監督の解任は伸びるのでしょうか。仮に日本協会の英断で、手倉森ジャパンになってもリオ五輪やフランスW杯、ブラジルW杯と同じ結果になると思います。
 

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日本代表のこと・・・354

2016-10-07 00:01:03 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、ハリルジャパンの今後の行き先が決まる運命の2連戦。ロシアW杯アジア最終予選のイラク戦です。当ブログで考えるノルマは、勝つのはもちろんのこと、5-0でとりあえず安心。3-0でギリギリ。2-0以下ではアウトです。メディアでは負けかドローで解任とありますが、甘いです。今まで2連敗のイラクに2-0ででしか勝てないようでは、本戦に出場できてもリオ五輪と同じ結果で、何の進歩もない「失われた4年」と化してしまいます。
 スタメンが発表されました。不調の香川と長友はベンチ。本田は先発に入ってしまいました。一説には本田が出ない方が、他の選手がのびのびできて強いという説もあるだけにどうなるのか。柏木が久しぶりに先発、長谷部とダブルボランチです。個人的には原口と清武、やってやれ酒井に期待です。巷ではポストハリルは手倉森コーチですが、当ブログは反対です。リオ五輪での温情采配での惨敗、選手のチョイスも疑問がありました。手倉森さんが力を発揮できるのは国内までで、世界を知らない方は無理かなと。ヒディング氏とかどうでしょうか。昔からの論調ですが、今の日本は世界で戦うには世界を知る人でないと無理。日本人監督反対です。今日も生書き込み。
   
 キックオフ。相手にはセリエAウディネーゼの選手がいます。引いて守るかと思われたイラクですが、前に出てきました。しかもバックパスをしないそうです。後半途中でスタミナが切れるという情報もあります。CKから相手ヘッドがポストに当たる。危ね~、幸先悪いです。イラクは高さと体格、球際の強さもある様子。最初から飛ばしてきます。リオ五輪でブラジルと引き分けたそうです。そのリオ世代の選手が11人中8人います。
 西川はプレーが安定していますね。ゴールキックもレベルが高い。イラクはコンパクトな陣形です。今日の主審はなかなか笛を吹きません。いい審判かも。確かにイラクは足元が上手いです。
 前半26分、清武が真ん中から入り、サイドで本田が開き、清武が流して、原口がお洒落なゴールを決めました。日本ゴォール!!! 原口ゴール!★ 1-0。でも、まだまだ足りない。あと4点。先制しても逆転負けが何回あったか。清武が胸を蹴られて負傷。ピッチに戻りました。良かったですね。今日の日本はダイレクトプレーが多く、効いています。まだまだイラクも攻めてきます。カウンター攻撃をどんどん仕掛けてきます。ここで前半終了。
   
 後半スタート。交代は無し。今までの試合運びは決して、満足できるものではありません。前半で2点か3点取っておかないと。このままではタイ戦と同じで場合によってはハリル監督の首筋がやばい。イラクはAFCからホームでの試合を認められてなく、すべてアウェーか中立国での試合になります。それはそれで気の毒ですね。
 後半15分、FKからバックヘッドでやられました。一瞬「ハリル監督解任」の文字が脳裏をよぎりました。日本痛恨の失点・・・ 1-1。いつか何度も見た光景です。このままでは監督交代です。最終予選5位のチームにこのままドローで終わったら、世界では戦えません。ここから3点も4点も取れば別ですが。解説では日本は後半の得点が多く、イラクが疲れるのではないかと言っていますが、事前にそう聞いていて、結局疲れずに負けた試合がいくつあったのかと。やってやれ酒井にイエローで、次戦出場停止です。ここで、柏木に替えて山口投入。J2代表です。今月岡山にやってきますね。ベンチでは長友がずっと起立して味方を鼓舞しています。
   
 ここで岡崎に替わって浅野投入。岡崎は全盛期のキレが見られなかった気がします。浅野で状況を替えられるか。イラクの選手は原口のドリブルについていけないようです。でも、守りを固めてきています。まずい時間帯に入ってきました。このままでは監督交代ですよ。本田のヘッドはポスト。入りません。ここで、本田に替わって小林投入。左右頭どこでも得点できる器用な選手です。
 イラクのDFは足が止まってきました。でもまだ同点。日本は足が止まった相手から点が取れません。時間無いです。このままでは1勝2分になります。まずいです。イラクは時間稼ぎにきました。浅野がゴール前に迫るが決定力がありません。ロスタイムは6分ありますが、刻々と減っていきます。ひたすら吉田の高さを狙うパワープレーになりました。
 CKから一度後にそらしたボールを遠目から山口がロングシュートを決めました。日本ゴォール!!! 山口ゴール!★ 2-1。これでハリル監督の首筋は少し戻りました。が、これがオーストラリア戦なら価値ある勝利ですが、相手は5位のイラク。ここでホイッスル。勝ちました。よく考えたら、勝ったのに解任になる可能性は高くないと思いますが、わかりません。オーストラリア戦まで延命になったのかもしれません。

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アジアに勝て14

2016-09-30 00:01:53 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 また今年も12月に日本国内でFCWC(クラブW杯)が開催されます。今年は日本ですが、確か来年は日本開催とは決まっていなかったのではなかったですかね。去年は広島さんが頑張っていましたね。そんな中、クラブW杯の拡大案がある事を知りました。以下、抜粋して紹介。(画像は適当なのが無かったので、2011年日本開催時の画像を貼りました)
   
【クラブW杯、16~24チームに拡大で2年ごと開催案。コンフェデ杯は消滅?:フットボールチャンネル】
 FCWCの大幅な改革を17日付のスペイン紙や英紙が報道。この大会を大幅に改革する案が、FIFAと欧州クラブ協会(ECA)との間で協議され始めているとか。新たな案では出場チーム数は16あるいは24に拡大され、2年に一度の開催となることが想定。
 大会の開催は奇数年となり、’19年からの開始が見込まれるとか。開催地はW杯と同様に持ち回りとなり、開催時期は現在の冬から欧州のシーズン終了後の夏に変更される方向。開催時期が重複するコンフェデレーションズカップは、2017年ロシア大会を最後に廃止される見通し。
 ECAは新方式の大会に、欧州から少なくとも8チームの出場が保証されることを求めている模様。過去2シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者と、ランキングにより決定するその他の6チームが出場するという想定。
 現行のクラブW杯やコンフェデ杯を廃止し、新たなクラブ世界一決定戦でより大きな関心と収益を集めることが目論まれている様子。コンフェデ杯と同じく開催時期が重複するコパ・アメリカとの兼ね合いなども障害になると見られているが、改革は実現するのかと締めくくっています。
フットボールチャンネル:http://www.footballchannel.jp/2016/09/18/post175440/
   
 元々は南米王者対欧州王者の戦いであるトヨタ杯、その後5大陸の王者の戦いという事でクラブW杯という事で長く親しまれてきました。それがW杯並みの出場チーム数になるという事ですが、うーむどっちもどっちですね。まあ、クラブW杯はオセアニア代表が極端に弱いとか、開催国枠があるとかン微妙な特徴もありました。でも、一つ思うのが枠が増えるとACL王者の存在感が薄れるのではないかという事。それはUEFA・CLも同様。王者はそれで終わり、その次の新クラブW杯には、ACLの準優勝チームとか3位チームも出れちゃう。はたまたCLでは6チームも。その年のチャンピオンの価値が薄れるのではないかと思います。まあ、これはどうしようもない事ではありますが。
 そんなクラブW杯につながるACLですが、こちらも動きが出てきています。以下、抜粋して紹介。 
   
【JリーグのACL「3枠+1」死守はハリル日本頼み:スポーツ報知】
 10月開催のロシアW杯アジア最終予選2連戦はW杯出場だけでなく、Jリーグ勢のACL枠獲得に大きく影響することが判明。来季のACL出場枠を決めるAFCの加盟協会(MA)ランキングのポイントが、10月の日本代表の2連戦で左右。来季のACL出場枠はAFCが発表するMAランクにより、11月のAFC理事会で決定。10月の2試合が理事会前最後の挽回するチャンス。
 現在、日本は全体の7位で、東地区では韓国、中国に次ぐ3番手。ACLは東西に分けたMAランクの上位2か国・地域に本戦から3、予選から1という3枠+1枠を振り分け。日本は長年、韓国に次いで2番手を死守してきたが、近年のACLの不振により、3番手に落ちる緊急事態。わずか0・05差だが、このままでは本戦から出場の枠が2枠+1に。
 MAランクのポイントは70%がクラブ、30%が代表で構成。現状では中国、日本ともにACLで敗退し、今後クラブポイントの上積みは無く、代表のポイント増減だけで、10月のランクが上下。他チームの成績も関わってくるが、日本協会関係者も「代表の結果次第で中国を抜き返すことは十分あり得る」とコメント。この2連戦で代表が好成績を残すことがACL本戦出場枠確保に影響。
 代表チーム強化には、Jリーグの強化が不可欠。移動や時差、厳しい環境を乗り越えて、たくましく成長できるアジアの戦いを1チームでも、1人でも多く経験する事が必要。日本サッカー界の未来のため、ハリル・ジャパンは10月の2戦で2連勝が必須。
 AFC MAランキングは、AFCの加盟協会(MA)のランキング。クラブの成績(70%)と代表の成績(30%)をポイント化し、2つの合計ポイントで順位を毎月発表。クラブのポイントは、ACLなどAFCの大会における各協会所属クラブの直近4季をポイント化。代表の成績はFIFAの月ごとのポイントに基づいてポイントを割り当て。この順位によって翌年のACLの出場枠が決定。
スポーツ報知該当記事:
http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160929-OHT1T50038.html

 では、今季のACLの状況はどうなっているのかというと、準決勝が半分に中東と東アジアで開催されますが、東地区の4強2チームとも韓国勢です。某黄色いチームも過去に対戦し、勝っている全北7とFCソウルです。広州恒大と名前を聞くと、条件反射でビビってしまいますが、この2チームの名前を聞くと、あれっそうなん?と意外に思ってしまいます。
 一方の西地区はUAEのアル・アインと、カタールのアル・ジャイシュ。先日の1stレグが行われ、アル・アイン(3-1)と全北現代(4-1)が先勝しているそうです。とんと名前を見なくなった金満中国勢ですが、スポルト日本版に「大失敗」として出ていました。以下、抜粋して紹介。

【爆買い中国勢、ACLで大失敗】
 ここ数年、破格の投資で移籍市場を荒らしてきた中国スーパーリーグはACLで派手に失敗。中国のチームは1つも大会の準決勝に駒を進めず。グラツィアーノ・ペッレを獲得したマガト監督率いる山東魯能は、準々決勝で韓国のFCソウルに敗退。アジア最高額の移籍金で獲得したフッキを擁するエリクソン監督が率いる上海上港も、同じく韓国の全北現代に敗退。ジャクソン・マルティネスを擁するスコラーリ監督率いる広州恒大と、ラミレスが所属する江蘇舜天も既にグループリーグで敗退。中国スーパーリーグが支払った約343億円を超える移籍金はACLの大きな失望へと変わったと締めくくっています。
スポルト日本版:アドレス

 そういえば今日、次のイラク戦とオーストラリア戦を戦う日本代表が発表されました。記者会見なり報道を見ていると、ハリル監督にとって余りいい方向に風が吹いていない様子。ノルマとしてはイラクに大勝とオーストラリアに勝つ事でしょうか。2分でもハリル監督の首が飛ぶんではないでしょうか。イラクに勝って、オーストラリアに引き分けでもヤバいかなぁ。もし、監督交代なら、日本人監督では無く、ヒディングなど外国人監督がいいですね。当ブログとして一番の希望はスコラり監督です。まあ、今の時点ではまだハリルジャパンが続いている訳ですが。

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日本代表のこと・・・353

2016-09-28 00:01:43 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 日本国内で、JリーグやBリーグなど他競技の動向していた最中、吉報が届きました。U-16日本代表が2大会ぶりにU-17W杯の出場権を獲得したのです。おめでとうございます。まずは、そのニュースを以下、抜粋して紹介。
   
【U-16日本代表がU-17W杯出場権獲得】
 '00年生まれ以降の選手たちで構成された、「00ジャパン」ことU-16日本代表が世界切符を獲得。'17年U-17W杯出場を懸けたAFC U-16選手権インド2016は、25日に準々決勝を行い、U-16日本代表はU-16UAE代表と対戦。1-0で勝った日本は、4試合連続となる完封勝利を達成し、今大会の上位4チームに与えられるU-17W杯への出場権を獲得。日本のU-17W杯出場は'13年大会以来2大会ぶり。

 久保効果なのか、いやチーム全体で勝ったのでしょう。ただ、情報が少ないので、詳しい事はよくわかりません。でもアジアを圧倒的強さで勝ちあがるのは本当に久しぶりに見る光景です。かつて、稲本選手た高原選手がいたゴールデンエイジの時のワールドユース大会は準優勝したはず。あの頃は強 かったですね。その時のメンバーはそのままJリーグや日本代表の主軸になっていきました。ここでちょっと、久保君のプロフィールについてチェックしておきましょう。
   
 2001年生まれの15歳で川崎市出身。ポジションはMF。川崎市麻生区の少年サッカークラブでサッカーを始め、小学校3年生でJ1川崎の下部組織に入団。その後、FCバルセロナスクールのキャンプに参加し、入団テストに合格してU-15世代からなるカデーテBに入団。しかし、'15年にバルセロナの外国人補強問題が発覚し、日本に帰国してJ1・FC東京の下部組織に所属。今年に中学3年ながらFC東京U-18に飛び級で昇格。日本クラブユース選手権で飛び級で出場し、大会史上初となる中学生での得点王を獲得。今年9月、トップチームに2種登録され、森本貴幸選手以来の中学生Jリーガーに。

 久保君すごいですね。昔の小野伸二選手が登場した時にちょっと似ている気がします。久しぶりですね、こういう天才プレーヤーは。若いころからバルサに入団して活躍していたって、史上最強の選手ではないでしょうか。東京五輪が楽しみですね。まずはロシアW杯の出場を決めねば。そのためにもこれからは育成世代の強化は大事ですね。先日、来季からのパフォーム資金を育成強化に充てるという内容の記事が出ました。以下、抜粋して紹介。

【東京世代育成を!日本協会に異例の“Jリーグマネー”投入へ:スポニチアネックス】
 日本サッカー協会は、Jリーグと共同で東京五輪へ向けた強化プロジェクトチームを発足させる方針。常務理事であるJリーグの村井チェアマンがアンダーカテゴリー強化などの施策を提案。英パフォームグループの放送権料の一部が、強化費として投入される見通し。
 Jリーグの村井チェアマンは、育成世代の強化策等について、東京五輪へ向けた強化を日本協会とJリーグでプロジェクトチームをつくって一緒にやっていこうと提案。
 Jリーグは'14、'15年にU-22選抜をJ3に参戦させ、今季からはF東京、G大阪、C大阪のセカンドチームをJ3に入れるなど若手育成について試行錯誤してきたが、今季のJ1クラブでレギュラーを張るU-23世代の選手は数えるほど。リオ五輪でも1次リーグ敗退という状況。

 日本協会は現在もJJP(JFA・Jリーグ協働プログラム)と称し、Jクラブの下部組織の海外遠征支援を行っているが、Jリーグ側の資金が日本協会の育成施策に投入されるのは異例。アンダーカテゴリー強化に特化したJクラブへの分配金の新設なども検討。日本協会幹部は「日本サッカーを強くするための、Jリーグの壮大な計画」とコメントし、一日も早く実現することが期待。
スポニチアネックス該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/09/13/kiji/K20160913013344980.html

 という内容でした。育成世代の強化策はずっとテーマになっていますね。当ブログの方策は、ドイツ流にトップチームに育成世代のベンチ入りを義務付けるもの。ドイツは自分のところのアカデミー出身選手ですが、当ブログはよそのアカデミー出身でもいいと思っています。本当にこれしか方法はないと思います。そんな中ビックリする悲報が舞い込みました。ハリルジャパンの低迷が心配されていますが、実績データとして先日発表されました。日本はついにアジア6番目まで落ちてしまったのです。以下、フットボールチャンネルの記事です。以下、抜粋して紹介。

【最新のFIFAランク発表。日本は7つ順位下げ56位に。アジア6位に急転落】
  FIFAは最新のFIFAランキングを発表。前回49位の日本は、ロシアW杯最終予選でUAEに敗れたことが影響し、7つ順位を下げて56位に急転落。アジアでも前回の3位から6位の急落。アジアではオーストラリア、サウジアラビア、UAEなどの順位が大きく上昇。アジアトップは変わらずイランのまま。最新のFIFAランキングのアジアトップ10は次の通り。()は前回の順位
 37位:イラン(39)、 45位:オーストラリア(57)、 47位:韓国(48)、 49位:ウズベキスタン(55)、 52位:サウジアラビア(52)、
 56位:日本(49)、 66位:UAE(74)、 78位:中国(78)、 85位:カタール(80)、 86位.ヨルダン(79)
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2016/09/15/post174909/

 うーむ、日本代表ピンチですね。ウズベキスタンよりも順位が下ってどういう事なのでしょうか。何か今のハリルジャパンの立ち位置を象徴するようなニュースでした。という事はアジアの出場枠は4.5だからロシアW杯には出られないという事になりますが。当ブログでは絶対にW杯には出場するとは思いますが、最悪の予想はフランスW杯予選と同様に、大陸間プレーオフで決まるというもの。出場は出場ですが、本番ではズタボロ状態になるのは必至で、ブラジルW杯から何も進歩していない事になります。
 手倉森氏がA代表のコーチに就任した事に対して、ハリル監督は次期監督として入閣させたのかと憤慨しているニュースや、その次の代表監督予想の記事も見かけました。まあ、代表監督は結果がすべて。いくら内容が良くても成績が悪ければ首筋が寒くなるのは当たり前の事です。そうこうしていたら、ハードなW杯最終予選のサウジ戦とオーストラリア戦が来週に迫ってきました。

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日本代表のこと・・・352

2016-09-07 00:01:52 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 タイ戦が来てしまいました。ひょっとしたら今日の結果で日本のサッカー界が大きく変わるかもしれません。正直、個人的には3-0がノルマ。ドローももちろん負けでもハリル監督は解任すべきと思っています。2-1でもダメです。格下チームであるタイに1失点でも、将来を見据えるとよくありません。タイのアウェーといえば、悪夢が蘇ってきました。J1柏が初めて参戦した'12年のアウェーのブリーラム戦。灼熱地獄とタイの独特の応援リズムで完全に調子を崩され完敗しました。今日も生書き込み。
 過去、タイとの対戦は20試合で14勝4分2敗という戦績。負けは'84年の五輪予選と'97年の国際親善試合のみ。ここ最近は快勝しています。FIFAランキングは日本の49位に対して、タイは120位ですが、ワールドカップアジア2次予選でイラクを抑えて堂々の首位通過です。
 先発が発表されました。先発を替えてきました。まずはボランチ。長谷部の相棒は山口。J2代表です。清武と岡崎に替えて、浅野と原口が入ってきました。柏木の姿は無し。途中から出てくるのか。
   
 スタジアムが真っ青に染まっているので、あれっと思いましたが、どうやらタイ代表のカラーだそうです。この時間でも気温は30度以上。湿度は70%。やっぱ暑いです。日本コールよく聞こえます。雨降ってます。蒸し暑くなりそうですね。キックオフ。今日の主審もいわくつきのイラン人の審判団。AFCは本当に中東に牛耳られているのではないか思わせる運営です。PKをよく取るタイプで、'11年のアジア杯でのシリア戦で、PKの誤審をしています。要注意です。
 今日は時差ボケも疲労も無く、言い訳できません。ワンタッチ、ツータッチのプレーが多いですね。これをプレーの早さというのか。酒井高選手は左右両サイドでプレーできるそうです。前半18分、右サイドのやってやれ酒井からの高速クロスから、原口がヘッドで流し込みました。日本ゴォール!!! 原口ゴール!★ 1-0。でもここまでは、UAE戦と同じ展開。

 浅野が左サイドから、中央にグラウンダーのクロスを入れましたが、本田は空振り。タイもプレーが上手いです。様々な公式戦で観てきた、かつてのイメージとは違います。やはり、横パスを奪われました。ひやっとしましたが守れました。「横パスを奪える」というのはあいことばになっているかも。森重が空気圧を指摘すると、イエローをもらいました。噂通りの曲者審判です。今日はやってやれ酒井の高速クロスが光っています。
 タイが後から来たのに、日本のファウルを取られました。やはり中東の笛か。香川のトラップミス。相手GKもスーパーセーブを見せてくれます。ここで前半終了。
   
 後半スタート。交代は無し。今日のタイは積極的に前に出てくるから、スペースができていいです。これがガチガチに守られたらいけません。「ONE ASIA ● ONE GOAL」のピッチボードが気になります。調べてみると、どうやらAFCのキャッチフレーズのようです。何度もシュートを放つが、入りません。ちょっと弱いボールかな。
 本田のセンタリングがありますが、合わず。披露から精度を落としたか。香川がGKと1対1になるが、真正面。どうしてちょっとコースをずらさないのか。タイも疲れてきたのか、徐々にスペースが生まれてきました。立て続けにシュートを打つが、枠内に収まりません。いつもの悪い日本の姿。

 うとうとしていて、気が付いたら追加点が入っていました。抜けた浅野が決めました。日本ゴォール!!! 浅野ゴール!★ 2-0。ジャガーポーズ登場。これでちょっと落ち着きました。後半もボールを奪われます。ここで浅野に替わって武藤投入。そして、本田に替わって小林投入。バニシングスプレー、久しぶりに観ました。おっと、ここでタイにレッドカードが出されました。ここで、原口に替わって宇佐美投入。
 雨でどの選手のユニフォームもびしょびしょですね。ここでホイッスル。2-0の勝利です。たくさんのシュートを打ちながらの2-0。当ブログでは及第点まで達しなかった結果。さて、国内マスコミはどう報じるのか。

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日本代表のこと・・・351

2016-09-04 00:23:53 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 ハリルジャパンUAE戦検証後編です。続々とマスコミから批判記事が出ています。次のタイ戦に負けたら監督更迭で、次期監督候補の名前も挙がっていました。頼むから岡田監督は勘弁して欲しいです。「純粋」じゃない部分で当ブログがネガティブになるタイプ。ビデオ判定の記事もいろいろ出ていました。それはまた後日。まずは、当ブログなりの今回の敗因を3つ挙げてみました。決して今回の最終予選ではなく、あくまでUAE戦から見える状況論です。あくまで参考に。
        
①監督の資質
 代表選手を集めて、先発をチョイスし、交代選手をチョイスして勝つのが仕事。チョイスに失敗しては適任とは言えないかもしれません。ハリル監督は一定の代表監督経験がありますが、それは過去の事。日本協会の環境に合うかどうかですが、今のところは合っているとは言えません。欧州組も多くがレギュラーではなく試合勘が少ない。国内組には最近下から突き上げる元気のいい若手が育っていない、そういう環境。しかもJリーグは2ステージ制のために目先の勝利に走る状況で、日本人選手が育たず、しかも超過密日程。こういう最悪の状況で結果を求められるのが、ある意味気の毒かもしれません。
②育成できていない代表選手
 年代別の大会で日本は最近世界大会に出れていません。リオ五輪の惨敗の原因の一つが国際経験の乏しさと言われています。ユースとU-23の間の選手層の実戦経験の少なさを長年問われ、Jリーグもいろいろ取り組んできましたが、実を結んでいません。「分母が広がっていない」「他に選ぶ選手がいなかった」という監督のセリフはまさにこの事を象徴しています。欧州組も次々出ているしと楽観論で今まできたのが遠因でしょう。
③日本協会の支援体制の脆弱さ
 Jリーグもそうですが、ここ最近は特に利益主義に走っています。理想は海外アウェー戦をこなす事なのに、強化試合は国内ばかり。アウェーでは利益が生まれませんから。いろいろ報道で観ましたが、スポンサーに気を使って勝ち試合ばかり念頭に置き、弱い相手ばかり呼んでくるとか、中には特定の選手を出場させて欲しいという、スポンサーの要望を聞いていたというものもありました。
 今回も、ハリル監督のコメントで、審判の情報が入ってこなかったのは問題としています。今やAFCは中東勢力の力が強いそうですが、その中東の力が発揮されて、UAE戦の主審になってしまったのかもしれません。何でも次のタイ戦も中東国で過去に誤審騒動を起こした人とか。もはやアジアの中では日本協会は力を全然持っていないのではないですか。その影響がUAE戦に出てしまったのかも。
 いろいろ読んでいたら、セルジオさんがいいコラムを出されていました。まさにその通りという内容ばかりでした。まずは日刊スポーツのコラムから。以下、抜粋して紹介。

【時差対策いらない J組もっと招集を:日刊スポーツ「ちゃんとサッカーしなさい」】
 日本は自分たちが思い描く戦いができない時に焦りすぎ。ハリル監督からしてそう。金崎を態度が悪いといって代表に選ばなかったのに、試合の最高責任者である主審に文句ばかり言っている。長谷部もプレーが切れるたびにブツブツとみっともなかった。
 UAEは中国で直前合宿を行い、時差ボケを解消。一方、日本は海外組が合流したばかりでコンディションは完全に向こうの方が上。本田は後半は足が止まっており、あれでは自分たちが思うような試合展開にはならない。
 今回のようなホーム戦では、時差調整の必要のないJリーグ組をもっと招集すべき。選手同士、なあなあでやっているのも気になる。仲良しクラブじゃない。厳しい戦いの中では仲間で問題点を指摘し合うことが大事。他の選手にもものが言える存在が必要。監督が怒っているうちの1割くらいでも仲間同士で言い合えれば、もっと意思疎通ができるはず。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/column/sergio/news/1703674.html

【6日のタイ戦、勝てなかったら監督解任。誤審騒動で問題をすり替えるな:サッカーダイジェスト】
 2次予選は何となかったが、もはや誤魔化しは効かない。W杯最終予選で日本はUAEにホームで敗れる最悪のスタートを切った。怪我人が相次ぐ中でいくつかの試みがされた結果、日本の選手層が薄くなってきていることを証明したような内容。
 残念だったのは、何としても勝ってやろうという意気込みが、UAEの方が強く感じられた事。日本協会のサポート態勢もお粗末だったと言わざるを得ない。明らかに準備不足。相手は国を挙げて、長期合宿をしてきたが、日本協会からは全くと言っていいほど、危機感が感じられず何とかなるだろう」という空気。
 加えてコンディションの問題はあったとしても、アジア杯でUAEに負けた時よりも内容が酷かったことも気になった。ブラジルW杯で惨敗した後、日本の立ち位置を知るためのチームとの対戦が、全くと言っていいほど組まれず。だから、どれぐらい成長しているのか、それとも伸びていないのか、ずっと五里霧中のまま。周りのコンディションが酷過ぎて、代表デビューの大島も気の毒だったが、一番歯痒かったのは中村憲剛だったかもしれない。ハリル監督は何のために、暗に彼をバックアップメンバーにしたのか。オーバーエイジのバックアップ? もう、リオ五輪は終わっている。欧州組の選手は後半明らかにバテており、時差ボケの影響が如実に出ていた。前半は先制できたけど、徐々にプレー精度が落ちていった。「不動組」も年齢を重ねてきていて、いつまでも同じようなプレーはできなくなってきている。
 
 はっきりと分かったのは、コンディションが悪ければ、「良い時の欧州組」ではないという事。どのようにして、少しでもベストの100%に近いコンディションでプレーさせるかを考えないといけない。「不動組」は伸び幅は期待できないため、80~90%のパフォーマンスができればいい。 
 ハリル監督は判定に不満を漏らしていたが、試合後、かなり精神的にダメージを受けていた印象。まず目の前の戦いに勝たなければいけない。ハリル監督はちょっと図に乗り過ぎた。次のタイ戦、勝てなかったら監督を解任すべきであり、万が一負ければ、その時点で、ロシア行きの可能性は潰えてしまうと言っても過言ではない。

 この1敗は、日本協会の責任。危機が訪れているのに、組織として鈍感になっているというシリアスな「警告」。もちろん今日も6人の交代枠があれば、勝てたかもしれないが、日本は3人交代の試合だと、そんなに勝っていない。追い込まれると、急に尻すぼみになる傾向。
 チーム全体に厳しさが足りない。ハリルが怒っても、選手同士で状況を改善しようとぶつかり合わない。個々で頑張ろうとしているが、サッカーは11人の力で競うもの。なぜか士気が高まらないので、こういう時こそ自滅するもの。監督も選手も精神的な準備ができていなかった印象。
 
 気になるのは、選手よりも指揮官のコンディション。マスコミの批判が続くのにハリル監督は立ち直れるのか。試合後の顔面蒼白の危機的な表情を見たら、精神的に大丈夫なのか心配。この1敗は日本協会の責任問題に関わってくるが、リオ五輪のグループリーグ敗退の責任は誰がとったのか。日本協会は、手倉森ジャパンは良くやったと称えているが、結果を残せなかったのに反省せず。危機が訪れているので、何かを変化させたり、刺激を与えないといけない。組織として、鈍感になってきており、そんな現状がこの試合に象徴。
 強豪国と一度も試合をしていないから、錯覚を続けてきた。この事態は、起こるべくして起きている。かなりシリアスな「警告」だと受け止めるべき。若手の突き上げは喫緊のテーマ。負けたからこそ、反省もできる。やるべき事を見つめ直して再スタートすれば、まだ間に合う。

 今回、ホームで勝たなくてはいけなかった相手に負けてしまった事は、後々影響が出てくるはず。最終予選のラストに控えているのは、中東勢とオーストラリアとの3連戦で嫌な宿題。具体的に、今回の取りこぼしを補うためには、初戦をしっかり勝ったオーストラリア、サウジアラビアに必ず勝つ事。しかも、さらに1年、選手は今から一つ年を取るので、若手の突き上げは喫緊のテーマ。
 それでも今回、負け試合で反省できるというのは、むしろ良い薬。やるべき事をしっかり見つめ直して再スタートすれば、まだ間に合う。手遅れにはならないはず。そのためには、「不動」組を多く作らない事。誤審は小さな事で、問題をすり替えてはいけない。日本はもうアジアの横綱ではないと再認識させられた1敗。今回の最終予選はシビアに、それでいて一丸となって力を合わせて立ち向かっていかないと、日本のサッカー界は本当に取り返しの付かない事態に陥りかねないと締めくくっています。
サッカーダイジェスト該当ページ:
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=18602

 一個人の戯言と聞き流して欲しいですが、2011年のJ1柏が優勝したネル監督のようにやったらいいのにと思います。つまり、直前練習の調子で先発を決めるというもの。いくらACミランの10番を付けていても、英プレミア優勝チームに所属していても、前日練習で不調であれば先発に入れないというのはどうでしょうか。
 固定化したベテラン組というのは、そのままかつてのなでしこジャパンですね。かつて女子W杯で優勝し、ロンドン五輪で銀メダルを獲ったチームが、どうして?なぜ?と言われながら、リオ五輪で予選敗退しました。ひょっとしたらA代表も同じ道を歩んでいるのかもしれません。
 さて、あさってはもうタイ戦の日です。勝って当たり前。ドローではハリル監督の首筋が涼しくなり、負ければ翌日に解任論が出るでしょう。でも大丈夫でしょう。UAE戦から5日も立つので、時差ボケも長距離移動の披露も取れて、キレキレの動きでタイを粉砕してくれます。中東勢に牛耳られたAFCが決めたおかしな主審がまた笛を吹くようですが、そんな部分は気にならないくらいの快勝になると信じています。

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日本代表のこと・・・350

2016-09-03 00:44:19 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日の日本代表の惨敗ですが、やはりマスコミにガンガン批判コラムが出てきました。2回シリーズでリスペクトしながら今回のUAE戦を分析してみたいと思います。まずは前編。試合後の記者会見がありましたが、その中でいくつか引っかかる部分がありました。以下、抜粋して紹介。
   
【ハリル監督記者会見の中の気になる部分】
Q: ボールを速く動かすサッカーができなかった要因は何か? 選手のコンディションなのか、それとも判定によるものか?
ハ: 疲労は考えられる。そして何人かの選手は、(勝つための)プレーを実行するだけのフィジカルコンディションではなく、何人かの選手はほとんどプレーができなかった。なぜこの選手を選んでしまったのかと私も自分自身への疑問もある。ただ、その選手以外に良い選手がいなかった。代表監督は責任があり、相手の方がパフォーマンスが良かった。デュエルに勝てなかった。4回、5回のうち1回は勝つ必要があった。相手の方がしっかりオーガナイズされており、2~3人はハイレベルな選手をそろえていた。素晴らしい選手たちだったと思う。
 我々にとって、この試合は少し早すぎたのかもしれない。フィジカル的なレベルで言えば、引き分けくらいが妥当だったと思う。試合を負けたことは受け入れがたいが、これが現実。何人かの選手はこの試合で失敗したと思うし、恥ずかしさも出してしまった。勇気と勇敢さが足りていなかった。
Q: 左サイドの人選に迷ったと思うが、清武を起用した理由と結果について。
ハ: 清武は火曜日に到着したばかりで、50~60分が限界。宇佐美も長い間プレーしていなかった。武藤も考えたが、向こうでほとんど試合に出ていなかった。原口は中盤で考えていたが、今日はできることはやってくれたのではないか。清武にはプレースピード、背後(をとる)ランニングを要求したが、少し背中を向けてしまった状態でプレーしてしまっていた。
 我々のプレースピードが遅くなったことで香川を見つけることができず、守備からのパス回しもかなり遅くなった。バレるようなパスをし、パスを2~3回、連続してコントロールなしでつなげなかった。そういうプレーが続かないと、良いプレーができない。幾度かチャンスは作ったし、2点目はしっかりゴールに入ったと思ったが、審判は受け入れなかった。ラインをしっかり越えたように見えたが、このような判断になった。誰が笛を吹くのか、われわれの関係者も誰も把握していない体たらくだった。誰が笛を吹くのか、前もって知っておきたかった。
 我々はしっかり得点したが、それが受け入れられなかった。彼らはPKをもらい、我々もPKを吹いてもらえる状態だったのに認められなかった。そうしたジャッジは残念。普通はラインが超えたらゴールだと思う。
Q: 大島を送り出すにあたって期待したことと評価は?
ハ: もう少し期待はしていた。けがをした柏木と競争していて、大島を決断した。まだ少し、このような試合で恥ずかしさを見せる面はあったが、そのようなチョイスをしたのは私の責任。スピードアップと前のパスをもう少し期待していた。ただ彼もできる限りのことはしていた。国内組の大部分は、フィジカル的な準備がまだまだ十分ではないと思う。リズムの変化、スピードアップ。彼も日本のフットボールのイメージを体現している。まだまだ、伸ばすべきところもある。今日の日本は真の姿ではない。
Q: UAEは長い合宿をしていたが、日本は全員がそろったのが2日前だった。戦術面はもとよりチームの一体感にも影響はあったのか?
ハ: 
この1試合のために、10数試合の分析をしてきた。UAEは95%、ほぼ同じメンバーでずっと試合をしてきた。UAEのすべてのディテールを把握していたが、日本はグラウンドでのトレーニングは2日だけ、しかも欧州から帰ってくる選手もいるので疲労回復をしなければならない。若い選手でも、ミーティングで寝てしまうという状況もあった。
 我々がどのようなフットボールを実行しなければならないか、把握はしているが選手の疲労がたまっている。より組織的にもっとプレースピードを上げていけば、相手に困難な状況を与えていたと思うが、守備面で能力の限界があった。デュエルとはどういう意味かよく分かったと思う。本当に何人かの選手は、フィジカル的な能力に限界が来ていた。

 この会見では禁じ手である選手批判と協会批判をしているという批判記事がありました。選手選考で自己反省している部分も見うけられます。ただ、今回決めた選手以外に選択肢が無かったという部分が悲しいです。観る限りの豪華な顔ぶれ。ヨーロッパで活躍する蒼々たる面々、でもいい選手がいなかったという事。コンディション面と言っていますが、じゃあなぜ呼んだのかという話になります。長距離移動のリスクが無い国内組からなぜ選ばなかったのか。国内組にダメ出し状態もまた悲しい。
 プレーのスピードが遅く、大島の川崎さんでのプレーの速度は世界では通用しないとダメ出しを出された訳ですが、その川崎さんは今やJ1首位チーム。Jリーグそのものがダメ出しされた格好ですね。次は「THE WORLD MAGAZINE」です。以下、抜粋して紹介。


【ハリルの「選手が他にいなかった」「分母が広がっていない」という言葉にJFAはどう応える?:THE WORLD MAGAZINE】
 
そもそも、JFAはUAE戦に向けて危機感を抱いていた。日本代表はいろいろと難しい問題を抱えており、各方面で指摘されているのが、準備期間について。UAEの約2か月をかけて長期合宿に対して、日本は全員揃ったのが試合2日前。また、シーズン中である国内でプレイする選手とシーズンが開幕したばかりの国外でプレイする選手ではコンディションに差があり、国外組でもレギュラーとそうではない選手ではこれまた違った。さらには、所属クラブの試合日程の影響により、清武弘嗣、原口元気は試合2日前の合流。
 だが、こうした問題を抱えて試合に臨むのは今回がはじめてではなく、'11年アジア杯ではザックジャパンで優勝。本来ならこうした事態も想定して2次予選から若い選手たちをU-23ではなくA代表で起用して経験させておくべきだったが、JFAはそうした強化をしてこなかった。すべての選手がトップコンディションでプレイできるわけではないのはわかっていたのなら、他の選択肢もあったはず。実際、「(先発に)なぜこの選手たちを選んだのか私自身も疑問」とハリル監督はコメント。
 雰囲気でイケルと思っていたのは、むしろJFAとハリル監督だったのではないか。誤審に拠りどころを求めるのは間違っており、コンディション不良も言い訳にはできず、日本代表は負けるべくして負けた。
 
 代表は選手を育成する場ではなく、活動期間に限りがあり、いつも一緒に行動できない。短い期間で準備し、そのときのベストチームで戦っていくしかない。クオリティは高いがコンディションが整っていない選手と、クオリティはやや劣るがコンディションは整っている選手がいたなら、ときには後者を選ばなければならないときもある。年齢も関係なく、そこを見極めてチームの完成度を高めつつ、勝利していくことが代表監督には求められる。
 ハリル監督はチーム作りの明確な方向性や選手に求める細かい基準はあるが、理想を求める気持ちがあまりにも強く、試合に応じた柔軟なチーム編成ができず、選手のチョイスを間違えて大事なロシアW杯の初戦に敗れた。
 ハリル監督が示す指針に基づき、強化を進めていくのなら、度々指摘するJリーグのレベルアップを図るべく、抜本的な改革が必要。また、監督からのこうした不可能だと考えられる要望にも応えるための努力をしていく必要。
 ハリル監督の強化策は即効性がないので、ロシアW杯の出場権は逃すかもしれない。そのリスクがあると理解した上で戦っていくなら、見守るしかない。しかし、JFAは日本代表の戦いをただ見守る立場ではない。「責任は監督である私にある」とハリル監督がコメントしたが、チームを任せているJFAにより重い責任があるのは明白。
THE WORLD MAGAZINE該当記事:http://www.theworldmagazine.jp/20160902/02national_team/japan/84893

 「分母が広がっていない」という言葉が気になります。通常は下から元気のいい若手が突き上げてくるはずなのに、広がっていない現状。これは五輪出場を逃したなでしこジャパンの時も言われていました。数年前ですが。という事は男子A代表も、女子の後を追っていくのかという事になります。揃っての練習期間が短いとありますが、'11年のアジア杯でも同じ状況でしたが優勝しています。という事は他国のレベルアップに対して、日本のレベルアップのクオリティが低いという事になりませんか? 監督と協会に楽観論があり、対策を取らなかった事、また現在求められる代表監督のレベルに、ハリル監督は達していないのではないかという論調にも聞こえます。ハリル監督の強化策を取れば、W杯出場を逃すとありますが、たぶんファン・サポーターは許してくれないでしょう。それらをクリアできる監督に替えろという事になるでしょう。次は2つ続けてデイリースポーツです。以下、抜粋して紹介。

【ハリル監督「私のチョイスが悪かった」一方で本音も…選手選考で苦悩:デイリースポーツ】
 内容の面では「期待された通りのプレーができなかった。ボールをより早く動かして欲しいと要求したが、残念ながらそれができていなかった」とハリル監督のコメント。思うように試合を進められなかった理由の一つが「疲労は考えられます」。30日に合流したばかりの清武を左FWに起用せざるを得なかったのも「宇佐美も考えていたが、宇佐美も長い間プレーしていなかった。武藤も向こうでほとんどプレーしていない」と消去法に近い起用。
 調整不良の柏木の代役には、リオ組でA代表初出場となった大島を起用したが「スピードアップと前へのパス」という期待していた面は十分に出ず。「これが結果。私のチョイスが悪かった。まだたくさんのことをトレーニングしていかないといけないと思う」と選手をかばうコメント。
 選手のコンディションが整わない点について「何人の選手はフィジカル的に能力の限界に来ているなと思う」とも漏らし、6日のタイ戦へ「もう少し疲労回復が進むと思う」とコメント。
デイリースポーツ該当記事:http://www.daily.co.jp/soccer/2016/09/01/0009447503.shtml

【ハリル監督不可解采配で黒星発進 「なぜこの選手を選んでしまったのかと…」:デイリースポーツ】
 大舞台での経験の少なさがあだとなった。メンバー選考の際には「最終予選はリスクは取らない」と語り、今までは選外としていたベテランも予備登録メンバーとするなど慎重さを見せていたが、ふたを開ければAマッチデビューの大島を先発で起用し、1点を追う展開で切った交代カードはすべて最終予選の未経験者。指揮官は「なぜこの選手を選んでしまったのかと、私も自分に疑問に思っている」とコメント。
 大げさに負傷をアピールし続けた相手を皮肉ったが、2次予選でも経験し、想定していた“ワナ”にまたしてもはまったが、戦いは続いていく。W杯が出場32チームとなった'98年フランス大会以降、アジア最終予選で黒星発進したチームが本大会に出場した例は無し。道は厳しいが、9試合を残しているのも事実。歴史がなければ日本が作れば良い。まずは次戦のタイ戦(6日)で勝利をつかむと締めくくっています。
デイリースポーツ該当記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000002-dal-socc

 ハリル監督が求めたプレーの早さに今回達していなかったという事ですが、もはや親善試合ではなく本番。しかも大事な初戦。この体たらくは何なのでしょうか。フィジカルの問題というのはいつか来た道です。つまり、ドイツW杯とブラジルW杯でコンディション調整に失敗し、披露困憊で本番を迎えた話と同じではないでしょうか。いつになったら、日本はフィジカル調整に成功できるのか。まあ、5日もあるのでさすがにタイ戦では披露は皆無でしょう。つまり、コンディションの言い訳はできないですね。次はTHE PAGE、以下、抜粋して紹介。

【UAE戦黒星で浮かびあがったハリルJ3つの課題:THE PAGE】
 22本ものシュートを放ちながら最少得点に終わった試合。ボール支配率が62.8%に達しながら、ホームでなぜ苦杯をなめてしまったのか。90分間を通して浮かび上がった課題は3つ。
①ハリル監督のチームマネジメントの拙さ。
 ハリル監督は長谷部主将と組むボランチに、リオ組の大島を抜擢。同点シーンで大島のプレーに行き着く。酒井宏へ出したパスのスピードが遅く、相手にカットされそうになったところで酒井が半ば強引に中央へ蹴ってピンチを回避しようとしたが、ボールはオマルへ渡り、カウンターから相手FWを吉田が倒してしまう。吉田のコメントでは「川崎でやっているようなゆっくりとしたテンポではなくて、もっと速いテンポでリズムを作れるようなパスを配給してほしい」と。決勝点となったPKも、大島のファウルで発生したが、これで大島を責めるのは酷。
 本人は「みんながすごくポジティブな声をかけてくれたので、そこまで緊張はしなかった」と必死に前を向いたが、初招集した6月のキリンカップでデビューさせていれば、パススピードなども含めた経験が大島の引き出しに備わったはずだ。
②アジア最終予選に対するハリルホジッチ監督の認識の甘さ。
 指揮官の口癖は「セットプレーからの得点が少ない」だが、宇佐美が交代した後半17分を境に、セットプレーからゴールが決まる可能性は限りなく低下。清武が正確なキックを操っていたことを考えれば、香川をベンチへ下げるべきではなかったか。
 太田の正確なキックも、武藤の決定力も、ベンチに埋もれたままで終了。コンディションが万全ではないと理由をあげたハリルホジッチ監督は、「彼ら以外にいい選手がいなかった」とコメント。
 確かに太田は直近の2試合に不出場、武藤は故障明けだが、例えばハーフナーはすでに3ゴール、J1では豊田ゴールを量産し、後半戦で優勝争いを演じるJ1鳥栖の中心選手。宇佐美、浅野、原口はいずれも上背がない。結果が求められるアジア最終予選だからこそ、高さというオプションは必要だった。会見で発した「いい選手がいなかった」は、アジアを甘く見ていた自身の考えを糊塗する詭弁にも聞こえる。
③ピッチで戦った選手たちのナイーブさ。
 UAE戦はカタールの審判団がジャッジ。同じ地域の審判団が担当するのは異例で、本来ならば東南アジアの審判団が担当するが、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「我々が決めることではないので」とコメント。試合前に審判団の国籍を知ったハリル監督は、ミーティングで「レフェリングには十分に注意するように」と指示。しかし、自らのファウルでFKを与えた吉田は「とはいっても、相手にほとんど触っていないんですけど」とコメント。
 もし審判団がUAEに有利な笛を吹いたとしても、決定的なプレーを演じれば良し。浅野のシュートは当たり損ねであり、誰もが認める正当なチャージで止めれば、吉田もイエローカードをもらわなかったはず。
 過去5大会で黒星発進した国が、アジア最終予選を勝ち抜いた前例は無し。ハリル監督は、アウェータイ戦までにチームを立て直せるかどうかで、いきなり正念場を迎えた中で、その手腕が問われようとしていると締めくくっています。
THE PAGE該当記事:https://thepage.jp/detail/20160901-00000003-wordleafs

 選手選考に失敗したとあります。どういう選手を選んでどう交代させるかが監督の仕事だと思います。それができなかったという事ですか。代表チームも代表監督も結果がすべて。何を言っても言い訳しかない。誤審がどうのと言われていますが、当ブログではそれを超える戦いができなかった事が敗因。つまり、弱くなったと思います。少し前までは何度か世界最速の予選突破とか言われていましたが、この頃と比べたらいかにレベルが落ちたのかがよくわかります。みんな海外に行って、今回欧州組で固めていましたが、選手リストを観て嫌な予感はしていました。これで勝てなかったらどうするんだろうと。長くなったので、もう終わりますが、一つ言いたい。なでしこジャパンの五輪不出場、リオ五輪の惨敗の時に、当ブログでは「Jリーグの敗退ではなく、日本サッカーそのものの敗退。そのうち男子A代表もW杯に出れなくなる時が来るかもしれない」と書きましたが、今やまさにその時になってしまいました。早ぇ~と。今後のポイントはオーストラリア戦だと思います。今のままでは4.5枠のうちの5番目です。ジンクス破りをお願いします。後編に続く。

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