NOAに「基礎の厚みを50cmにして下さい。」
と言ったので、ほんとにものすごい。
家に入る時には、よっこらしょっと30cmの段差を上がることになる。
で、その30cmの段差は、肉体的な影響だけでなく、視覚的影響はどういうことになるか?
実は、「う~ん」というところ。今一なのである。
そこで、基礎堀りのときの土を現場に残しておいてもらうことにした。
残土処理・・・どうして使えるものをわざわざお金を払ってまで捨てにゃならん?
金銭節約のためだけではない、この土は、今後重要な役目をはたしてくれることになる。
残土を中庭を含む基礎周囲に盛り土し、これで30cmの段差をなくしてしまう。
スロープ状にし、そこにクローバーなどの植物を植えれば・・・素敵!!
けれども、我が土地の残土だけではまだまだ不足。
兄ちゃんに言ったら、
「残土なんて、捨てる場所なくて困ってる奴いっぱいおるから、あんたとこに捨てさせたるわ。
大丈夫、ええ残土捨てさせるようにしたるからな。」
兄ちゃんとこに頼んだ残土は、東側の庭に置く。
なぜなら、あそこには瓦礫が一杯埋められていて、あのままでは畑にも出来ない状態なのだから。
ネット上での工事監理
アトリエ・ノアは沖縄の設計事務所である。
工事監理に大阪までやって来るにも限界がある。
基礎配筋検査をネット上で行ってくれるようNOAにお願いした。
で、私も出来るだけ協力し、写真をとりまくることにした。
昨日は帰宅が遅く暗くなっていたので、手ブレが多い。
今朝、もう一度撮り直さなければ。
定点写真(北東擁壁から) 中庭雨水排水管 (南から) (南から:2段重ね①)
(南から:2段重ね②) (継ぎ目①) (継ぎ目②)
(風呂用排水管) (中庭排水管の外側と電気温水器給排水管)
南西 中庭(北東) 中庭(南東)
基礎の下には、竹の地下茎防御壁(50cm)
基礎の深堀り部分は20cm、地上に出ている部分は30cmなので、合計50cmのコンクリート。
さらにその下に50cmの竹の地下茎防御壁があるから、中庭周辺部分は、1mのコンクリートが取り囲むことになる。
中庭の基礎の「よっこらしょ」部分30cm分を土で埋めてしまい、そこへ7~8年後竹を植える予定だが、これで、竹の地下茎の外部への進出は防止できることになる。(孟宗竹の地下茎は約1mまで張る。真竹はそれより若干浅い)
「ノアの箱家」は、“竹”のために設計された家だから、これは当然のしくみである。