定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

釘を刺してから

2018年12月31日 10時06分56秒 | 日記

自身のドキュメンタリーの冒頭インタビューで、
「過去のことは根掘り葉掘り聞くな。退屈だから」と語る。とりわけ、パンクロックのコスチュームばかりか文化さえも産み出した、セックス・ピストルズのことは語りたがらない。
このことはドキュメンタリーの後半で謎が解ける。

毀誉褒貶をへて無一文になることも経験しながら、労働者階級の出からデイムの爵位を得るまでに昇るが。
その姿勢は一貫し、社会がそれに寄り添わなかっただけ。我が国なら、草間彌生の半生と重なるものがある。
年齢など念頭になく、前しか見えない傑物のドキュメンタリー。
新宿バルト9にて鑑賞。新宿の映画館で頻繁に遭う人↓

本年の劇場鑑賞は183本。2日に1本観ていたことになる。
ことしもお世話になりました。