生観戦レポです。
先日、倉敷陸上競技場で開催された、吉備国際大シャルム岡山高梁の、プレナスチャレンジリーグ WESTのホーム名古屋戦の観戦に行ってきました。めったにない地元倉敷ホーム戦。応援する地元チームのホーム戦を地元で観れる幸せを感じながら、スタジアムに向かう。暑い日でした。
正面コンコースに行くと、いつもの場所のアウェー側に本部テント兼チケット売り場があり、そこでチケットを購入。昔はなでしこリーグは1部でも無料だったのに、今では3部でも有料、でもお金を取るから少ないと言われるまでは来場者数は少なくない。去年は入場ゲートが奥のホーム側にテントが設置されていましたが、この日はアウェー側で一緒になってる。アウェー側の端から入場してホーム側まで歩いていくのも珍しい。
来場数は2部の時よりは少ないが、3部の有料試合としてはまあまあじゃないかという数。いつものように中央付近に着席。向こうを見ると、ピッチボードが並んでいる。昔旧OSS委員会であのピッチボードを大汗をかきながら運んでいたよなかと思い出す。ほどなくして選手入場。相手はNGUラブリッジ名古屋さん。確か去年も同カードで負けたような記憶。もらったMDPを見てみる。前にはあった選手名簿が無い。うち岡山出身選手が11番西村選手と33番川名選手と2人いる事を知る。川名選手は先発。この日はスポンサーデーで、丸五グループ100周年記念マッチデーという事で、丸五さんの社長がキックインと挨拶を行っていました。
試合ですが、開始1分にループシュートが決まり先制する。が、すぐに形勢は逆転し、どんどん攻められる。さて、シャルムは現在何位だったかなと公式HPを探す。試合結果で開幕6連敗と知り、順位表を探すのをやめる。かつては1部にいたチームなのに、どうしてここまで弱いのと自答する。それはベルも同じ。まさに岡山の女子サッカーの冬の時代です。これで6月の女子W杯で惨敗でもしようものなら、ますます岡山の女子サッカーの火はしぼんでいきます。危機感持っていきましょう。
次々失点し、結果は1-5の完敗。観ているとやはり、名古屋さんの方が技術が上。シャルムは学生らしい、詰めの甘さが何度も感じられました。足元、パス、シュートとどれももう一歩レベルが足りないかな。
名古屋さんは声出しサポーターがお一人来られていて、孤軍奮闘されていました。でも声は大きかったですよ。5人分くらいの声が出ていました。ハーフタイムの時に、サポーターエリアに行き、中旗を振っていたろんぱ氏に挨拶。シャルムの試合にはよく行くようですね。そうこうしているうちに、ファジサポのK山女史登場。倉敷市民(駅から東側)で、何か面白いもの無いかと探していたら、この試合を見つけたとか。当方はその後でシャルムの試合を生観戦しながら、手元のiPadでJ2岡山のアウェー栃木戦を観ていました。今後はこういうシーンが増えるでしょうね。
気にしたくもないのが、今の3部と4部(何リーグになるんだろか)の関係。全くの未知の領域です。万が一このまま3部最下位でフィニッシュするとどうなるのか。これ以上想像したくないですが、今季終了後再びこんな話をしなくていい状況になっている事を祈ります。
生観戦レポです。
前の週末に倉敷運動公園陸上競技場で開催されたなでしこチャレンジリーグ、吉備国大シャルム岡山高梁のホームNGUラブリッジ名古屋戦の観戦に行ってきました。シャルム強かったですね。でも3部か。会場は無茶苦茶近所なので、シャルムの試合がある時は、カテゴリがどこであろうが行こうと思っていました。
3部になっても、スタジアムの景色は昨季と変わらず。ただ、ボランティア仲間(クラブボランティアに登録している人)の姿が無く、今日は誰も来ていないのかと思っていましたが、ハーフタイムにゲートに行くと、車イスボランティアの富氏がいました。讃岐ボラもしているそうで、岡山が負けた瀬戸大橋ダービー談議で盛り上がる。
スタンドに入ると、ろんぱ氏が中旗を振っていました。いつも頑張っていますね。お疲れです。ファジサポでこういうところにいつも来ているのは彼くらいかな。いつものように一番中央寄りの席に座る。観客数も昨季と全然変わらない様子。ふと見ると、近くのマンションに、前に観たシャルムの(小)旗が掲げられてある。実は知り合いですが、遠くにかろうじて見えるだけだから誰も気づいていないかな。幸運の(小)旗。見つけた人にはきっと、この日の勝利のように幸運が来るかも。
試合前のセレモニー。備中県民局から新エンブレムが入った横断幕の贈呈。かっこいい感じですね。そして選手入場時に、何と巨大なビッグフラッグが展開される。あれはタマゲました。3部なのに、いつの間に作ったんだと。ちょっと残念だったのが、出場選手名の一覧表示がどこにも無かった事。前はベンチ裏に掲示されていたのに。3部だからなのかな。
試合ですが、とにかくシャルムはいい試合を見せてくれました。相手の名古屋さんがどんなチームなのか知りませんが、昨季2部のチームとしての貫録を見せてあげたような印象。プレーも上手かったですね。昨季ああいう試合をしていたら、入れ替え戦で負けなかったのにと。選手が違うのかもしれませんが。サポーターグループ(おじさん達)のいつもの応援。ローカル色満載でオリジナルっぽくて、あれを聞くとシャルムの試合に来ている気がします。開始5分に先制。後半早々に追い付かれるが、すぐに突き離し、さらに追加点を入れて試合を決めました。3-1、本当に強くなりました。
チャレンジリーグは東西に分かれて戦っています。WESTには他に、アンジュヴィオレ広島さん、NGUラブリッジ名古屋さん、コノミヤ・スペランツァ高槻さん、セレッソ大阪堺ガールズさん、JFAアカデミー福島さん(なぜ西日本に?)で、シャルムは現在広島さんに次いで2位につけています。ぜひ、自動昇格か入れ替え戦で来季の2部復帰をもぎ取って欲しいです。
ちなみに、今季から2部で戦うベルですが、順位表を覗いてみると・・・ ありゃ最下位・・・ しかも0勝3分6敗と目も当てられない惨状。来季はシャルムと入れ替わるという事もあるかもしれません。2部降格1年で3部って、大分さんしかいないぞ。それでいいのか、ベル!
試合が終わっても、スタンドの来場客で席を立つ人は皆無。そうでした、お楽しみ抽選会があるのです。選手がMCになって、抽選会をやっていましたが、盛り上がっていました。いいですね、抽選会。何年前だったか、公式ブログで数字を毎回連呼して、観客動員数をやたら気にしていたところがありました。原点に返って来場者目線に立つと、こういうイベントが一番喜ぶ事を再認識して、ハーフタイムで毎回やってはいかがでしょうか。数字やホスピタリティばかりにこだわるのではなく、来場者目線に立てばすぐにわかるはずなのに、と個人的に思いました。
試合後スタジアム広場では出場選手によるファンサービス。馴染みが無いので、誰が誰やらわからなかったですが、楽しそうに盛り上がっていました。MDPを見ると、ホーム戦会場に「シャルムスタジアム」とありました。神原スポーツ公園でしょうが、何やらカッコいいですね。最初に行った時が、ちょうど最初の改修後でしたが、今はどう変わっているのだろう。また一度行ってみないといけませんね。お疲れ様でした。
リスペクトコラムです。
昨季終わりに3部へ降格し、今季からチャレンジリーグで戦う事になった吉備国大シャルムですが、いろいろと動きがあったようです。順番に見ていきましょう。こうして見ると、昨季終了から今季開幕の時期に様々な事があったみたいですね。
【プレナスチャレンジリーグ】
全12チームを東西6チームずつに分け3回戦総当りリーグ戦(全15節)を実施。上記リーグ終了後、東(EAST)および西(WEST)の1位と2位、3位と4位、5位と6位が3グループに分かれ、各グループ4チームにてプレーオフを行い、順位を決定。
〔EAST〕
ノルディーア北海道(北海道札幌市)、常盤木学園高等学校(宮城県仙台市)、つくばFCレディース(茨城県つくば市)、
FC十文字VENTUS(埼玉県新座市)、大和シルフィード(神奈川県大和市)、新潟医療福祉大学女子サッカー部(新潟県新潟市)
〔WEST〕
JFAアカデミー福島(福島県楢葉町)、NGUラブリッジ名古屋(愛知県名古屋市)、セレッソ大阪堺ガールズ(大阪市大阪市・堺市)
コノミヤ・スペランツァFC大阪高槻(大阪府高槻市)、吉備国際大学Charme岡山高梁(岡山県高梁市)、アンジュヴィオレ広島(広島県広島市)
3部リーグは東西カンファレンスなのですね。Vリーグと違って、強さの均衡は保たれているように思えますが、実際はどうなのかな。しかし、西地区に福島県のチームがあるのはよくわかりません。それこそ強さのバランスを取るためなのかな。3部にもJクラブのレディースチームがありますね。そのうちに2部に上がっていくのでしょうか。
【クラブ名の変更】
・正式名称: 「吉備国際大学Charme岡山高梁」(もしくは「吉備国際大学シャルム岡山高梁」
・文中略称: 「吉備国大シャルム」
・略文字: 「吉備国大C」
吉備国大シャルム岡山高梁公式HP該当ページ:http://www.charmefc.jp/09news/news_2017122001.html
今季からチーム名が変更になっています。 旧名「FC吉備国際大学Charme」から新名に。地元の高梁市での開催が可能となり、より地域密着型チームとして「岡山」「高梁」を入れたとの事。懐かしい名前です。当ブログで初めてシャルムの観戦に行ったのが神原でした。また何年かぶりに「高梁」の名前に戻るんだなという印象です。
【新スタジアム】
神原スポーツ公園多目的グラウンドの改修整備工事が完了。地元の高梁市が、市内にホームグラウンドの整備で'15年度の改修工事に着工。改修後は、観客席が約1千席になり、選手控室や医務室などを備えたクラブハウスも設置。総事業費は約5億8千万円。
今季からほとんどのホーム戦の試合会場が神原スポーツ公園多目的グラウンドになっています。それ以外に笠岡(5/27:広島戦)、津山(6/10:福島戦)、倉敷(6/24:名古屋戦)があります。3月10日にこけら落としのプレシーズンマッチとして、INACとのTMが行われたそうです。
【監督の交代】
'00年から指揮を執っていた太田監督が退任し、セカンドチーム監督兼トップチームコーチの東依里氏が監督に昇格。高知県出身の東新監督は聖和学園高卒業後、TASAKIや大原学園でプレー。その後、吉備国大在学中の'11年に学生コーチとなり、'12年からコーチに就任。'16年からセカンドチーム監督とトップチームコーチを兼任。日本協会公認B級ライセンスを保有。初代監督の太田氏はフロント入りし、サッカースクールなどの新規プロジェクトを推進するほか、U-15チームの監督として若手の育成・強化に当たる予定。
吉備国大シャルム岡山高梁公式HP該当ページ:http://www.charmefc.jp/09news/news_20180205.html
17年もの長期政権で太田監督が指揮を執ってきました。シャルムの試合で、ベンチから大きな声で指示をしている姿が当たり前で、シャルムの象徴でした。そういう面でもシャルムは新しい別のチームになっちゃいましたね。まあ、長期政権だったので、結果オーライかもしれませんね。前の記事を確認してみると、初めてシャルムの試合に行ったのが2011年。この時は同じチャレンジリーグでも2部でした。原点に帰って、再びなでしこ1部復帰を目指して頑張って欲しいです。
そして!シャルムの素晴らしい事例を先日観ました。ランドセルカバーをチームバージョンで作り、高梁市に新1年生用の250枚寄贈したそうです。以下、引用して紹介。
【新1年生にランドセルカバー贈呈】
「高梁市の小学校に来月入学する子どもたちが交通事故に遭わないよう、市内に拠点を置く女子サッカーチームが目立つ色のランドセルカバーを贈りました。(3月)23日、高梁市役所で行われた贈呈式には、女子サッカートップリーグの3部にあたる「チャレンジリーグ」で戦う「吉備国際大学シャルム岡山高梁」から選手など5人が出席し、市長と教育長に250枚のランドセルカバーを手渡しました。カバーの色はチームカラーでもある鮮やかな黄色で、大学のマスコットの「キウイバード」が描かれています。高梁市では来月、あわせて166人が小学校に入学する予定で、近藤隆則市長は「ドライバーからよく目立つので交通安全に役立つと思います」とお礼を述べました。」
引用:NHKニュースWEB
いい取り組みですね。たしか山雅さんも同じような事をされていたと思いますが、いいアイディアだと思います。高梁市内全校の新一年生なのかな。地元の小学生が6年間シャルムと一緒に通学してくれるわけですね。シャルムはほぼ学生チームで、どうしても4年生の卒業というリスクがあって、なかなか強化がしにくいと思いますが、頑張って下さい。いっそのこと、市民クラブ化はどうでしょうか>
生観戦レポです。
先日、津山陸上競技場で開催された、なでしこリーグ2部とチャレンジリーグの入れ替え戦第2戦、吉備国大シャルムのアウェー京都戦の観戦に行ってきました。第1戦で負けており、この流れはダメだな、周りで行く声を聞かないし、夜にJリーグサポで語る会もあり、車で行けんしなぁ、という状況で、実は観戦予定では無かったです。ダメ元でFSSでご一緒する松氏に「車で行きます?」と聞いていたら、津山駅から送迎していただけるという事で、じゃあ行くかと出発。
生まれて初めて津山まで電車で行きました。岡山県を象徴する山あいの景色をみながら電車に揺られる。結構時間がかかりました。おかげでなかなか読めなかった「ピッチレベル(岩政選手)」をバッチリ読破できました。その紹介レポは後日。
津山駅から松氏のマイカーで送迎。車は難なく駐車できましたが、横にスケートリンクができているのにビックリです。屋外リンクですが、かなり本格的な施設でした。スポーツ開催が減る冬の時期も賑わいそうで、グッドジョブです。
早くも京都サポのチャントが聞こえてきました。対するシャルムサポはいつものような感じ。ゲートで学生さん達が応援募金の呼びかけをしていたので、浄財を投入。えーと、当日券売場は?と口にしてしまうと、「無料ですよ」と松氏。そりゃそうですよね。入場すると、シマカズ氏としまくんが別便で来場した模様。他にも県の方々、FSSの(美咲町在住の)松氏など、やはり知った顔が来ているなと。ろんぱ氏も中旗を振られていました。
試合の方ですが、まずは勘違いしていました。第1戦で1点差で負けたと思い込んでおいましたが、2点差でした。うーむ、まぁしょうがないか。でも、それを聞いて一気にトーンが下がってしまう。この日のシャルムは足元も上手く、前へ前へと攻めていましたが、やはり力の差はありました。完敗でしたね。まるで、日本代表の韓国戦を見ているような試合運び。
山陽新聞の戦評です。
「ペースを握った前半30分までに先制点を奪えなかったのが敗因だ。」
「キックオフ直後から攻めた。」
「DFから丁寧にパスをつなぎ試合を支配した。だが、22分の失点を境に勢いを失うと、その後の好機も生かせない。」
「得点力不足で勝ち点を積み上げられなかった今季を象徴するゲームだった。」
松氏がサポ仲間と話しておられましたが、何でも津山にJリーグができて欲しいとか何とか聞こえました。津山陸上競技場をホームに、長野県のように2つ目のクラブがどうのこうのと。たぶん、希望レベルなのだろうと思って、横で聞いていましたが、ひょっとしたらそういう動きが生まれていたりしてと思ってみたり。当ブログ的には一県でJクラブもしくはJを目指すクラブについては、群馬さんの事例もあるし、基本的には2つ以上になる事は反対ですが、万が一できても競争原理が働いて、J2岡山もスキルアップにつながるよなと思う事もあります。
そういえば、誰か倉敷がどうのと言われていたのを思い出しました。やはりそういう構想を思い描かれる時代なのかな。でも、そういう目で地域が見てくれるのは素晴らしい事です。でも・・・理想と現実は・・・
試合後、整列してメインスタンドの来場者に挨拶。監督と主将の挨拶。全体的には短めでした。ふと、今までは岡山のチームは2部リーグに集ってくる傾向があったので、まさかこれから3部に集ってくる傾向になるのかと、ネガティブ志向が一瞬働きましたが、ご安心下さい。シーガルズは来季からはV.スーパーリーグ? 1部に戻る予定です。早くBリーグクラブもできて欲しいですね。
山陽新聞の記事には、1部を含めてなでしこリーグを通算5季戦ったが、近年は1部を目指して強化するクラブが増え、2部のレベルも上がっている。更に大学女子サッカーが盛んになり、有望選手が全国に分散し、降格は時代の流れに逆らえなかった面もあるとありました。シャルムが1部にいた頃と比べて確かに時代は変わったのかもしれません。当時は西川選手などヤングなでしこの選手が何人も所属していましたから。気になるのが3部の顔ぶれ。ちょっと調べてみました。
シャルム以外は以下の11チーム。
ノルディーア北海道、常盤木学園高校、つくばFC、FC十文字VENTUS、大和シルフィード(去年対戦しましたね)、新潟医療福祉大学、JFAアカデミー福島、NGUラブリッジ名古屋、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻(今こちらなのですね)、セレッソ大阪堺ガールズ(セレッソさんのセカンドなのかな)、アンジュヴィオレ広島(お隣)
予想以上に強そうな顔ぶれですね。出直しですね。チャレンジリーグは順位を3ブロックに分けて、4チームずつのプレーオフをやっています。いわゆるスプリット制。なでしこ1部で昔やっていましたが、3部で生きているのですね。3部くらいになると、当ブログも反対はしません。シャルムは3部に落ちて、また少し当ブログと距離感が広がってしまいましたが、近所なので、倉敷陸上競技場で試合があれば駆けつけたいと思っています。
これで当ブログの、大一番(カテゴリを賭けた試合、もしくは日本一を賭けた試合)の観戦成績はこれで9勝3敗(J1リーグ優勝①○、天皇杯決勝①×/②○、ナビスコ決勝①○、J2昇格①○、JFL昇格①○、中国L昇格①○、なでしこ昇格①○残留②○/③○/④×、Vリーグ残留①×)です。まだまだ高いです。
リスペクト(事例紹介)コラムです。
今年6月から山陽新聞朝刊に連載された特集記事の「岡山サッカーの歩み」ですが、男子の後は女子サッカーについて取り上げられています。その「第3部 『女子』の隆盛」の中でベルとシャルムが出ていますが、今回は今日3部との入れ替え戦を戦った吉備国大シャルムの記事を引用して紹介していきたいと思います。ちなみに、このシリーズの過去雄の記事と同様に、左画像はクリックしたら拡大して読めるようになります。
「『Charme』と書いてシャルムと読む。フランス語で「魅力的」を意味する。高梁市を拠点にする女子サッカーチームが、市民から公募したこの愛称を付けたのは2011年のことだ。高梁吉備国大シャルム-。最高峰のなでしこリーグに次ぐチャレンジリーグに初参入するのを機に、吉備国大はチーム名を変更し、運営形態も学生チームから地域を巻き込んだクラブチームへと衣替えして再出発した。
チャレンジリーグへの挑戦を決意したのには理由がある。レベルの高い大学リーグでしのぎを削る関東や関西の強豪と比べ、地方の大学は『真剣勝負の場が少なく、不利な環境だった』。監督の太田真司(40)は強化への最短の道と考えたという。10年11月にあった入れ替え戦でチャレンジリーグ昇格を決め、憧れの舞台へ踏み出した。
「同リーグはホームアンドアウェーで春から秋の半年以上をかけて各地で行われる。太田が抱えた不安の最も大きな要因は、移動や宿泊、会場使用料などで最低でも年間約600万円を調達する必要があったことだ。
窮地に立たされたチームに手を差し伸べたのは、地元で材木店を営む大森一生(58)=高梁市南町=と市サッカー協会理事長の有光正巳(65)=同市下谷町。『監督の熱意にひかれた。チームは田舎町を活性化してくれる大きな存在になる。その灯を消してはならないと思った』と大森は振り返る。
長く経営に携わってきた経験を生かして初代ゼネラルマネージャーに就いた大森は、有光とともに人脈を頼りに地域をくまなく歩き、支援を一つずつ取り付けていった。並行して全国で活躍するチームに出向いて、フロントの仕事や資金獲得の方法についてアドバイスを仰いだ。」
「運営の二本柱に打ち立てたのが『ファンクラブ』と『スポンサー』。この開拓に重点を置き、今につながる基盤が形作られた。
チャレンジリーグが開幕したのは11年4月。その頃、手元には約500万円の資金が集まっていた。地元を中心に支援の輪はさらに広がり、その額は年間1千万円にも膨らんだ。」
「感謝の思いはシーズンを戦い抜く心の支えになった。6チームが争うリーグ西地区でいきなり優勝。さらに東西合同となった2年目は20歳以下日本代表んぽFW西川明花を軸にした『超攻撃サッカー』を磨き抜き、快進撃を見せた。12チームによるリーグ戦で16勝2分け4敗。準優勝に輝き、なでしこリーグ昇格を手にしたのだ。」
引用:山陽新聞(上左画像参照)
今日、津山陸上競技場で開催された、なでしこ2部と3部の入れ替え戦で、シャルム対京都バニーズの試合を観に行きました。残念ながら、第2戦も勝てず、3部(チャレンジリーグ)降格が決まりました。その模様は後日。
チーム名は公募だったのですね。それはいい事です。2011年といえば東日本大震災の年ですね。確か、2部時代は神原が主な試合会場で、「FC高梁」というチーム名で、高梁市のチーム「として活動されていましたが、1部に上がって有料試合が神原ではできないからと、笠岡陸上競技場に移り、チーム名も現名称に変更した覚えがあります。どこまで本当かわかりませんが、「岡山」というエリアを意識された時期もあったと聞いています。
今やなでしこリーグで1部にはどんどんJクラブのレディースが増えてきて、Jリーグ自体もレディースチームの開設を奨励している様子。そんな中でJクラブとは関係ない2つのクラブが活動しているのは喜ばしいと思います。当時いろいろ調べて、どこだったか忘れましたが、某Jクラブが某学生チームに、傘下に入る事を呼べ掛けたが、あえなく断られた事例もあるとか。どこまで本当の話かはわかりませんが、なでしこクラブのJクラブ下部化がいい事なのかどうか、未だにわかりません。
岡山サッカーの歩み(J2岡山)⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171015
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171008
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171001
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170924
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170917
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170910
生観戦レポです。
先日の24日(日)、倉敷運動公園で開催されたなでしこリーグ2部の吉備国大シャルムのホーム愛媛戦の観戦に行ってきました。年間2試合の倉敷開催の2試合目。近所開催の近さを喜びながら、スタジアムに入りました。どうやらこの日は岡山県民応援デーの様子。県内トップチームの選手の集合写真がある寄せ書きボードを発見して観ていると、県スポーツ振興課のK副課長登場。この方とのお付き合いも長い。当ブログの愛読者でもあり、また某会合で語り合うのをいつも楽しみにしている間柄。
いつものように入場しますが、この日も運営側で知った顔無し。中旗を振るろんぱ氏発見。シャルムの試合にはよく駆けつけているそうですが、相変わらず元気です。 前回、近くのマンションで「勝利祈願の黄色いフラッグ」が遠くに観えましたが、今回も掲示されていました。いつかキンスタのように周辺のあちこちのマンション等でいっぱい応援フラッグが掲示される事を祈ります。たぶんあの知り合いかなと思っていたらやはりそうで、了解を得て撮影して掲載。
来場者の子ども達が何か手帳のような物を持っていて、選手を見つけたらサインをもらっている。近くに来た時に見ると、「サインラリーてちょう」と。どうやらちびっこサポーター向けのサイン帳の様子。サイン欄の下に「しつもんしてみよう」とあって、質問欄もある。良くできていますね。裏表紙をよく見ると、「備中県民局」の文字が。そうだったのか、県の活動だったのですね。子どもたちが選手を回って、サインを集めて交流を図る、いいイベントですね。
さんデジ該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/581276
試合前に県の応援セレモニーがありました。登場したのは伊原木知事ではなく、どこかの課長さん部長さんか。試合の入りは良く、これは倉敷連勝かと思われましたが、すぐに愛媛さんのペースになりました。何というかシャルムも頑張っているのですが、やられました。若さなのか地力なのか、4-0と思わぬ点差になりました。そこから2点返しましたが、やはり実力差ははっきり出た試合でした。シャルムは全体的に足元の技術がもう一つ。ロングスローを投げるCB8番のシャノン選手の上手さばかりが目立っていました。
スタンドではサポーターが声出ししています。「フレー! フレー! シャルム!」と野球のような応援で、ほのぼの感出ていました。と同時に、2004年12月のファジの中国リーグへ昇格した入れ替え戦があった補助陸の時も、こんなコールの応援だったなぁと懐かしく思う。
今朝の山陽新聞朝刊の「吉備国大4失点連敗」というタイトルの記事の戦評です。
「シャルムは守備で後手を踏んだ前半に試合を決められた。スピードあふれる愛媛さん攻撃陣に対応しきれずに3失点。攻勢に出た後半もカウンターから4点目を献上。その後は池尻選手の2ゴールで追いすがったが反撃もそこまで」
ベンチスポンサーの「岡山電力」というダンマクに目が行く。ちょうど少し前に熊本電力など、電気自由化に伴うスポンサードの事例を紹介したばかりなので、やたら気になる。公式HPを見ると、昨年10月に設立された会社で、県や経産省、環境省のバナーがいっぱい貼られてある。という事は官を挙げての電力会社なのかな。「岡山特化型電気プラン」の第一弾として、ベルとシャルムに対して「女子サッカー応援電気プラン」を発売しているようです。内容は中電と同じ料金で加入すれば、「シャルムでんき」として、電気代の2%がチームの強化費や育成費に充てられるとか。そのうち、ファジやシーガルズのプランもできるのでは。
以前に長くベルの声出しやボラをやっていた方から、個人的にベルからすべて撤退するという話を聞き、クラブの様子を少し教えてもらいました。最近は余りいい流れではないようですね。こりゃ将来的な3ちもあるかもしれないし、そうなればクラブの存続も不安という印象でした。今季の順位が物語っているかな。今の順位では3部の2位チームとの入れ替え戦になるし、そうなったら応援しに行くでしょうが、そこまで行って欲しくないですね。
なでしこジャパンに主将と正GKを擁し、なでしこブームに乗って、美作ラ・サ場はいっぱいになった黄金時代とは違います。もし、将来ベルが3部降格とか、全く経営力がしぼんでしまうと、「ファジアーノレディースを結成したらいいのに」という言葉を口にするファン・サポーターも出てくるかもしれません。軽々には口にしてはいけない話ですが、実は「レディースチームの運営」をJリーグ自体が推進しているので、あながち可能性がゼロの話でもない。どういう形であれ、岡山の女子サッカー自体は再び盛り上がって欲しいですね。
試合後、お楽しみ抽選会が開催されていました。若手選手(部員)が、女の子らしく明るい声で場を盛り上げていました。人数も多いし、あの学生のノリはクラブチームではあの域には達せないかもしれませんね。
やはり地元近所はいいですね。隣の倉敷市営球場では、高校野球が開催されていたのか、県下の強豪校ナインがいました。倉敷運動公園も県内スポーツ文化のメッカですね。来年もぜひ来てほしいし、また行きたいです。
生観戦レポです。
先日、倉敷運動公園で開催された、なでしこリーグ2部の吉備国大シャルム対スフィーダ世田谷の試合を観戦しに行ってきました。毎年恒例、この時期にあるシャルムの倉敷デーです。この日、Cスタで湯郷ベルの試合もあり、どっちにしようかと思いましたが、やはり倉敷市民の地元試合という事で、迷わず参戦しました。本当に近所なので助かるし、地元開催の素晴らしさを改めて実感しました。
到着すると、早速グッズ売場などブーステントを発見。さて、クラブボランティアという富氏など知った顔がいるかどうか気になりましたが、中央ゲート、入場ゲートともに知った顔は無し。協会色に加えて、すっかり社会人色も無くなりましたね。大学による本来の運営スタイルに戻った印象。まぁ2部なんで、できるでしょ。
2部の有料試合という事で、どうかと思っていましたが、いつもくらいの観客数なのかな。ピッチの周りに目をやりましたが、フェンス越しに観ちゃっている人影も全く無し。以前、笠岡での試合のボラで、購入観戦を促す注意喚起という監視役の役回りがありましたが、さすが倉敷市民。そんな人は誰もいません。まぁ小さい公園だし、2部というのもあるのかもしれませんが。
ベルの試合を観に行くという人が何人か聞いていたので、シャルムの試合には知った顔はいないだろなと思っていましたが、元ボランティアのG氏をお見かけしました。またボラでご一緒したいものです。ろんぱ氏も元気に中旗を振られていました。
メインスタンド中央の最上段に座りましたが、ちょうど背中に直射日光を受ける状態で暑かったですが、シャルムサポの応援も熱かったです。後半は高梁日新高校サッカー部と思わせる一団がいて、おじさんサポと上手くコラボしていました。よそでは絶対に見られない微笑ましい光景。
来場客とスタッフの話が聞こえる。「あそこのマンションのベランダに掲げてある黄色いやつ、あれはシャルムのフラッグだよ」と。ここからは遠くて色しか見えないが、近くに寄って見たら、旧エンブレムが入った紛れもないシャルムの応援フラッグでした。以前に金スタの向こうのマンションの部屋のあちこちで、セレッソさんのフラッグを掲示されていたのを観ましたが、まさか岡山でもそういうサポがいるとは。聞いたスタッフも感動していました。倉敷のサポーターも捨てたものではありませんね。
気になったので、グッズ売場でフラッグを探すが見当たらず。「現在取扱いは無く、ノボリならありますよ」と。「ノボリは田舎臭い地方クラブの象徴」と認識している当ブログとしては残念しきり。
読者の皆さん、次に開催される倉敷運動公園の試合にもし行かれたら、付近のマンションのベランダに注目です。ひょっとしたら「勝利の黄色いフラッグ」が掲げられているかも。(決して知り合いではありません(笑))
試合の方ですが、試合を通して両チームとも、トラップ、パスなど足元の技術が、女子の2部という感じでした。どうしてもなでしこジャパンのプレーを思い出しながら観てしまうのですが、一緒にしてはいけませんね。でも、シャルムの8番 選手だけは1部選手のようなプレーで印象に残りました。初めに先制されて、これはこのまま負けかも思っていると、シャルムのシュートで相手GKがファンブルして同点弾。きっと取りにくいボールだったのでしょう。後半には 選手が裏を取って逆転弾。これはスタンド中で大騒ぎでした。最後守り切って2-1で辛勝。帰り道でも「勝つとは思わなかった」と言っているのが聞こえてくる。でも、勝った。これでいいのだ。
今朝の山陽新聞朝刊の記事の抜粋です。
前半は押し込まれる展開の中で、PKで失点。ここから徐々に両サイドから、DFラインの裏を突いてペースを握り、ループシュートで同点。後半34分にスルーパスからエース池尻選手が相手GKと1対1になって流し込んで逆転。池尻選手は先のユニバで準優勝した日本代表入りの打診を受けていたが、監督に直訴してチームに残留した経緯あり。
試合終了後、メインスタンドの前に一同が整列して一例。「サポーターの皆さんのおかげです」という横断幕を広げて持って。ホーム側、中央、そしてアウェー側にもみんなで挨拶に行く。この光景は学生チームならではの清々しい光景で、いつまでも保って欲しいですね。ふと、この地元でやるトップリーグ(2部ですが)の試合風景は、何十年経っても、ヨボヨボの老人になっても変わらず観に来たい。岡山のクラブで、将来的にどこがどうなろうと、岡山代表の試合であればどこでもいいから、こういう風景をずっと観続けたいなと思って、会場を後にしました。おっと、そういえば今月もう1回あるぞと・・・
なでしこ2部はこれで0-4で今節大敗した湯郷ベルが9位で入れ替え戦圏。シャルムは一つ上の8位。残留争いを岡山の2チームでやっている状況。まさかの3部降格って、全く想像できません。数年前は1部で岡山ダービーだったのに、変わってしまいましたね。岡山の女子サッカーの火は決して消してはいけません。10位の高槻さんとはまだ差があるので、自動降格にはまだ余裕がありますが、入れ替え戦の可能性はまだまだ高いです。もしどちらかが入れ替え戦の場合は駆けつけます。いや、そうならないように頑張って欲しい。
生観戦レポです。
昨日、津山陸上競技場で開催された、なでしこリーグ2部とチャレンジリーグの入れ替え戦の観戦に行ってきました。語る会メンバーに呼びかけて、参加したのはシマカズ氏と西氏。現地にクラブボラとしてもつ鍋氏、OSSメンバーである松氏が現地集合という内容。
北長瀬駅に集合して、一路津山を目指す。さて、13時キックオフで、現地でもしスタグルが無いかもしれないからどうする?という話になり、西氏の行きつけの53号線沿いの喫茶店で昼食。「COFFEE HOUSE VILLAGE」という喫茶店で、年季の入ったお店だが、カレーの量がハンパでない。忠告を受けて普通盛りを頼んだのですが、出てきたのは予想の量の1.5倍の巨大なビーフカレー。シマカズは食べ切れなかったようです。
現地着。ガードマンの姿が無く、何とスタジアムのむっちゃ近い場所に駐車できて、お互い顔を見合す。ゲートから入場したが、何とこの日は無料。チケット代わりにという事で、少し大きな応援フラッグを500円で購入。松氏がちゃんといい席を取ってくれていました。県協会元事務局長の青氏からご挨拶をいただいて恐縮。やはり、スタグルは無く、食べてきて良かった~ が、お腹が苦しい。
相手はチャレンジリーグ2位の大和シルフィールドさん。なでしこジャパンの川澄ちゃんなど、有名なOBが何人もいる強豪。コアサポの応援チャントもしっかりしたもの。一方のシャルムの応援はおじさん達のコアサポと学生サポが仲良くチャントを歌っていました。特に女子部員さんの口ずさむチャントは、童謡(どんぐりコロコロなど)の替え歌が多く、「何かほのぼのとしている・・・こういうのもいいなぁ~」と。シャルムならではのチャントでしたね。
ちなみに大和サポエリアには何と、風船サポがいっぱいありました。インパクトありました(笑)。最後のセレモニーの時に、パーン!パーンという風船を割っている音が横の方からやたら聞こえてきました。
試合の方ですが、第1戦のアウェー戦で2-0と勝っており、かなり有利な状況で迎えた第2戦ホーム戦。大和さんも攻め込んできますが、シャルムの方が足元の技術は高いように感じました。確実に2得点を取り、そのまま勝ちました。なでしこリーグ2部残留を勝ち取りました。これで来季はベルと岡山ダービーが実現しますね。帰り道でお決まりの中島ブロイラーで、各自美味しい買い物です。ちょっと商品が変わりましたね。前は鳥肉4つ切があったのですが、昨日は1羽ものしかなく、手が出なかったです。でも美味しかったです。帰路は岡山駅まで。ファジボラの前日準備に参加するという西氏をCスタを降ろし、シマカズ氏を駅前で降ろす。
今朝の山陽新聞朝刊の「吉備国大2部残留」というタイトルの記事です。
シャルムは前半21分、池尻選手が幸先良く先制。その後は両DFを中心に粘り強く守り、後半43分に浜本選手がクロスをヘッドで合わせて突き放す。序盤から敵陣でのプレスがうまくはまり、ショートカウンターで効果的に攻撃。序盤は相手の猛攻にさらされたが、必死に守る。先制後は再度を何度も崩し、追加点を奪取。
シャルムには負けられない理由があり、インアkレ中国地域予選でまさかの準結晶敗退。16年連続の本大会出場を逃し、浜本選手や吉武選手ら4年生にとって、この1戦が引退試合。試合後のセレモニーでは4年生14人がサポーターに挨拶。
試合後、メインスタンドの前に整列して挨拶。まずは太田監督から。続いて4年生の部員が順番に全員挨拶をしました。涙ぐんでしゃべれない子もいれば、カンペを持ってしっかりしゃべる子、何か面白い子といろいろ。スタンドからは暖かい拍手が起こっていました。中には「チームは違っても」と言っていた子がいて、来季は同じなでしこ2部のチームに入団するのかなと思ってみたり。4年生といえば、ちょうどOSSで熱心にボランティアでサポートしていた時期に一緒に運営をやっていた子達に相当しますね。名前とか覚えていませんが、たぶんあの子達なんだろなと。卒業後も頑張ってください。
先日岡山駅を歩いていたら珍しいポスターを見かけました。シャルムの選手が載った防犯のポスター。センターはシャナ選手。何か似合いますね。
これで当ブログの、大一番(カテゴリを駆けた試合、もしくは日本一を賭けた試合)の観戦成績はこれで9勝1敗(J1リーグ優勝①、天皇杯決勝①/②、ナビスコ決勝①、J2昇格①、JFL昇格①、中国L昇格①、なでしこ昇格①残留②/③)です。やはり勝負強いジンクスは今回も堅守できました。
話は変わり今日、ファジのホーム群馬戦に行ってきました。その模様は明日。この日J2とJ3の最終成績が出ました。いろいろドラマがありましたね。後日順番に紹介していきたいと思います。
事例紹介コラムです。
先日、ちょっとTSUTAYA(倉敷市内)に、DVDを借りに行ったら、レジ横に何やら黄色い陳列コーナーがありました。一瞬某黄色いチームのミニグッズコーナーかと見間違えてしまいました。よく観ると、何とシャルムのグッズコーナーでした。ええっ!? なぜTSUTAYAにあるの?と頭が混乱しました。まあ、備中県民局が支援しているから倉敷市内にも、シャルムのものがあるのは変じゃないし・・・でも何でTSUTAYAにと考えながらDVDを手に帰宅しました。シャルムの公式HPを恐る恐る覗いてみると、ありました。以下、抜粋して紹介。
【Tポイントサービス開始】
9/17(土)ホーム戦より、Tポイントが「貯まる」「使える」がスタート。ご来場ポイントプレゼントとして、以下のポイントを付与。
・ゴールド会員:20pt ・レギュラー会員:10pt ・キッズ会員:5pt ・会員外:5pt
他に、ホーム戦でのグッズ購入で200円で1ポイント付与し、貯まったポイントも使用可能。
【シャルムグッズの期間限定販売】
・期間: 9月16日(金)~10月2日(日)
・場所: TSUTAYA中島店(倉敷市中島2236-103)
吉備国大シャルム公式HP該当記事:http://www.charmefc.jp/09news/news_20160913.html
サプライズでなかなか面白いニュースですね。岡山を含む全国の商業施設や店舗を席巻する、Tポイントカードが岡山のサッカー界に初参戦です。それはJクラブではなく、なでしこ2部のシャルムでした。これまでTポイントカードのサッカー界への進出を聞いた事がなく、本当にないのか気になったので、調べてみました。すると、以下の事例がありました。
・J1磐田: ㈱ジュビロと連携し、8月20日(土)ホーム鳥栖戦の1日限定で、Jリーグ史上では初めてとなる共通ポイントが貯まる試合「Tポイント FIRE MATCH」をヤマハスタジアムで開催。 サービス内容は、磐田選手の1ゴールで50ポイント、ハットトリック1回で100ポイント、PK防御1回で50ポイント、J1磐田の勝利で100ポイント(引き分け・負けで30ポイント)付与。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱公式HP該当記事:http://www.ccc.co.jp/news/2016/20160809_005046.html
他には出てこなかったです。スゴいですね。全国でJクラブも磐田さん以外を差し置いて、Tポイント導入って。どういうネットワークから生み出されたのかすっごく気になりますね。たぶん、徐々に磐田さんの後にいろいろなクラブが続いていくでしょうが。そして、今年もシャルムの倉敷でのホームゲームが開催されます。TSUTAYA中島店の限定販売はそのためか。おっと、そういえば会場の倉敷運動公園陸上競技場の最寄り店になります。以下、その試合情報です。
日時: 9月25日(日)13:00キックオフ。
会場: 倉敷運動公園陸上競技場
相手: セレッソ大阪堺レディース
【U-23女子日本代表:吉田 凪沙選手】
先日、U-23女子日本代表にシャルムから1名選出されています。吉田凪沙選手です。リオ五輪後で今年になって、岡山県からなでしこジャパンも含めて唯一の選出。今後注目していきたいと思います。以下、吉田選手のプロフィールです。
生年月日: 10月26日
身長 / 体重: 166cm / 54kg
出身地: 徳島県
前所属チーム: 日ノ本学園高等学校
ニックネーム: なぎ
吉備国大シャルム公式HP該当記事:http://www.charmefc.jp/01team/profile/profile05.html#lnk01
U-23女子代表という事ですが、なでしこジャパンの高倉監督が兼任しているのはU-20女子代表で、もう一つ下の世代でした。うーむ、高倉監督の目が直接届かないのかと思って、U-20女子代表の顔ぶれを観てみると、何とこちらにも吉田選手が選出されていました。つまり。吉田選手は岡山で女子代表の期待のホープという事なのです。しかし・・・吉田選手が所属しているのは学生チームで2年後に卒業してしまうのです。湯郷ベルに入団されませんかねぇ。ポスト宮間になれるかもしれませんよ。とにかく、今後は吉田選手に注目していきたいと思います。たまたまTSUTAYAで見つけたシャルムコーナーから出た記事。ここまで広がられました。今日もしっかりリスペクトできました。
話は変わり、小ネタ集でもありませんが、この日2つの出来事もありました。まずは、同じTSUTAYA中島店に掲示してあったポスター。「第1回おかやまスポーツフェスティバル」なるもの。Cスタにも貼ってありましたが、詳しく内容が書かれていません。ネットでも同様。でも、当ブログで大昔からいい続けた異競技交流のスポーツイベントではないかと思っております。他県では普通に実施されている、県内のスポーツクラブが一堂に会して教室やシンポジウムを行うもの。岡山では今まで決して実施されなかったもの。ついに岡山も目が覚めたのかと。この頃から口にしています。続報をお楽しみに。
そして、岡山駅のバスロータリーで見かけたファジのラッピングバス。たぶん路線バス。こういうのが走っているんだと。いいですねー やっとこういうものが走るようになってきたのかと。前からだったらごめんなさい。もっとPRしたらいいのにねと。
生観戦レポです。
でも、ゲートフリー時間だったので、ほとんど観れていません。25日(日)に倉敷陸上競技場で開催されたなでしこリーグ2部の吉備国大シャルムのホーム福岡戦の観戦に行ってきました。実は確か今シーズン初シャルムのはず。この日はファジのアウェー横浜戦のPVもあったのですが、倉敷市内の所用があり、それが長引いてダッシュで倉敷運動公園(マスカットスタジアムは倉敷スポーツ公園)に入る。ここは特にバックスタンド側の柵があって無いようなものなので、歩いていてちょこっと試合の一部分が見える。メインスタンドに黄色い選手ダンマクがたくさん貼られているのを目にして、この日の強い意気込みを感じました。
正面入り口付近に行くと、車椅子ボランティアの富氏がいる。彼はクラブボランティアなのです。その奥にはグッズ売り場があり、そのすぐ横には入口ゲートがありました。この辺りが一般サポーター向けエリアなのでしょう。「ひょっとして、ゲートフリーの時間になった?」と聞くとうなずく。「勝ってるの?」と聞くと、「負けてます」と。えっ、確かアンクラスさんは、順位は一つ下だったはずと重苦しい雰囲気で入場する。
メインホーム側はいっぱいのシャルムファン・サポーターで席が埋まっていました。この光景って、なでしこ1部の時と一緒じゃん、1部だろうが2部だろうが来場者はそれほど変わらないんだなと感心する。
知った顔を探すが、わからず。そのまま観戦する。そのうちにシャルムが得点。一気に湧きかえる。同点なのかなと思っていると、コアサポさんから「もう1点だ!」と声が飛んで、ひょっとして2-0で負けて他の?と。横の人に聞いてみると「1-2でまだ負けています」と。
試合ですが、シャルムは若さが出て、もう一つ押し込めない印象。新外国人選手もプレーは勢いがあるが、足元がちょっと弱い印象。それに対してアンクラスさんは球際が強い印象。すると、抜けたアンクラスの選手がGKと1対1になって、得点を決めてしまう。つまり、1-3。
最後まで走って走っていましたが、そのままホイッスル。ふと、2年前くらいは強かったのに、どうしてこんなに弱くなっちゃったの?と思ってしまう。最後の客席に並んだ時は何人もの選手が泣いていました。
個人的には学生のみのチームは限界があると思います。卒業があるし、選手の移籍も学生さんだから何かと違うでしょ。バージョンアップするためには、やはり社会人選手も加えた地域クラブになるべきだと思います。あとで冗談で言い合いましたが、FC高梁に戻るか、FC備中にするくらいでないと、今後もしんどいかなと。2部に降格して高梁に主戦場が戻るのかと思っていましたが、1部時代と同様に笠岡など県南中心でやっています。
ふと、スタンドを観ると見慣れた顔がいました。しまくんです。そして、その横には西氏も。グランドではもつ鍋氏がコーナーポストを撤収しています。そうでした、彼もクラブボランティアなのです。そんなもつ鍋氏がなぜかスタンドに上がってきた(撤収作業はいいのかい?)ので、集合写真を撮らせていただきました。彼らの話では、アンクラスはあと1試合に対してシャルムはあと2試合。しかも次は最下位のJSCさんとか。確かに9位は入れ替え戦圏内ですが、勝ち点はシャルムの22点に対して8位のアンクラスさんは23点。シャルムの方が1試合多いので、まだまだわかりません。しかし、このチャンスをものにしなければなりませんね。白黒が就くのは最終アウェー戦(11/3:4位世田谷戦)のようです。皆さんお疲れ様でした。