卓ちゃんコンテナご一行様の蛍狩り
高槻は、蛍で有名である。
3年前までは、近江長岡(滋賀と岐阜の県境)まで、高速をぶっ飛ばして蛍を見に行っていたが、
地元が近江長岡に勝るとも劣らない蛍の名所と気付いてからは、行かなくなった。
ただ、極所的に発生するため、同じ高槻の原や樫田でもまるきり見られない場所もある。
これは、地元民(上の人間)にしか分からない情報。
下(都市部)の人たちは、原や中央砕石と出灰の中間辺りで道路際に車を止めて見ている。
かつての私もそうだった。
だが、その辺りは、実は思ったほど飛んでいないばかりか、道を行く車のライトで蛍の光はあまり見られない。
風情がなさ過ぎる。
樫田では、元菖蒲園の大型バス専用駐車場の川沿いから中畑に行く農道が一番大量に発生する。
漆黒の闇に無数の蛍が舞う。←マムシに注意
そこから囲炉裏茶屋とは眼と鼻の先で、はぐれ蛍が囲炉裏茶屋の敷地までよく飛んでくる。
囲炉裏茶屋の杉木立の中や、私の室内に勝手に飛び込んでくる蛍で楽しめるので、幸せだ。
昨年は、7月末でも飛んでいた。
他に大量に飛んでいるところといえば、二料から亀岡へ抜ける細い道の突き当たり、九十九折(つづらおれ)交差点横の河原と田んぼ。
ここは、地面に大量にとまっている(同じ場所に30匹ぐらい)。
まるで、ルミナリエ。
ただ、闇夜の風情は楽しめない。交通量が多い。
高槻では、原集落(バス停:原立石)の川沿いや西河原、旧かじか荘あたりも蛍は多いが、やはり、元菖蒲園の大型バス専用駐車場の川沿いから中畑にいく農道が最高だと思う。
ここへ引っ越してくる前の年は、この駐車場で車の中から見ていた(寒い)。
私の車以外なし(田舎過ぎて誰も知らない)。
さて、昨年、私と相前後して囲炉裏茶屋にやってきた人物がいる。
卓ちゃんといって、整体師。真上で開院している。
変わった人物で、アメリカインディアンとの交流がある。
彼女は、囲炉裏のコンテナ様に一目ぼれして、時々泊まりにやってくるようになった。
私が狙っていたのに、先を越されてしまった。
インテリアにも凝り、なかなか素敵な空間を彼女は作った。
その彼女が、今夜は若い仲間を十数名引き連れてやって来た。
蛍狩りである。
残念ながら異常気象のせいで今夜は少ししか飛んでいなかったが、すき焼きと囲炉裏弁当を楽しんでいた。
久しぶりの再会、「ノアの箱家」の話にちょっぴり沸いた。