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定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

岩波ホール 神保町

2020年01月05日 22時10分00秒 | 日記
このホールに来るのは2年に1度くらい。

リンドグレーンの半生記を観ようと、先月から足を運ぶこと3度目にして、やっとホール内に入ることができた。諸事情あったため。
リンドグレーン、
作品が100の言語に翻訳された児童文学者であるばかりでなく、スウェーデン国民の精神的支柱であった。
長くつ下のピッピのような、お転婆な青春時代を過ごしたかと思いきや...。

キリスト教の教理に縛られた社会と家庭の中で、もがきれずにいた前半生が描かれて、自ずと重い作品であった。
正月休み最終日の寂寥感と相まって、悲しい気分が増長されました。

アストリッド・リンドグレーン 1907年生まれ、僕の祖母と同年である。僕の子ども時代リアルタイムで創作活動をしていたのだなあ。

岩波ホール、厳選された作品を1本ずつしか上映しないオトナの映画館である。