定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

韓国作品の転調ぶり

2018年12月27日 23時22分01秒 | 日記

長い休暇の初日は、ポレポレ東中野に居るのが僕の通例であるが、今回はタイミングの関係により、シネマート新宿で平成30年180本目の映画館鑑賞。

『いつか家族に』、原題は調べていないが是枝監督『そして父になる』とカブる。結論的には、主人公がそして父になった物語だ。

朝鮮戦争の後、混乱する1953年 町一番の美人に求婚するところがプロローグ。11年後の1964年 家族が5人になった時、トラジディが始まる。
観なければ何のこっちゃだが、作品のキーワードは、肉饅頭と売血。

中盤まで、貧しくても逞しくのコメディ要素が溢れていたが急遽 、劇伴奏が変わり。
悲惨なシーンがこれでもかの連続。

韓国民に好まれるドラマツルギーなのか、終盤の
BGMの悲壮感が観る人の気持ちを完膚なきまでに打ちのめしてからのラストシーンへと運ばれる。
これは本年日本公開の『タクシー運転手 約束は海を越えて』も同様の手法でした。

鑑賞後、小中高の同級生が営む、中野新橋の旅バルに行き、いつもは会わないメンバーで同窓会。
友情は時を越えて。