蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

レマン湖の岸辺

2007-02-26 22:46:02 | ロケ地
先週の沖縄旅行でソロ写真集「小川麻琴」の撮影地である
残波ビーチ金武社交街を訪ねた。
「小川麻琴」のロケ地としては、写真集の発売直後に補完マン氏、
試し(当時)氏と富士急に行き、写真集の撮影場所を見て回った。
特にソリ遊びをしているシーンを撮影した「ハム太郎ゲレンデ」は、
間もなく閉鎖されるという際どいタイミングだった。
また、河口湖周辺では印象的なラストページを撮影した田んぼを
発見し、後ろに停まっているユンボの位置まで一緒という完璧な
再現カットを撮影して遊んだりした。

その後、北区さんと同じく撮影地である市原ぞうの国を訪れ、
意外な混雑振りに驚いたこともあった。
(ぞうの国はその後ハロモニ。でもロケに使用した動物園)

そして今回の沖縄。
「小川麻琴」に関してはかなりの撮影地を実際に見たことになる。


ところが小川麻琴最新写真集「夏ノ詩」の撮影地は、まだどこも
見ていない。

なぜか?

どこで撮影したか分らないからである。

世の中には、裏ルートなどから撮影地を知ることができる人も
いるのかもしれないが、俺はただの一般ヲタなので、写真や
DVDの画をみて「どこだろう?」と推察するしかない。
「夏ノ詩」には、撮影地を特定できるような何の情報も写って
いないのだ。
Googleで航空写真を見ながら似てるような場所を探したり、
関東でプールのあるホテルをリストアップしたりしたのだが、
正直、お手上げという状態であった。

そんな中、一冊の書籍がワニブックスから発売された。
未公開写真を収録した「BEST SHORT Vlo16」である。
早速購入して内容をチェックした。
写真は別カットが数点収録されているだけだったが、付録の
DVDは写真集付録のものには納められていない麻琴の
可愛い表情が満載で、素晴らしいものであった。




そんな中、1瞬の映像に決定的な情報があった。


これだ。
看板に「レマン」と読める。初めて明らかになった固有名詞だ。
2日後、この情報を元に撮影場所のプールへと向かった。

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東京から京葉道路をひたすら進み、千葉東金道路に
入って大宮ICで降りる。そこからさらに、千葉外房有料
道路へと入る。この道路は片側1車線の区間が多く、
ちょっとした国道程度だが、料金所が2箇所もあって
その都度310円の通行料を取られる。僅か10数キロ
で620円だ。アクアラインより割高に感じる。


有料道路を板倉ICで出る。何もない房総の山の中だ。
道が狭くなる。車がすれ違うのがやっとなくらいの
狭く急な坂道が続く。



突然、山の中に巨大なビルが出現する。
ここが今日の目的地、「生命の森リゾート」である。

到着してみると、とんでもない混雑であった。駐車場の
空きを見つけるのに苦労した。中高年の夫婦が大勢いて
ちょっと異様な雰囲気だが、彼らはどうやら梅を見に
来ているようであった。この季節の房総は梅のシーズン
なのだ。そんな人ゴミのなか、目指す「レマン湖」があった。



「ラク・レマンプール」が正式な名前だ。
スイスにあるレマン湖をかたどった全長130mの大型屋外
プールだそうである。早速プールへ向かう。


おお、間違いなくあのプールだ。
しかし水は張られていない。


水が無いどころか、柵で塞がれて敷地内に入れない。
柵は簡単に乗り越えられそうだが、間違いなく不法侵入
になるし、監視カメラがあると警告が出ている。
外から撮影するだけにしておくべきだろう。


メイキングDVDで、

∬∬´▽`)<あめやんだよぉ
        あめやんだから、外で撮れるんだってぇ~

と、あほ口調で言っていた芝生はこちら。


芝の色違いすぎ(笑)


反対側から撮影。
右側の小屋が脱衣場である。
まこもこの小屋で着替えたのか?などと想像するとドキドキ☆










俺のような人間は、こんな写真を撮りながら、
あぁぁ・・本当にここに麻琴がいたんだぁ・・・と
感動してしまうのである。
ダメ人間にしか分らない心境であろう。


ところで、プールの後ろに写っている日本家屋は、
「翠州亭」と書いて「すいすてい」と読む。
その名が示す通り、旧スイス大使館を移築したもの。
中は和食レストランになっている。
入って見たかったが、この日は予約客で一杯だった。

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