定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

成田凌のブキミ

2020年09月11日 20時25分00秒 | 日記
メンズ・ノンノのモデル出身の爽やかさとは対極キャラの俳優である。
大倉忠義演じる大学時代のサークル先輩を一途に愛する男。ただし企みがある曲者であるから、純なボーイズラブストーリーとはならない。役柄の大倉は、優柔不断モテ男であり、やさしさ全てが裏目に出るのだった。
ビシッときめたビジネススーツの足元・ボテッとした白いスニーカーは何なの?

そして成田凌、『愛がなんだ』では、岸井ゆきのちゃんの身も心も弄ぶだけで、自分は年上の人(いま話題の江口のりこ)に寄り掛かっている卑怯者。『スマホを落としただけなのに』においては、ハンニバル級のIT精通異常者を演じている。今作の役も怪しさ満点で。
もはや20代半ばで路線を確立した役者と言えるかな。

公開初日、1人おきのディスタンスながら女性客で満席。男子は2人だけ。
しかもその男性は僕の隣のシート。
居心地悪さも満点。
この作品を観て、同性を愛す人の心を尊重するにやぶさかではないが、
僕は根っから異性志向であると認識しました。今更サラだがね。