蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

Hello!Project 2008 Summer ワンダフルハーツ公演

2008-08-05 01:21:00 | Weblog
真夏の代々木第一体育館にやってきた。今日は
Hello!Project 2008 Summer ワンダフルハーツ公演
~避暑地でデートいたしまSHOW~

というコンサートがあるのだ。
去年のワンダコンは会場がSSAだったので、代々木での公演は
2年ぶり。つまり、あのこんこん、まことの卒業公演以来なのだ。
俺にとってももちろん、あの時以来の代々木である。
あの2人が戻ってこない状況では代々木には足を運びにくいという
気持ちもあったのだが2人とも戻ってきた今となっては遠慮なく
「懐かしの会場」を訪れることができる。

原宿駅から歩いて歩道橋を渡ると

凄い光景

昨日土曜日の公演は空席が多かったという話を聞いたが、
今日の会場前は人が大勢いる。

ただし会場周辺を歩いてみてもあまり知り合いに会わない。
もうみんな来なくなってきているのだろうか?
たしかに以前に比べてオッサンファンは少なくなっているように見える。
変わって、なんか若いファンが多い。女性も再び増えている気がする。

メトロさんから、昼間の公演に麻琴が来ていたという話を聞いた。
軽く凹む。
どうも麻琴は俺がいない公演を狙って見に来ているのではないか?


暑いのでさっさと入場する。
チケットの番号をみてスタンド席だと思って入場したのだが、
良く見るとアリーナの番号だった。久しぶりだと勝手が分からない。
ステージはメインステージと、そこから延びる花道。中央に
サブステという構成。2年前の”田”の字型のセットに比べて
だいぶ小さい。スタンドからだとメンバーが結構遠いだろう。
アリーナ席、スタンド席とも使用されているのは2/3程度だ。
満席でも7000人くらいのキャパだろう。

自分の席に行ってみると、一番後ろの一番右側というブロックだ。
ここはサブステージもメインステージも遠い。メインステージは
双眼鏡を使わないと見えない。こういう視点でのコンサートは
非常に久しぶり。ステージまでの遠さという面では2002年
頃のハロプロ全盛期の雰囲気が味わえるだろう。

18:00、定刻より若干遅れてコンサートが始まった。
最終公演であるが、俺にとっては初見である。
以降、セットリストに沿って感想などを書いてみよう。

1.夏 LOVE ロマンス /全員
2.真夏の光線 /全員

まずはエッグが登場して踊りだし、続いてベリキュー、モーニング娘。の
順にステージに飛び出してくる。
遠い!
ステージが遠くて双眼鏡で一生懸命メンバーを追いかける。
まのえりがモニターにアップで抜かれるが何処にいるのか確認できず。

千奈美は相変わらずポニテだ。
渦中の栞菜は最近多いデコ出しではなく髪を下ろしていて可愛い。
栞菜、ちっさー、なかさきなど小さいメンバーは何処にいるのか見つけにくい。

オープニングの2曲の後全員がステージから消え、司会のまこと登場。
そしていきなり稲葉さんが登場。今回の公演はいつもの矢口さんではなく
稲葉さんが司会なのだ。へーそうなんだと勉強不足の俺。
正確には司会はまことで、稲葉は「ナビゲーター」なのだそうだが
何が違うのかは最後まで分からなかった。

3.江戸の手毬歌Ⅱ /℃-ute
4.涙の色 /℃-ute

トップバッターは℃-ute。
手毬歌の衣装はみんな布の量が多いのだが、なぜか愛理だけ
短パンの生脚が丸見えでセクシーである。
手毬歌はコブシをまわした歌い方がカッコイイ。
こういう曲はベリだとちょっとキツイだろうね。
涙の色は手毬歌の衣装でみるとまた違ったイメージ。
特にロングドレスで踊る舞美は抱かれたくなるほどカッコイイ。

5.パパンケーキ /月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)
6.アナタボシ /MilkyWay

おなじみのきらりちゃんであるが、パパンケーキはどうにも
好きにならないな。ていうか、きらり名義のシングルは
ハッピー、チャンス、パパンケーキと似たようなの続きすぎ。
なんとなくハロコンにきらり目当てにくる子供たちが減ってる
ように見えた。
アナタボシは客席も一緒に踊ったりタンバリン振ったりして
そこそこの盛り上がりだった。ていうかみんな当たり前のように
タンバリンを持ってる
のが凄い。

7.行け 行け モンキーダンス /Berryz工房

ライブでモンキーダンスを見るのは初めてだ。
もちろん猿の衣装ではなく普通の歌衣装で出てくる。
この曲、PVを見ていると「なんでこんなことしてるの?」って
いう曲なのであるが、ライブでやるともう盛り上がりが凄い。
なんていうか、モーニング娘。の「踊れモーニングカレー」を
もっと先鋭化したような雰囲気だ。
ヲタも必死で「サラリーモンキー!!」などと合の手入れるし
上向けと言われればみんな上向くし、手を伸ばせと言われれば
それに従うし、みんなでバンザーイ!と叫ぶ。
モニターを見ていると”「えびばでぃ右!!向かない」という
フェイントで桃子ひっかかり「え?」という表情をする”など
という細かい芝居が繰り広げられており、顔芸なども含めて
よく練られた振付だなと感心する。

こういうお祭りソングができるのはBerryz工房が成熟した証拠。
℃-uteがカッコイイ曲や可愛い曲を歌っていることに嫉妬する
Berryz工房ファンもいるようだが、Berryz工房はもうそんな
段階は卒業
したのだ。Berryz工房がカッコイイ、可愛いのは
もう十分すぎるほど浸透したのだから、これからはいろんな
「遊び」を入れていくべきだ。

8.ジンギスカン /Berryz工房

これもお祭り系だがモンキーダンスを見た後だとなんとなく
手ぬるい感じもしてしまうジンギスカン。
いっそ雰囲気を変えて噴水広場を歌うとか、昔のアルバム
曲を引っ張り出すとかしてほしかった。
ていうかこの公演自体が最近のシングル曲ばかり歌うという
(実にくだらない)コンセプトなのだから仕方がないのか。

9.リゾナント ブルー /モーニング娘。
10.みかん /モーニング娘。

この流れでモーニング娘。を見ると、「まだリゾナントか」と
思わずにはいられない。今年に入ってシングルはまだ1枚。
もし今年シングルが2枚しか出ないとすると2001年以来の
少なさとなる。
さすが娘。は歌もダンスも上手いが、メインステージで
留まっているので良く見えないのだった。
周りにいる人はTシャツを見る限りベリキューファンが
多いようだが、それでもみかんなどの振りコピは完璧。
つまり娘。コンにも出入りするDDさんなのだがメイン
はベリキュー
という人が増えているのだろう。

11.恋ING /高橋・北原・森・福田・能登・吉川・前田・澤田・仙石

エッグは後ろで踊ってるだけでほとんど高橋のソロである。
高橋が歌上手いのは分かったがHigh-Kingもあるのに
わざわざソロ曲まで用意する必要はあるのだろうか?

12.初めて唇を重ねた夜 /鈴木・リンリン・小川紗季

ちょっと変わった組み合わせ。
次世代のエースこと小川紗季がメインかと思いきや
なんとリンリンが結構いいパート貰ってる。
ジュンジュン、リンリンは普段の娘。コンではろくに
歌わせてもらえない
という酷い扱いなので、初めてちゃん
と歌声を聴いたというファンもいるのではないか?
ジュンジュンリンリンはいつまで娘。にいてくれるのか?
いずれ元いた事務所に返さないといけないんだよね?

13.チュッ!夏パ~ティ /道重・菅谷

最近多いこの2人の組み合わせ。
なんか汗びっしょりで辛そう。
終わった後稲葉さんが「可愛かったですねー」などと
登場するがそうは思えないのは2人がもっと可愛かった頃
を知っているからだろう。
それにしても稲葉さんの司会はイマイチだ。
大阪のオバちゃんオーラがどうしても出てしまう。
いろんな部分が過剰なのである。
それゆえ、稲葉の話のあとまこと氏にスイッチするとまこと氏が
なんとも小さいつまらない男に見えてしまう。これは良くない。
矢口さんはいくらまこと氏が頼りなかろうが女房役として
絶えず支えようとする。自分が追い越していくことはない。
そういう意味では非常に上手かった。
なぜ司会が矢口さんじゃ無いのだろう?バラエティ番組で
麻琴の面倒をみるのに忙しい
のだろうか?

14.C\C (シンデレラ\コンプレックス) /High-King
15.記憶の迷路 /High-King

C\C の途中でだれかのマイクが壊れたらしく歌が聞こえない
というハプニングがあった。途中から復旧したようだが。
こういう激しいダンスを踊りながらもきっちり歌う愛ちゃんは
凄いな。まあ愛ちゃんは今日のメンバーの中では別格というか
年齢的にも実力的にも飛びぬけた存在ではある。

MC (High-King)

ここでHigh-Kingの大喜利風MCがある。
まこと氏の設問にメンバーが即興で答えていくという企画で
あるが、メンバーが多少面白いことを言ったくらいでは
まこと氏は拾ったりつっこんだりしてくれない。そのため
低調なコーナーとなる。稲葉さんに任せれば良かったのに。

16.マノピアノ /真野恵里菜

先日の麻琴復活ステージでも見たマノピアノ。
あの時はじっくり見る時間がなかったのだが、会場の
大型スクリーンでみると凄く可愛いのだ。
このままテレビにだしても全然問題ないよ。
歌はいたって普通。あのCDはなんだったんだ?

17.常夏娘 /新垣・亀井・光井

このメンバーでこの曲を歌う必要があるのか?
要するに娘。メンの中で高橋と田中はソロ曲を与える。
久住はきらり。道重はとりあえず別枠。
ジュンジュンとリンリンはこれが最後なので優遇し、
余ったメンバーで1曲、ということではないか?

でも上にも書いたけど高橋田中はHigh-Kingがあるんだから
無理に1曲ずつあげなくてもいいと思う。
新垣・亀井・光井に田中高橋をプラスして「シャニムニ
パラダイス」を歌えば良かったのだ。夏休みなんだから。

18.トロピカ~ル恋して~る /ジュンジュン・岡井・有原・萩原・熊井・須藤

冒頭の台詞がいきなりジュンジュン。あまりキャラに
合ってないような気がするが・・・
ジュンジュンと熊井ちゃんが並んで歌うことが多いが
見た目は結構似てるかもしれない。黒髪ストレートだし。
やっぱり熊井ちゃんと並ぶとジュンジュンも小さいね。
間奏の台詞
「うれしいよ・・・うれしいけど・・・
 ちがう・・・嫌いとかそんなんじゃなくって・・・」

の部分は萩原マイマイが担当したのであるが、
台詞の言い回しが火曜サスペンス!って感じでワラタ。

19.香水 /田中・梅田・清水・徳永・中島

これが田中のソロ曲。
だから上述の通り田中はHigh-Kingで2曲もやるんだから
ソロなんてやらずにまとめてしまえばいい。
この枠はベリキューメンで何か歌うべきだろう。
それからできれば梅さんのテンション上げ子がみたい。
夏こそ「ドドンガドン!」じゃないのか?
モーニング娘。をダンサーに従えて梅田えりかがソロで
歌うという痛快な場面を見たいのだ。

20.ガチンコでいこう! /Buono!
21.KISS! KISS! KISS! /Buono!

Buono!が新曲を披露したが、どうもBuono!も曲を重ねる
ごとにつまらなくなっていく気がする。でも新曲の衣装
は可愛いと思った。とくに桃子。

22.笑顔YESヌード /モーニング娘。

サブステージで歌っている間、小春が隣で踊ってる愛佳の
方を横目で何度か睨み付けるような目線だった。
愛佳はしばらく普通に踊ってたが移動する際に小春を見て
「フン!」と鼻で笑ったような表情をする。
まあ気のせいだろうけど、この2人は結構喧嘩してそうだね。
有り得ない話じゃないと思う。

23.まっさらブルージーンズ /℃-ute・Berryz工房
24.スッペシャル ジェネレ~ション /Berryz工房・℃-ute
25.ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。 /全員

「またか!」と不満が多いらしいラストの3曲。
たしかに聞き飽きた。
どうせなら合同コンと同じ「JUMP」→「友情純情」の
組み合わせでよかったと思う。

26.雨の降らない星では愛せないだろう /全員

まこと&稲葉の長いMCのあと、全員そろって合唱となる。
合唱なんていうと、昔のハロコンで童謡を歌ってたのを
思い出してしまう。あのときは歌の最中でもメンバーの
名前を叫ぶヲタが沢山いて幻滅したもんだ。

でもさすがにあれから5年。ヲタも大人になったのか
歌ってる最中は本当に静かに聴いてる。
まあ隣とおしゃべりしてる声も聞こえたけどさ。
曲自体はすごいストレートなメッセージソングで、
これを20代の安倍さんとか松浦さんが歌ったら
ウゼー!と思うんだろうがワンダのメンバーが
歌うと心に浸みてくるから不思議。地球のために
頑張ろうという気持ちになってくる。
最後はジュンジュン、リンリンが中国語で締める。
美しかった。今回の公演ではこの2人が頑張った。
なんか活躍するとお別れが近い気がしてしまう性なので
ちょっとさびしくなった。

これで終了。終わってみればまだ20時だ。
正味110分。去年に比べるとかなり短いが、去年が
長すぎだった
ということでもあるからこんなもんだろう。

初見だったが結構楽しめた。
もう一度最初から見たい!というほどでもないけど。
これから各ユニットのコンサートを見るのが楽しみ。
それらが麻琴イベと重ならないように祈るばかり。