人生の教科書 家づくり (ちくま文庫) | |
藤原 和博 | |
筑摩書房 |
私は親の建てた家に、30年以上も住んできました。
昭和58年から59年にかけての豪雪で、屋根瓦が凍て仏間にまで雨が伝い散々な事に…結果、平成6年に大屋根の葺き替え工事(最悪)
平成10年、下水道の供用開始。自家用車が増え、路上駐車はダメ…結果、合併浄化槽の撤去、トイレの洋式化、車が2~3台敷地内で駐車できるように庭をつぶして…ついでに建具のやり替えなどなど…
平成16年、娘が第1子を出産、実家の風呂が汚い…結果、思い切って風呂、台所をリフォーム。ついでにリビングを無垢のフローリングに…
なんと、計画性のない家づくりであろうか…
まさに「家づくり」は人生そのもの。私の家づくりはまったくその場しのぎ、計画性はゼロ…
定年退職前に気が付いても遅いとは思いますが、家づくりは人生の教科書、そのとおりだと思います。
この本は、建築家や住宅メーカーの社長が書いた本ではなく、施主が書いた本ですから、これらから家を建てようと考えている人、「家づくり」を追求したい人なら、ぜひとも読んでほしい1冊です。
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