今年6月に卵から孵った鈴虫も数回の脱皮を繰り返し徐々に成虫になりつつある。
早く孵ったものは雌雄がはっきりと区別がつきそろそろ鳴き出すのではと聞き耳をたててみた。
鳴くのは雄で羽を擦り音を出す夏の夜長に鳴く鈴虫の声は清涼感に溢れている。
我が家は室内で飼育しているので昼間でも薄暗いところに置いておけば鳴き涼しさを醸している。
例年同様に飼育しているが今年は何故か孵化した幼虫の数が極端に少なく数十匹程度しか確認出来ず貴重なものになっている。
故に今年は楽しみに待って居る知人達に残念ながら配れない状況になって仕舞った。
例年なら数百匹以上喧しい程の鳴き声は夜間ご近所の喧騒の種にならなければと毎年妻に言われて来たが今年は大丈夫の様だ。
今日は8月の満月! 月を仰ぎ見ながら鈴虫の鳴くのを暫し待ったが今夜は空振りに終わった。
暦の上では7日が立秋である。 秋の虫鈴虫の鳴き声に聞き入る人も現在は少なくなっている。