goo blog サービス終了のお知らせ 

定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

村上虹郎の冷め方

2020年09月23日 21時18分00秒 | 日記
2世俳優では、仲野太賀なんか好きだが、村上虹郎は太賀より年少のまだ23歳。

村上虹郎を初めて見たのは、6年前の『二つ目の窓』、実父とも共演した作品。一貫して虚無感を抱えるユースを演じている。冷めてはいるが、やはり情熱は秘めている少年から青年への通過点、その微妙な感情を上手く出して来る印象。

最新作『ソワレ』のダブル主演 芋生 悠は同年。イモウハルカもナチュラルな冷め方をしている。
ストーリーは和歌山が舞台。紀州・道成寺に伝わる安珍・清姫伝説をトレースした部分もある。
東京で役者を目指す生活に疲弊した自信喪失男子と、父からの暴力のトラウマを抱える地元の女子の逃避行。
ラストがいいですよー。

それにしても、23〜24歳の役者たち。小松菜奈はもはや別格の感があるが、玉城ティナ、そして池田エライザは映画監督の道を歩み出した早熟ぶり。
どの人からも目が離せない、遠くからジジイ目線で見守りますよ。

マチネは昼公演。本作のタイトルの
ソワレは夜公演。
ソワレアワー割がある映画館にて、シニア料金より更に安く観てきました。