日比谷方面から銀座4丁目交差点に向かい、opposite sideに田崎の大広告が見えたら、左の小道に曲がります。
ランバンのイマドキガールの向かい側は年に1度、
何故か暮れに見たい作品がかかるシネスイッチ銀座。
70年を経て、今なお戦争の傷跡がフラッシュするアルゼンチンに住む年老いた仕立て職人。
老人ホームに入所する前に、最後に仕立てたスーツを携えて、マドリード→パリ→ドイツ経由で生まれた土地ポーランドに向かう。
偏屈だが愛嬌があるユダヤ人である88歳の仕立て屋、スーツをどうしてもポーランド在の命の恩人に渡したいのだ。
このロードムービーのハラハラドキドキは、いかにも重い。
年末に記憶すべき作品に巡り遭った。
銀座から Happy Merry Christmas!