定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

夢二 愛のとばしり(2015年)

2016年08月01日 18時10分58秒 | 日記

主演の駿河太郎、有名人の誰の息子だったか? と思っていたら、冒頭の顔アップで、父親の顔と重なった。 この作品の竹久夢二は、大衆画家から脱皮し、芸術家との評価を得るための苦悩、自分を人気画家に押し上げてくれた、妻の呪縛から逃れたいジレンマン(ジレンマの男)として、描かれている。 まとめると、本能に沿ってのみ生きてるだけの、ダメ男くんです。 タイトルに”愛の...”を冠する邦画の系譜としては、「愛のコリーダ」「愛の新世界」「愛のむきだし」すべては過激に走るコンテンツである。 しかし、 この作品は、夢二役のキャラクターが成せる技か、終始まったりと流れていく。従って最後半の四分の一は短縮できる。 唯一「とばしり」という日本語を覚えられた。それほどでも〜のR15+指定。