
シン・ゴジラは3分の1くらい眠ってしまった。成長途中の幼虫の親玉のようなゴジラが、街を這い歩き始めたとき、荒唐無稽なジャンルはダメだと、認識した次第。
翌日は、テアトル系で順次上映中のキリスト教3部作の2作目を鑑賞。
家庭を顧みないモーレツ型サラリーマンは、バブル前の我が国だけの話しかと思っていたが、現代アメリカにも存在していた。中流黒人家庭が抱える家庭問題が信仰を通して、解決の道に向かうストーリー。
受容、救済、赦し を実践した時、人間は解放されるのか、がテーマである。宗教をベースにした作品だが、夫婦の一人娘が熱中しているダブルダッチ(集団縄跳び)がタテ軸になり、エンターテイメント性も 十分楽しめるアメリカ映画である。