迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

基礎屋もびっくり「箱家」の基礎

2010-06-03 06:11:51 | 「ノアの箱家」工事進捗状況

NOAに「基礎の厚みを50cmにして下さい。」

と言ったので、ほんとにものすごい。

家に入る時には、よっこらしょっと30cmの段差を上がることになる。

で、その30cmの段差は、肉体的な影響だけでなく、視覚的影響はどういうことになるか?

実は、「う~ん」というところ。今一なのである。

そこで、基礎堀りのときの土を現場に残しておいてもらうことにした。

残土処理・・・どうして使えるものをわざわざお金を払ってまで捨てにゃならん?

金銭節約のためだけではない、この土は、今後重要な役目をはたしてくれることになる。

残土を中庭を含む基礎周囲に盛り土し、これで30cmの段差をなくしてしまう。

スロープ状にし、そこにクローバーなどの植物を植えれば・・・素敵!!

けれども、我が土地の残土だけではまだまだ不足。

兄ちゃんに言ったら、

「残土なんて、捨てる場所なくて困ってる奴いっぱいおるから、あんたとこに捨てさせたるわ。

大丈夫、ええ残土捨てさせるようにしたるからな。」

兄ちゃんとこに頼んだ残土は、東側の庭に置く。

なぜなら、あそこには瓦礫が一杯埋められていて、あのままでは畑にも出来ない状態なのだから。

 

ネット上での工事監理

アトリエ・ノアは沖縄の設計事務所である。

工事監理に大阪までやって来るにも限界がある。

基礎配筋検査をネット上で行ってくれるようNOAにお願いした。

で、私も出来るだけ協力し、写真をとりまくることにした。

昨日は帰宅が遅く暗くなっていたので、手ブレが多い。

今朝、もう一度撮り直さなければ。

 

                      

  定点写真(北東擁壁から)   中庭雨水排水管      (南から)        (南から:2段重ね①)

            

  (南から:2段重ね②)  (継ぎ目①)      (継ぎ目②)

 

              

   (風呂用排水管)    (中庭排水管の外側と電気温水器給排水管)

 

            

     南西           中庭(北東)        中庭(南東)

基礎の下には、竹の地下茎防御壁(50cm)

基礎の深堀り部分は20cm、地上に出ている部分は30cmなので、合計50cmのコンクリート。

さらにその下に50cmの竹の地下茎防御壁があるから、中庭周辺部分は、1mのコンクリートが取り囲むことになる。

中庭の基礎の「よっこらしょ」部分30cm分を土で埋めてしまい、そこへ7~8年後竹を植える予定だが、これで、竹の地下茎の外部への進出は防止できることになる。(孟宗竹の地下茎は約1mまで張る。真竹はそれより若干浅い)

「ノアの箱家」は、“竹”のために設計された家だから、これは当然のしくみである。